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KNOWLEDGE 窓を“天然のストーブ”に
変える3つの裏ワザ

明るくて日当たりのいい家ってやっぱりいいですよね。とくに寒い冬は、ぽかぽかした暖かい日差しをたっぷり採り入れたいものですが、そのときカギを握るのが「窓」。南面に取り付ける窓の選び方次第で採り込める熱の量も変わってきます。今回は、お日さまの熱を効果的に室内に採り込むための窓の選び方についてご紹介します。

冬は低い位置から日差しが差し込む

太陽の位置は季節や時間によって異なります。冬は低い位置から南面に日差しが入ってくるのが特徴です。晴れた日であれば、南側の窓から差し込む日差しの量は、なんと夏(8月)の約2倍。そのため、南面に大きな窓を設ければ、効果的に暖かいリビングが実現できます。

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窓の面積次第でストーブ3台分暖かさが違う

たとえば、約10㎡の窓の面積を約20㎡まで広くとれば、約3000W分の熱量を得ることが可能に。一般的な電気ストーブが1000W程度なので、これの3台分に相当します。※東京で1月に南側垂直窓における12時の平均全天日射量約600w/㎡。窓はサーモスⅡ・H複層ガラス引違い一般透明Low-Eクリア色の場合、日射熱取得率50%にて試算。

窓の面積次第でストーブ3台分暖かさが違う 窓の面積次第でストーブ3台分暖かさが違う

効果的に日差しを採り込む3つの裏ワザ

窓からの日差しを有効に活用できれば、エアコンの電気代も減って省エネ・節約にもつながります。窓を少し工夫するだけで太陽の熱をより採り込みやすくなりますので、南面の窓を選ぶ際にはぜひ参考にしてください。

背の高い窓を選ぶ

一般的な掃き出し窓の高さは2mですが、天井の高さ(2.4m)まで窓の背を高くすることで、より部屋の奥まで日差しを採り入れることが可能です。

背の高い窓を選ぶ 背の高い窓を選ぶ ※一般的な高さ2000mmの窓と比較

フレームの細い窓を選ぶ

同じ大きさの窓でも、フレームが細い窓を選ぶとガラス面積が大きくなり、より多くの日差しを採り込めます。

フレームの細い窓を選ぶ フレームの細い窓を選ぶ

日差しを採り込むタイプのガラスを選ぶ

最近の窓は、薄い金属膜でガラスをコーティングした「Low-Eガラス」が使用されているものが多いのですが、このLow-Eガラスは大きく分けて「日差しをカットするタイプ(グリーン)」と「日差しを採り込むタイプ(クリア)」があり、同じ断熱性能でも後者の方がしっかりと太陽の熱を取得することができます。

日差しを採り込むタイプのガラスを選ぶ 日差しを採り込むタイプのガラスを選ぶ

日差しをコントロールすることで、住まいはより快適になります。冬は日差しを採り入れて暖かくする一方、夏は窓からの日差しをカットして室内の温度上昇を抑えることが大切です。夏は、窓だけで考えるのではなく、外付けのシェードやブラインドを活用するようにしましょう。