INTERVIEWプロが語る、TWの魅力

INTERVIEW 02 窓は、豊かな暮らしを
かたちづくる、
大切な要素です

2018年注文住宅ブランド『Livearth(リヴアース)』を立ち上げ、翌2019年設計事務所『大橋利紀建築設計室』を創業し、代表取締役社長兼マスターアーキテクトに就任。「地域の風土を生かした普遍的デザインと、「心地よさ」を見える化する高性能を兼ね備えた家づくり」を理念とし、ウッドデザイン賞や日本エコハウス大賞などの数々の賞を受賞。

住まいの設計は、窓からはじまる。

― 住宅を設計される際に、特に重視されていることは何ですか?

大橋 家を建てるときは、そこに生涯住むことを想定される方がほとんどです。だからこそ、長く大切に、愛着を持って暮らしていただけることを大切にしています。そうした住まいを実現するために、私が大切にしているのが、
「窓」「壁」「空間」「素材」という4つの要素です。なかでも最初に考えるのは、「どこに窓を設けるか」ということ。外の景色をどう切り取り、光や風をどう採り入れるか。そのことが、住まい全体の設計の出発点になると考えています。

自然とつながることで、暮らしはもっと豊かになる。

― 外の景色や自然とのつながりが大切ということですね?

大橋 そうですね。自然の美しさは、人工的なデザインよりも、はるかに深みがあると感じています。外に広がる風景が落ち着きや開放感を与えてくれたり、外から差し込む光が、空間に陰影を生み出したり、家具の素材感を際立たせたり。そうした、性能などの数値に表れにくい情緒的な価値こそが、豊かな暮らしをつくるうえで欠かせないものではないでしょうか。その感覚があるからこそ、設計ではいつも、外の自然と住まいをどうつなげるかを大切にしています。
たとえば、北側に美しい風景があれば、そこにメインの窓を設けることもありますし、遠くまで視線が抜けないような立地であっても、窓の位置を工夫して、庭の木々や空を丁寧に切り取ることで、自然とのつながりをつくるように意識しています。

情緒と機能の両立をかなえる、TWという選択肢。

― 情緒的な価値を大切にされる中で、性能についてはどのように捉えていますか?

大橋 もちろん、家としての性能が高いことは、心地よく暮らすための前提だと考えています。空間の美しさや自然とのつながりを大切にしながらも、「断熱性能」などの基本的な性能は欠かせません。とくに、冬場の「日射熱の取得」や夏場の「日射遮蔽」といった要素は、敷地や暮らし方に応じて、バランスよく設計していくことが大切だと思っています。私たちが設計する住宅では、一年を通して快適に過ごせるように、高い断熱性能(断熱等級6相当)を基本としています。

― そのような考え方のもとで、窓にはTWを選ばれているんですね?

大橋 はい。私たちが設計する住宅では、窓はTW・トリプルガラスを標準仕様としています。以前からLIXILのアルミ樹脂複合の窓を使っていましたが、TWが発売されてからは、アルミ樹脂複合窓の課題面が抑えられ、長所がより活かされるようになったと感じています。具体的には、まず断熱性能が一段と向上したこと。性能面での安心感が増して、さらに総合力の高い窓になったと思います。また、耐久性や変形の少なさといった、アルミ樹脂複合ならではの良さは、TWでもしっかり感じられます。長く住み続けることを前提に考えたとき、この構造としての信頼性は、とても重要なポイントだと思います。そしてもうひとつ、大きな魅力だと感じているのが、デザインの美しさです。強度があるからこそ、フレームを細く設計することができ、窓まわりがすっきりと見える。空間全体の佇まいを整えるうえでも、視線の抜けを保つという意味でも、TWのスリムなフレームには非常に価値があると感じています。

大橋 窓のあり方ひとつで、暮らしの感じ方は大きく変わります。外とつながる気持ちよさ、空間の佇まい、時間の流れまでもが、窓から整っていく。そのなかで、性能・強度・デザインのバランスがとれたTWは、私たち設計者にとっても、住まい手の皆さまにとっても、信頼できる選択肢の一つだと思います。

大橋 利紀氏が設計した
「TWのある住まい」

建築家・大橋利紀氏が手がけたリノベーション事例。
北面の自然を暮らしの中にどう採り込むかを起点に、窓の配置を計画。
光の質や視線の抜けにも配慮しながら、TWが随所に採用されています。

ダイニング/キッチン

開口面積を大きく確保したTWの窓は、椅子に座ったときにちょうど庭先が見えるような高さに設けられている。
垂れ壁を設けることで、外とのつながりを意識しながらも、落ち着いた居心地のよさが漂う空間となっている。

和室

TWの装飾引違い窓HKを、床に座ったときに視線が自然に外へ向くような高さに配置。
視線の高さに応じて、庭の木々や裏山、空が切り取られ、異なる自然の表情が楽しめる。
障子を閉めれば、空間全体にやわらかな光が広がる。