窓や出入口、庭先といった開口部の上部空間に設けられる小さな屋根、庇(ひさし)は建物の構造に大きな影響は与えませんが、日々の生活に欠かせない大切な役割を担っています。 春夏秋冬、季節によって気候が変わる日本で快適に暮らすための欠かせないものの一つとなっています。
窓辺のひさしは、災害級ともいわれる近年の夏の暑さ対策として有効です。日差しをやわらげることで、室内温度の上昇を軽減。紫外線によるカーテンや家具の劣化防止にも効果が期待できます。


【算出条件】 ●計算プログラム 外皮性能計算:住宅・住戸の外皮性能の計算プログラム Ver.3.7.0 ●住宅プラン:パッシブ標準プラン 開放型(東京大学 前真之研究室 作成) ●建設地域:東京都23区 ●躯体断熱仕様:「断熱等級5・6・7に対応したこれからの家づくり」カタログに記載の地域区分6地域、断熱等級6仕様 ●開口部仕様:〈南面〉TW+複層ガラス(アルゴンガス入り)Low-Eクリア〈南面以外〉TW+複層ガラス(アルゴンガス入り)Low-Eグリーン(高遮熱仕様) ●日射遮蔽仕様:南面1階の16520サイズの窓(3窓)に出幅600mmのひさしを使用
開口部に設けられたひさしはエアコンの稼働効率アップにも貢献。ひさしがない場合と比較して年間約2,250円の光熱費の削減につながります。さらに、日差しを遮るシェードと組み合わせることで年間約2,870円削減へ。


【算出条件】 ●計算プログラム 外皮性能計算:住宅・住戸の外皮性能の計算プログラム Ver.3.7.0、一次エネルギー消費量計算:エネルギー消費性能計算プログラム Ver.3.7.0、光熱費計算:LIXIL省エネ住宅シミュレーション ●住宅プラン:パッシブ標準プラン 開放型(東京大学 前真之研究室 作成) ●建設地域:東京都23区 ●躯体断熱仕様:「断熱等級5・6・7に対応したこれからの家づくり」カタログに記載の地域区分6地域、断熱等級6仕様 ●開口部仕様:〈南面〉TW+複層ガラス(アルゴンガス入り)Low-Eクリア〈南面以外〉TW+複層ガラス(アルゴンガス入り)Low-Eグリーン(高遮熱仕様) ●日射遮蔽仕様:南面全ての窓(6窓)に推奨サイズのひさしを使用、スタイルシェード:南面全ての窓(6窓)に生地色ノーブルブラウンを取付け ●設備仕様 暖冷房設備:エアコン/エネルギー消費効率:(い)/小能力時高効率型コンプレッサー:評価しない、換気設備:壁付け式第三種換気設備、給湯設備:ガス潜熱回収型給湯機/エネルギー消費効率:86.6%、照明設備:全てLED ※2025年3月現在のシミュレーションに基づく試算のため、実際の数値とは異なる場合があります。
ひさしの効果を最大限に引き出すには、サッシの高さに合わせた出幅サイズのひさしを選ぶことが重要です。夏の強い日差しをやわらげ、冬のやわらかな日差しは室内へ。日差しをコントロールして快適な毎日を。
ひさし出幅(D)は、ひさし下端から窓の下端まで(H1+H2)の0.3倍が夏冬通して最も有効とされています。H1=100mmとすると右表のような寸法となります。