シャッターの開け閉めによって、ガレージはフレキシブルに用途が変化する空間となります。

趣味が凝縮されたカースペース 佐賀県鳥栖市 I 様邸

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プランニングのポイント

ガレージの開口部はシャッター、側面部は折り戸によって開閉ができます。全部閉めておくことも、すべてオープンにすることも可能です。どんな風に使うかによって空間を変えられます。例えば油絵を描くときは絵の具の匂いがこもらないよう側面を開けておく、寒い季節は締め切って読書など。夏場は、シャッターもパネルも全部開けると風が通り抜けます。PTAの役員をしていたこともありご近所の皆さんとは仲よしで、一緒にバーベキューをよくするそうです。そんなときは全部開け放って使うこともできます。天井の一部が素通しのポリカーボネート素材となっているので、採光性がよいところもお気に入り。「これはいいアイデアだと思いますね」と I 様はおっしゃっていました。DIY、スケッチ、筋トレからバーベキューまで、ガレージはシャッターの開け閉めによってフレキシブルに変化する空間に。

物件種別
戸建て
延床面積
50㎡
総工事費
535万円

このお店が施工しました

施工店
グランド工房久留米店
所在地
福岡県久留米市
設計者
山口詩織

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カースペースリフォームのポイント

カースペースのリフォームでどの部分をどんなふうに変えたいのか、リフォームの目的をはっきりさせておくことが重要です。まずは予算を抜きにして、家族全員で住まいのイメージを出し合い、希望や不満な点をピックアップして優先順位をつけましょう。
そのためにWEBサイトや雑誌やカタログから、どんなリフォーム例があるか、またはどんなカーポートやカースペースの工夫があるのかなど情報を集めます。またショールームへ行くのもおすすめ。実物を見てみたり、機能を体験することができ、相談にのってもらうこともできます。依頼する会社は、専門業者、近隣の工務店、住宅設備会社など。「一度声をかけると断れなくなるのでは」と不安になりがちですが、現場調査から概算の見積を取るまでは無料のお店がほとんど。気軽に相談してみましょう。
その後、事前に家に来てもらい、家の現状を把握してもらったうえで、伝えた要望をもとに、大まかなプランと見積を出してもらいます。プランの内容が、打合わせどおりになっているか、追加や無駄の部分はないか、十分に検討しましょう。不満があれば、この段階で修正してもらうことが大切。わからないことは遠慮せずに納得いくまで説明してもらいましょう。またカーポートや駐輪場は、ショールームで実際の素材や色などを確認したうえで決定するのがおすすめです。
工事が始まったら依頼先に任せきりにせず、できるだけ自分でも予定どおりに進んでいるか、指定した材料や機器が使われているかなどの確認を。引き渡しの際にはプラン・見積書どおりに仕上がっているか担当者立会いのもと確認し、不具合があれば代金を支払う前に直してもらいます。設備機器関係は、保証書や取扱説明書の有無を必ず確認しましょう。「長期使用製品安全点検・表示制度」対象機器は安全のための登録制度がありますので安心のために必ず登録を。引渡しの後、不具合な点が見つかったり、設備が故障してしまったら、すぐに依頼先の担当者に連絡を取りましょう。また故障はなくても定期的なメンテナンスは必要。日頃のお手入れで大切な住まいをずっと可愛がってください。