カーポート屋根の種類と選び方!積雪と風への備えも合わせて紹介!
自宅にカーポートを設置する理由は「雨や雪を防ぎたい」「直射日光を避けて車内温度の上昇を防ぎたい」など、さまざまでしょう。これらの希望を叶えるために欠かせないのがカーポートの屋根です。最近では、目的に合わせた数多くの屋根の種類があります。そこで今回は、屋根の種類や屋根材の選び方などについて解説していきます。
目次
1. カーポートの屋根の種類
ラウンドスタイル
ラウンドスタイルとは、曲線を帯びている屋根のことを指しています。そのため、見た目の柔らかさが演出されるのが特長的。デザインの特性上、雪なども落ちやすくなるタイプもあります。
フラットスタイル
フラットスタイルとは、直線的な形状となっている屋根のことを指しています。そのため、アール屋根よりもモダンでスタイリッシュな印象があります。
2. 屋根材の種類はどれがいい?屋根材ごとの特長を解説!
ポリカーボネート
近年、カーポートの屋根材として主流となってきたのがポリカーボネート板です。プラスチックの中でも衝撃に強く、温度変化による変形が少ないのも特長です。紫外線も大幅にカットし、車内温度の上昇を防ぐタイプもものもあります。
FRP板 DRタイプ
FRPとは「Fiber-Reinforced Plastics」の略称で、プラスチックにガラス繊維などの繊維を混ぜ合わせて、強度を向上させた複合素材のことです。特殊加工を施した熱線遮断タイプや、燃えにくいタイプのものもあります。
スチール折板
スチール折板は、耐荷重性や遮熱性に優れた屋根材です。雪の多い積雪地帯や風の被害に遭いやすい地域などに適しており、強くて丈夫なカーポートを探している人にはスチール折板に対応した機種がおすすめです。
アルミ形材
アルミ形材はカーポートの劣化を防いで長く保つための「サビに強い」という特長があります。他にも、耐久性・遮光性・遮熱性・デザイン性にも優れている素材です。
3. 雪に強い屋根のカーポートを紹介
耐積雪性能の目安・積雪に強いカーポート選びのポイント
以下のポイントに注目して選んでください。
- ・両支持タイプがよい(補助柱を付けられる場合あり)
- ・豪雪地用に積雪の耐久性が強いものを選ぶ
- (一般的:耐積雪約20cmまで 耐積雪:約30~200cmまで)
- ・隣家に雪が入らないよう屋根の形/設置場所に注意
- ・母屋からの落雪がない設置場所を選ぶ
ほとんどのカーポートは耐積雪強度について記載されています。たとえば、一般的なタイプであれば積雪量約20cmまでですが、耐積雪に強いタイプなら約30cm~200cmまで幅広くラインアップされています。また、周りに影響を与えないように、屋根の形や設置場所にも十分注意してください。他にも、カーポート全体の強度を高めるために、両支持タイプのカーポート、もしくは片支持タイプならば補助柱などを設置すると良いでしょう。
積雪におすすめカーポート1「カーポートST」
カーポートSTは耐積雪強度200㎝まで対応する強度。100㎝、150㎝の仕様もあり豪雪地域に適した強度設計です。強さからなる機能美で住宅外観も彩ります。ベースカラー4色のほか、ベースカラーとマテリアルカラー(木調)を組み合わせたカラーコーディネートが楽しめるなど、デザインにこだわりたい人にもおすすめです。
積雪におすすめのカーポート2「ソルディポート」
ソルディポートは、厳しい自然環境でも対応できることを目的としてつくられたカーポートです。そのため、4500タイプなら耐積雪強度は約150cmと、積雪が多い地域でも安心して使用することができます。また、雪の日に乗り降りが便利な「間口延長」を始め、使い勝手に応じたさまざまなスタイルから選べるのも特長的。異形敷地にもジャストフィットするように対応可能なため、カーポートが設置しにくい場合でも安心です。
4. 風に強い屋根のカーポートを紹介
カーポートには、色々な耐風圧性能を持ったものがあります。プロに相談しながら、ニーズにあったカーポートをお選びください。
風対策におすすめのカーポート1「ネスカ」
さまざまな厳しい自然条件にも対応するネスカシリーズであれば、突発的に吹く風にも耐えることができます。耐風圧速度38m/秒を設定し、守りの安心を備えています。また、オプションで「耐積雪・耐風圧パッケージ」を選べば、耐風圧強度は46m/秒へとアップします。バリエーションも豊富で、さまざまな住宅環境にフィットします。
風対策におすすめカーポート2「フーゴ」
フーゴは、時代が求める「守りの強さ」を実現したカーポートです。耐風圧強度は42m/秒を実現しています。さらに、耐積雪強度も従来の約20cm相当から約30cm相当まで対応していることも魅力のひとつ。また、車高や奥行きに余裕を持たせるために豊富なバリエーションをラインアップするとともに、異形敷地にも対応できる対応力を持っています。
風対策におすすめカーポート3「カーポートSW」
カーポートSWは耐風圧強度46m/秒を有した強風地域におすすめのカーポートです。また普段は積雪の少ない地域でのもしもの安心として、耐積雪強度30㎝から50㎝まで対応の強度設計。4本柱を標準装備し、デザインもモダンなフォルムで、ベースカラー4色のほか、ベースカラーとマテリアルカラー(木調)を組み合わせたカラーコーディネートが楽しめるなど、こだわりの空間を演出してくれます。
5. 新しいカーポートを検討しているのならリクシルPATTOリフォームへ!
愛車を雨風や雪などから守るために必要なカーポートの屋根ですが、目的に合わせてさまざまなタイプのものが販売されています。何に対して重点を置きたいのか十分に検討してから、屋根の種類や屋根材などを選ぶことが大切です。
リクシルではリフォームに不慣れな方でも手軽に始められる、リクシルPATTOリフォームをご用意しています。リフォームに興味があるけど費用が心配、何を選べばいいかわからないといったご相談も受け付けています。工事は最短1日~*で対応可能です。ご要望に合わせたご案内をさせていただきます。
- 1台用(ネスカF1台用)
- 約24~28万円(*参考価格)
- 2台用(ネスカF2台用)
- 約44~53万円(*参考価格)
- 駐輪場用(ネスカFミニ)
- 約16~19万円(*参考価格)
*価格は1台用27-50型、2台用54-50型、ミニ18-29型、の場合。
*現場の状況により施工に必要な時間は異なりますので、目安とお考えください。
商品のモデルチェンジ、メーカー希望小売価格の改訂により、メーカー希望小売価格が変更となっている場合があります。掲載している価格は調査時点の参考価格となります。
※こちらの価格は、2018年10月時点において、“リクシルPATTOリフォーム”サービスショップ(青森、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪及び福岡の株式会社LIXILトータルサービス直営店)の実勢価格(税抜)の調査をもとに、調査結果の価格データに消費税10%を上乗せし、上下各10%を捨象した、中央帯の80%の価格に基づき千円台を四捨五入し算出した参考価格です。工事の内容は現地調査・配送・取付諸経費を含みます。
※この範囲に含まれない見積もり価格及び工事期間もあります。
※詳細については現地調査の上、改めてのお見積りになります。
※住宅の構造や条件・地域により、商品代・工事費が異なる場合があります。
※商品仕様により価格が異なる場合があります。
※詳しくは“リクシルPATTOリフォーム”サービスショップにお問い合わせください。