Q12 「見積書」で何がわかるんですか??

A どんな工事がいくらで行われるのかがわかります

見積書では、工事の金額がわかるのはもちろんのこと、工事項目を見ていくことで、どのような工事が行われるのかもわかります。例えば、キッチン工事の項目に下記のようにあれば、既存キッチン解体と処分、給排水管の工事を行い、電気配線工事を行って、下地を補修した後に新しいシステムキッチンを設置するという一連の流れがわかります。

●キッチン工事の見積り例
工事名称 仕様 数量 呼称 単価 金額 備考
既存キッチン解体   1 セット 45,000 45,000  
上記発生材処分   1 セット 35,000 35,000  
給排水切り回し   1 30,000 30,000  
電気配線   1 45,000 45,000  
下地補修   1 30,000 30,000  
新規システムキッチン サンウエーブ**(商品) 1 セット 1,500,000 1,500,000  
組み立て施工費   1 45,000 45,000  
(中略)
床合板張り 厚さ12m²の合板 9 4,500 40,500  
壁・天井クロス張り 標準グレード 24 1,800 43,200  
床クッションフロア張り   9 3,500 31,500  
電気配線移設 コンセント移設 1 40,000 40,000  
(中略)

※あくまで一例です。実際の工事金額は使用設備・材料、工事内容などによって違ってきます。


リフォームのポイント

リフォームでどの部分をどんなふうに変えたいのか、リフォームの目的をはっきりさせておくことが重要です。まずは予算を抜きにして、家族全員でイメージを出し合い、希望や不満な点をピックアップして優先順位をつけましょう。そのためにWEBサイトや雑誌やカタログから、どんなリフォーム例があるか、またはどんな機器やデザインがあるのかなど情報を集めます。またショールームへ行くのもおすすめ。実物を見てみたり、機能を体験することができ、相談にのってもらうこともできます。依頼する会社は、専門業者、近隣の工務店、住宅設備会社など。「一度声をかけると断れなくなるのでは」と不安になりがちですが、現場調査から概算の見積を取るまでは無料のお店がほとんど。気軽に相談してみましょう。その後、事前に家に来てもらい、家の現状を把握してもらったうえで、伝えた要望をもとに、大まかなプランと見積を出してもらいます。プランの内容が、打合わせどおりになっているか、追加や無駄の部分はないか、十分に検討しましょう。不満があれば、この段階で修正してもらうことが大切。わからないことは遠慮せずに納得いくまで説明してもらいましょう。また商品は、ショールームで実際の使い勝手や色などを確認したうえで決定するのがおすすめです。工事が始まったら依頼先に任せきりにせず、できるだけ自分でも予定どおりに進んでいるか、指定した材料や機器が使われているかなどの確認を。引き渡しの際にはプラン・見積書どおりに仕上がっているか担当者立会いのもと確認し、不具合があれば代金を支払う前に直してもらいます。設備機器関係は、保証書や取扱説明書の有無を必ず確認しましょう。「長期使用製品安全点検・表示制度」対象機器は安全のための登録制度がありますので安心のために必ず登録を。引渡しの後、不具合な点が見つかったり、設備が故障してしまったら、すぐに依頼先の担当者に連絡を取りましょう。また故障はなくても定期的なメンテナンスは必要。日頃のお手入れで大切な住まいをずっと可愛がってください。