Q24 無担保ローンと有担保ローンの違いは?

A 担保のあるなしで、金利や借りやすさが違います

リフォームに使える銀行ローンには、無担保のリフォームローンと有担保の住宅ローンがあります。それぞれにメリット・デメリットがあります。また、使えるかどうか審査が必要になるので銀行に相談してみましょう。公的なローンには、住宅金融支援機構のリフォーム融資(耐震改修・高齢者向けなど限定)、財形住宅金融の住宅改良融資があります。

リフォームローン(無担保ローン)
(メリット) (デメリット)
審査が早い 金利が高い
抵当権設定が不要 借り入れ可能限度額が少ない(300万円〜1000万円)
諸費用が少ない 返済期間が短い
住宅ローン(有担保ローン)
(メリット) (デメリット)
借り入れ可能限度額が多い 審査期間が長い
返済期間が長い(最長35年) 諸費用が多い
金利が低い 抵当権設定が必要

リフォームのポイント

リフォームでどの部分をどんなふうに変えたいのか、リフォームの目的をはっきりさせておくことが重要です。まずは予算を抜きにして、家族全員でイメージを出し合い、希望や不満な点をピックアップして優先順位をつけましょう。そのためにWEBサイトや雑誌やカタログから、どんなリフォーム例があるか、またはどんな機器やデザインがあるのかなど情報を集めます。またショールームへ行くのもおすすめ。実物を見てみたり、機能を体験することができ、相談にのってもらうこともできます。依頼する会社は、専門業者、近隣の工務店、住宅設備会社など。「一度声をかけると断れなくなるのでは」と不安になりがちですが、現場調査から概算の見積を取るまでは無料のお店がほとんど。気軽に相談してみましょう。その後、事前に家に来てもらい、家の現状を把握してもらったうえで、伝えた要望をもとに、大まかなプランと見積を出してもらいます。プランの内容が、打合わせどおりになっているか、追加や無駄の部分はないか、十分に検討しましょう。不満があれば、この段階で修正してもらうことが大切。わからないことは遠慮せずに納得いくまで説明してもらいましょう。また商品は、ショールームで実際の使い勝手や色などを確認したうえで決定するのがおすすめです。工事が始まったら依頼先に任せきりにせず、できるだけ自分でも予定どおりに進んでいるか、指定した材料や機器が使われているかなどの確認を。引き渡しの際にはプラン・見積書どおりに仕上がっているか担当者立会いのもと確認し、不具合があれば代金を支払う前に直してもらいます。設備機器関係は、保証書や取扱説明書の有無を必ず確認しましょう。「長期使用製品安全点検・表示制度」対象機器は安全のための登録制度がありますので安心のために必ず登録を。引渡しの後、不具合な点が見つかったり、設備が故障してしまったら、すぐに依頼先の担当者に連絡を取りましょう。また故障はなくても定期的なメンテナンスは必要。日頃のお手入れで大切な住まいをずっと可愛がってください。