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競技者からのメッセージ

Message
女子日本代表 冨田 真紀子 選手

冨田 真紀子 選手

ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

中学時代はバスケットボール部に所属していました。部活を引退するときに、成長痛で通っていた病院の先生に『これからはラグビー、くるよ』と言われ、世田谷レディースというクラブに顔を出してみたのがきっかけです。
世田谷レディースに行ってみたら、30〜40歳くらいの人たちから私のような中学生まで、みんなが楽しそうにひとつになってプレーしていました。当時はコーチもいなかったので、自分たちでメニューを考え、練習していました。ただラグビーが好きというだけで結成された世田谷レディースに感動して、このチームの一員になりたいなと思いました。

現在のサクラセブンズはどんなキャラクターのチームでしょうか?

ひとことで言うと、泥臭いチーム。基本に忠実に、できることをやり抜く。まずは走りまくること。
そこはラグビーの根本なので怠らないようにしています。サインプレーをしたり、戦術で先に行ったりすると忘れがちですが、まずは運動量で勝負するというところが基本的なベースになっています。

ラグビーのどんなところに一番の魅力を感じますか?

ラグビーは体がぶつかり合うスポーツで、生身の体でぶつかっていくのがカッコいいと思っています。気持ちで180度変わるのがラグビーですし、気持ちが入っていないとうまくいかないし、気持ちが入っているといいプレーができるところが、魅力だと思っています。これだけ私自身が気持ちを前面に出すことができるスポーツはラグビーしかないと思っています。
今でも、『なぜラグビーをやっているの?』とよく聞かれますが、単純に好きだから、やっています。また、ラグビーを一生懸命やっていたら、見てくださっている女性のみなさんも勇気づけられるかな、という気もしています!

冨田 真紀子 選手

皆さんにメッセージをお願いします。

ラグビーは、生で見ると何倍もの魅力が伝わると思っています。是非スタジアムまで足を運んでいただいて、女子でも、こんなに泥だらけになっても、頑張っているんだというのを感じてもらいたいです。
試合に勝つことで、私たちも頑張っているんだということが、ファンの皆さんに間違いなく届くと信じてプレーしています。
私たちが頑張っていくことで、必ず女子ラグビーの歴史は変わっていくと思っています。みなさん、応援をよろしくお願いします!