キッチン会議

ロボット料理人付きキッチン進化するテクノロジーが暮らしを変えていく

コラム | 2017.4.18

「キッチン会議」では自分らしいキッチンを見つけ出すためのヒントを、みなさんと真面目に、時には頭をやわらかくして話し合っていきたいと思います。
毎回コラムで話題を提供したり、建築家や専門家の意見を紹介したり、アンケートを通してみなさんの暮らしぶりや考えをうかがったり。
さまざまな視点でキッチンを見つめながら、
「キッチンの答え」を一緒に考えていきましょう。

写真出典:Moley Robotics

ロンドンのスタートアップ企業(モリーロボット社、代表者Mark Oleynik)が料理をしてくれるキッチンロボットを開発しています。下の映像のようにこのロボットはアームだけがついていてまるで人間の手のようにしなやかな動きをします。あらかじめプロの料理人の動きを映像で記憶し、その通りに再現するのです。調味料の量、入れるタイミング、もりつけ、あらゆることを再現していきます。そして片付けまでも。この会社の情報によるとすでに2000種類のレシピを用意しているといいます。さらにユーザー同士のデータが共有されたり、それぞれの味の好みにカスタマイズしたり、おふくろの味を再現したりということもできるようになるそうです。

出典:The robotic chef – Moley Robotics

忙しくなる現代人の生活ですが、主婦は子供の料理の時間に追われているのが現状です。戻ってきた人がスイッチを押すだけ、子供でも出来たての最高の料理を楽しめる時代がすぐそこまで来ているのです。
こうして人工知能を搭載したロボットは料理だけでなく、後片付けまでしっかり行います。
他にも冷蔵庫のストックを管理して料理に足りないものを機械が発注したりすることも視野に入れているといいます。ますます進んでいくこうしたテクノロジーは我々の生活をもっと便利にしていくに違いありません。
ちなみに、この料理ロボットは180万円前後で販売を予定しているといいます。みなさんは、その金額で毎日の料理から解放されるとしたら使ってみたいと思いますか。ロボットというとどこか抵抗感があるものですが、確実に我々の暮らしに浸透していくのでしょう。当たり前のようにこうした技術が使える時代の到来で我々の意識も変わっていくのかもしれません。
ぜひ参考にしてください。

参考資料:ROBOTEER(ロボティア)2015年4月28日記事

商品の詳細はコチラ
このページをシェアする

ページトップへ