2018.11.26

LIXIL×うんこ漢字ドリル 世界の衛生課題を考えるイベントを開催

ニュース

2018年11月16日~19日の4日間、LIXILは「うんこ漢字ドリル」と世界の衛生課題を考えるコラボレーションイベントを開催しました。

11月19日は「世界トイレの日」。LIXILが取り組む世界の衛生問題

うんこ先生とシースルートイレ

毎年11月19日は、「世界トイレの日」。危機的状況に置かれている世界のトイレ事情・衛生課題について考える日として、2013年国連により制定されました。しかし、トイレ先進国である日本においては、世界の衛生課題を身近な問題として捉えにくいものです。

そこでLIXILは、世界のトイレ・衛生問題に関する啓発活動の一環として、「うんこ漢字ドリル」の文響社との共同イベント「2018年 トイレはどこ? In 神宮外苑いちょうまつり」を開催。11月19日「世界トイレの日」を迎えるにあたり、子どもたちに高い人気を誇る「うんこ漢字ドリル」の人気キャラクター「うんこ先生」とコラボレーションすることで、国内のより幅広い層が世界の衛生課題に目を向け、知識を深めるきっかけとなることを目指しました。

本イベントでは、うんこ先生が「LIXIL 世界トイレの日特別大使」に就任。さらに、世界の衛生課題に関するオリジナルドリル「LIXIL×うんこ漢字ドリル うんこ先生と学ぶ!世界トイレの日特別検定」が配布されたほか、屋外排泄を疑似体験できる「シースルートイレ」も設置されました。たくさんの人びとが集まり、大いに盛り上がったイベント当日の様子をご紹介します。

温かな拍手に包まれたうんこ先生の「特別大使」任命式

うんこ先生と記念写真

いちょう祭りの会場には全国各地のご当地グルメを楽しめる飲食ブースが数多く出店され、家族連れや観光客で賑わっていました。LIXILのイベントブースにも続々と人が集まり、和やかな雰囲気の中でコラボレーションイベントがスタート。
まずは、うんこ先生の「LIXIL 世界トイレの日特別大使」任命式がおこなわれ、コミュニケーションズ & CR部の小竹茜より、世界の衛生課題についての話がありました。

「世界では約23億人、およそ3人に1人が安全で衛生的なトイレを利用できておらず、このうち約9億人が屋外での排泄を余儀なくされています。また、不衛生な排泄環境による下痢性疾患で、毎日約800人の子供たちが命を落としているのです。」

「トイレの不足による危機的状況を踏まえ、LIXILは開発途上国が抱えるトイレ問題の解決に向けた活動を行うとともに、世界の衛生課題に対する啓発活動に取り組み続けてきました。そして今年、2018年の世界トイレの日には、うんこ先生の力を借りて一緒に啓発活動を行っていきます。」

次はいよいようんこ先生の登場です。頭に「LIXIL 世界トイレの日」のハチマキを巻き、大きな体を揺らしながらゆっくりと歩いてくるうんこ先生に、集まった子供たちや外国人観光客からは大きな歓声が上がりました。

「2018年 トイレはどこ? In 神宮外苑いちょうまつり」開催中の4日間、世界の衛生課題に対する認知を高めるため「LIXIL 世界トイレの日特別大使」に任命されたうんこ先生。温かなムードに包まれながら、うんこ先生の任命式が進行していきます。司会者がうんこ先生に質問を投げかけると、可愛らしいジェスチャーと共にしっかりコメントしてくれました。

うんこ先生からのお話

・任命された今の気持ちは? →「うれしいです!」
・世界の衛生課題についてどう思う? →「とっても深刻な問題じゃ。みんなもわしと一緒にう~んと考えよう!」
・特別大使としての意気込みは? →「ぶりぶり がんばるぞ!」

任命式終了後は、うんこ先生を取り囲んでの写真撮影タイム。「うんこ先生のシール」も配布され、集まった子供たちは笑顔でうんこ先生とのコミュニケーションを楽しんでいました。なお、イベントでは「LIXIL×うんこ漢字ドリル うんこ先生と学ぶ!世界トイレの日特別検定」ドリルの配布に加え、回答が書かれた巨大パネルも設置。パネルの前にも続々と人だかりができ、世界の衛生課題に関するドリルに真剣な表情で取り組んでいました。

屋外排泄を疑似体験できる「シースルートイレ」にも注目

さらに、イベント会場でひと際高い注目を浴びていたのが「シースルートイレ」です。シースルートイレはマジックミラーで四方を取り囲まれており、外からは中が見えませんが、内側からは外の様子が丸見え。屋外排泄を疑似体験できる、不思議なトイレです。

シースルートイレ

シースルートイレに入った方々は、口々に驚きの声を漏らしていました。シースルートイレの中は、外からは見えないと分かっていてもやはり落ち着かないようで、不安や緊張感を覚えたという方がほとんど。なお、海外からの観光客も続々とシースルートイレを体験していました。屋外で排泄するとはどんなことなのかを実感できる貴重な機会を楽しみながら、世界の衛生課題についてそれぞれ思いを巡らせていたようです。

シースルートイレを体験

LIXILは、世界の衛生環境をより持続的に改善するために、そして日本国内における世界の衛生課題に対する認識や関心を高めるために、さまざまな活動を行ってきました。LIXILの目標は、「2020年までに1億人の衛生環境を改善する」こと。すべての子どもたち、家族、コミュニティにとってのより良い未来の実現に向け、これからも取り組みを続けていきます。

世界トイレの日のページはこちら

この記事の関連キーワード