2018.12.20

ベランダガーデニングは初心者でもOK!育てやすい植物や注意点

住まいづくり
ガーデニング

ガーデニングをしてみたいと思っているのに、「マンションだから、アパートだから」という理由で諦めていませんか。マンションやアパートに住んでいる場合でも、ベランダを工夫することで楽しくガーデニングを始めることはできます。初心者でもベランダガーデニングを楽しむためのコツをおさえて挑戦してみましょう。

ここでは、限られた空間を上手に使うアイデアやベランダガーデニングの注意点、初心者でも育てやすい植物などについて解説していきます。

目次

  1. ベランダガーデンニングのために床をおしゃれに変えよう
  2. ベランダでも育てられる初心者向けの植物
  3. ベランダに置くガーデニング用コンテナを作るために必要な材料
  4. ベランダの限られたスペースでガーデニングを楽しむための工夫
  5. ベランダでガーデニングをする際の注意点
  6. ベランダガーデニングで虫が心配な場合
  7. ベランダでもおしゃれにガーデニングを楽しもう!

ベランダガーデンニングのために床をおしゃれに変えよう

ベランダガーデンニング

マンションやアパートなどのベランダの床は、その多くがコンクリートや防水塗装になっています。そのため、床にそのままプランターや鉢を並べてしまっては味気ない仕上がりになってしまう恐れがあります。ベランダガーデニングを楽しみたいなら、たとえば、好みに合わせて床材を敷き、空間をおしゃれに変えていくと良いでしょう。室内とのつながりを意識し、ベランダを心地よくするための演出などに配慮しながら床材を選んでいくことがポイントです。

床材を敷く下準備をする

ベランダの床にいきなり床材を敷いてしまうと、植物に悪影響を及ぼしてしまうなどの問題が生じる可能性があります。そのため、下準備をしっかりと行っておくことが欠かせません。具体的には、ベランダの床や排水溝のゴミを取り除き、水を流してきれいに掃除しておきましょう。ベランダに水を流せない場合は、水拭きするだけでも構いません。

また、床材を敷く部分のサイズも測っておくことがポイントです。メジャーを使うなどして縦・横のサイズを測っておき、床材を購入するときの参考にしましょう。

床材を選ぶ

ベランダに敷くことができる床材には、いくつかの種類があります。ベランダガーデニング初心者が床材を選ぶときには、設置が簡単でジョイントができるパネル式の床材が良いでしょう。排水性や耐久性が良く、加えて床を傷つけないための特殊な加工がされています。

また、ガーデニングに使用されることが多いレンガや木材、タイルなどは、耐久性や防水、重量などの問題から、全面に使う場合は注意が必要です。これらの素材は、縁取りやアクセントとして部分使いしてみましょう。加えて、傷防止のために防水シートなどを下に敷いておくと安心です。

測ったサイズに合わせて床材を用意する

ベランダの広さがわかったら、測ったサイズに合わせて必要な床材を用意していきましょう。たとえば、パネル式の床材の場合は、30cm角や50cm角などがあるため、あらかじめ計測しておいた設置スペースに合わせて、必要な枚数だけを準備することが可能です。ベランダのスペースに応じて材料を用意すれば無駄に購入せずに済み、コストの削減にもなります。

また、床材の種類には、ウッドデッキや人工芝、タイル、天然石、陶器など、さまざまなものがあります。そのため、同じ床材で統一したり、違う種類を組み合わせたりするなどして、好みのデザインを楽しんでみましょう。

ベランダでも育てられる初心者向けの植物

ガーデニング初心者が栽培する花や野菜などを選ぶときには、「育てやすいものは何か」という点が悩みどころです。しかし、ガーデニング経験がなくても、ベランダで育てられる植物や野菜にはさまざまな種類があります。そのため、「見た目が好きな花」や「自分で育てて食べてみたい野菜」などのように、まずは気軽に選んで始めてみることが大切です。初心者でも比較的簡単に栽培できる植物・野菜について知っておき、ベランダガーデニングに取り入れてみましょう。

花・植物

ベランダガーデニングに花や植物があれば、限られたスペースでも華やかな印象になります。まず、キンギョソウは寒さに強く、花が咲いている時期が長いという特徴があります。花の見た目もかわいらしく、カラーバリエーションも豊富なため、好みのものを選んで育ててみましょう。

次に、マリーゴールドも育てやすい花のひとつです。マリーゴールドは発芽率が高く、種まきから楽しめます。マリーゴールドの根には害虫を撃退する働きがあるため、他の種類の花と寄せ植えをしても良いでしょう。

また、アリッサムは小まめな水やりが不要な花なので、忙しいけれどガーデニングにチャレンジしてみたい人に適しています。

続いて、アスチルベは花が咲いた状態で販売されています。そのため、ガーデニングスペースに植えてすぐに花を楽しむことが可能です。

最後に、アジュガは寒さに強く、日陰でもよく育つ点が特徴です。アジュガの葉は冬でも枯れないため、日陰のスペースを有効活用したいときなどにも植えてみましょう。

ハーブ

ハーブは料理に使ったり、部屋に飾ったりできることから、ガーデニングをする人には人気があります。ハーブ類は成長が早く初心者でも育てやすいため、ベランダで栽培してみましょう。まず、バジルはイタリア料理でよく使われるハーブで、料理が好きな人には特に好まれる傾向にあります。夏の終わり頃に花芽がつきますが、これを刈り込むと長く楽しむことができるでしょう。

次に、挿し木で増やしてみたいなら、ローズマリーが適しています。ローズマリーにはいくつかの種類があり、花もピンクや薄紫、水色などさまざまです。日陰でも日なたでも簡単に育てられるため、初心者にも向いているハーブです。

また、シソはプランターを使っても栽培することができます。長く楽しみたい場合は、挿し芽をすると良いでしょう。風通しの良いところで育てることがポイントです。 加えて、イタリアンパセリも育てやすいといわれています。イタリアンパセリは日当たりが良く風通しの良い場所を好むため、ベランダガーデニングにぴったりのハーブです。

野菜

ベランダでも育てやすい野菜を栽培して、収穫の楽しみを味わいましょう。まず、ミニトマトは水やりを頻繁にしなくても良いというメリットがあります。次に、小松菜は寒さに強いという点が特徴です。小松菜はプランターでも育てることができるため、ガーデニング初心者にも向いています。 また、枝豆は暑さに強く、水持ちの良い土を使って育てればあまり肥料は必要ありません。トウモロコシも、同じ場所にいくつかの苗を植えておくと、受粉しやすく、手がかからないといわれています。最後に、オクラは成長が早いという特徴があります。オクラは水を与えていれば次々に収穫ができるため、初心者でも簡単に栽培ができるでしょう。

春~初夏に取れる野菜

春から夏にかけて収穫できる野菜には、いくつかの種類があります。まず、オクラは4月上旬~5月上旬が種まきです。オクラは育ちすぎると硬くなってしまうため、7~10cmになったら収穫しましょう。オクラの花はとてもきれいなので、花を楽しみたい人にも適しています。

次に、春菊(春まき)は3月中旬~4月中旬が種まきです。春菊は乾燥に弱いため、水をたっぷりとやることがポイントです。間引いた菜もサラダやみそ汁に入れるなどして、おいしく食べることができます。

また、いちごの植え付けは9月下旬~10月下旬です。病気や害虫の管理をしっかりと行っていれば、いちごは長い間栽培することができます。

最後に、玉ねぎの植え付けは11月上旬~11月中旬です。玉ねぎの品種によって植え付けの時期が異なるので、しっかりと確認してから栽培を始めましょう。

夏~秋に取れる野菜

夏から秋に収穫できる野菜としてニラが挙げられます。ニラは6月が植え付けの時期です。ニラは切ってもすぐに伸びるので、長い期間収穫ができます。ただ、1年目は収穫せず株を大きくした方が良いでしょう。

次に、枝豆は4月上旬~5月中旬が種まきの時期です。枝豆は昼夜の温度差が大きいと実の付きが良くなります。乾燥すると実の付きが悪くなるため、しっかりと水やりをしましょう。

最後に、トマトは5月上旬に植え付けをします。トマトは日の当たるところを好むため、ベランダガーデニングには最適の野菜です。

秋~冬に取れる野菜

秋から冬にかけて収穫できるものは、小松菜があります。小松菜は9月上旬~11月上旬が種まきの時期です。小松菜に関しては、種をまいてから1カ月程度で収穫ができます。寒さに強く育てやすいことから、ベランダガーデニングには適した野菜といえるでしょう。

ベランダに置くガーデニング用コンテナを作るために必要な材料

ベランダガーデニングでは、コンテナで花や野菜を育てるケースが多くなるでしょう。コンテナを作るために必要な材料をそろえておきましょう。

コンテナを作るときは、プランターや園芸用鉢底ネットをはじめ培養土、鉢底石、もちろん種や苗、それからシャベル、ジョーロなどが必要です。プランターは、幅65cm×奥行き20cm×深さ20cmの標準サイズのものを用意すると便利です。また、鉢底石を培養土の下に敷いておくと水はけが良くなるため、準備しておきましょう。

土の選び方

ガーデニングに使用する土は、ホームセンターなどで市販されている「草花用培養土」が使いやすいといわれています。花や野菜を育てる場合、一般的には自分でブレンドすることによって、植物にとって最適な土を作っていきます。この作業には専門的な知識が求められるため、ガーデニング初心者は難しいと感じる恐れがあるでしょう。そこでこの「草花用培養土」はあらかじめ数種類の土がブレンドされています。そのため、自分で土を選ぶ手間や知識は必要ありません。

「草花用培養土」を購入するときには、元肥が最初から配合されているものが使い勝手が良いというメリットがあります。特定の植物に合わせた専用の土やベランダ園芸用の土なども販売されているため、目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。

肥料の選び方

家庭菜園で使われる肥料には「元肥」と「追肥」の2種類があり、それぞれ適したタイミングで与えることで植物の成長を促してくれます。まず、元肥とは、種や苗を植えるときに作物が長持ちするように与える肥料のことです。元肥には窒素やリン酸、カリウムの3つの成分が含まれており、これらが植物を大きくしてくれます。ただし、培養土に肥料が混ざっている場合は元肥は必要ありません。

また、植え付けをした後は元肥の効果が次第に薄れてきます。そこで、生育に応じて必要な栄養を追加するために肥料を与えることが欠かせません。これを追肥といいます。追肥に関しては作物によって不要な場合もあるため、育て方を確認してから必要に応じて行うことがポイントです。

ベランダの限られたスペースでガーデニングを楽しむための工夫

庭や市民農園などで作物を育てるのとは違って、ベランダを使ってガーデニングをするときには、限られたスペースを有効に使っていく必要があります。ここでは、ベランダという比較的小さなスペースでガーデニングを楽しむための工夫について紹介していきます。

棚を作る

ベランダガーデニングの場合、棚を作ることで限られたスペースを効率良く使うことができるようになります。ベランダにプランターや鉢を並べる棚があると、日光が当たりやすく風通しも良くなるというメリットを得られるでしょう。

また、小さなサイズの棚であれば購入しなくても、100円ショップで購入できるすのこを組み合わせるなどして自分で作ることも可能です。ただし、棚を作った場合は、下段の日当たりが悪くなってしまう恐れがあります。そのため、下段はガーデニンググッズの収納スペースとして活用すると良いでしょう。収納ボックスにはキャスターを付けて可動式にすると、使い勝手がさらに良くなります。棚を作るならDIYも楽しみながら、ペイントをするなどして自分好みに仕上げてみましょう。

フェンスをつける

ベランダガーデニングをするときに、周囲の視線が気になるという人も多いでしょう。このような場合、ベランダの柵側にフェンスを付けると目隠しになります。外からの視線が気になるのであれば、思い切ってフェンスを付けて視線をカットしましょう。

また、フェンスがあればフックをひっかけてつり下げ式のプランターを付けたり、オブジェを飾ったりするなどの楽しみ方もできます。

上からぶら下げる

ベランダのスペースを有効活用するためには、上からぶら下げるという方法もあります。麻ひもやチェーンなどを使って、小さな鉢・ガラスポット・ブリキのバケツなどを好みに合わせてぶら下げてみましょう。この場合は、全体的なバランスを考えながら下げるアイテムを選んでいくことがポイントです。スペースの大きさに対してアイテムが多すぎると乱雑なイメージになりがちなため注意しましょう。

エアコンの室外機を利用する

ベランダにはエアコンの室外機を置いている家庭もたくさんあります。ベランダに置かれているエアコンの室外機も、専用のカバーを付けることで上部をガーデニングスペースとして活用できるようになります。ただし安全面の問題から、カバーはDIYするのではなく、市販品を購入するようにしましょう。エアコンの室外機は風を出したり取り込んだりするため、カバーは風の通りを妨げない設計の必要があります。そのため、市販されている専用のカバーのほうが安全性が高いといえるでしょう。エアコンと室外機の仕組みを正しく理解したうえで、トラブルが起きないような設計ができる場合を除き、手軽に手作りするのは控えたほうが良いといえます。

また、室外機の前はたくさんの風が出ます。植物の適切な成長のためにも、室外機の前に植物は置かないようにすることが重要です。

ベランダでガーデニングをする際の注意点

ベランダでガーデニングをしようと考えている場合、いくつかの注意点を心得ておくことが欠かせません。基本的にマンションやアパートのベランダは、自分の専有部分ではありません。マンションやアパートの場合、ベランダは「専有して使える共用部」という場合がほとんどであるため、利用規約に従って使用する必要があります。ここでは、そのなかでも特に注意する点について紹介します。

避難経路を塞がない

アパートやマンションでガーデニングをするときには、避難はしごのうえや、蹴破り戸の周辺にものを置かないという決まりを守る必要があります。避難経路を塞いでしまうと、災害時に自分の家だけが困るのではなく、他の住民にも多大な迷惑や被害を与える恐れがあります。

また、アパートやマンションによっては、ベランダに置く鉢の数が決められているケースもあります。使用できるスペースに限りがある場合は、栽培できる花や野菜なども制限される可能性があるでしょう。そのため、契約書などを確認したうえで、プランターや種・苗などの準備をすることが求められます。

ベランダの外側には鉢を下げない

ベランダでガーデニングをする際の注意点

アパートやマンションなどでベランダガーデニングを楽しんでいる人のなかには、ベランダの柵にプランターなどをかけているケースが見られます。しかし、柵のうえはもちろんのこと、外側にプランターや鉢などをかけてしまうと、落下したときに危険です。そのため、プランターなどは必ずベランダの内側のみにかけるようにしましょう。 また、プランターや鉢自体が落下しなくても、土や葉っぱが落ちたり、水やりの際に下の階や通行人の迷惑になったりする恐れもあります。近隣住民とのトラブルを防ぐためにも、ベランダでガーデニングをする場合には、マナーを守って行うことが大切です。

排水口を詰まらせない

自分の住まいのベランダに排水口がある場合は、排水口を詰まらせないように掃除を行うことが欠かせません。特に、ベランダガーデニングをしていると、土や枯葉などで排水口が詰まってしまうということはよくあります。そのため、定期的にベランダの掃除をして、排水口をいつもきれいにしておきましょう。

また、集合住宅では、すべての家のベランダに排水口が設置されていないケースもあります。自分のベランダに排水口がない場合は、水やりの際に隣の家のベランダに水が流れていってしまいます。トラブルにならないようにするためにも、ベランダガーデニングを始める前には事前に許可を取っておくと良いでしょう。

水やりの時は下の階や外に注意する

ベランダでガーデニングをする際、水やりの時は下の階や外に注意する

ガーデニングをする際に、水やりは欠かせません。ただし、2階以上に住んでいる場合には、水やりの方法を工夫する必要があります。

スペースの問題などから、ベランダの柵周辺にプランターや鉢を置いているケースはよく見られます。このような場合、何も考えずに水やりをすると、下の階の洗濯物や外を歩いている人に水がかかってしまう恐れがあるでしょう。上下階の人や近隣住民に迷惑をかけてしまうと、ガーデニングが直接的な原因となってトラブルを招くリスクがあります。ベランダの外や下の階に水が出てしまうことが予想できているのであれば、プランターや鉢を移動して水やりをするなどの配慮が必要です。

枯葉やツルが隣家へ侵入しないようにする

マンションやアパートのベランダは、隣家との境は蹴破り戸で仕切られていて、完全にベランダが独立した状態でないケースが多くあります。このような場合、落ちた枯葉や伸びたツルが隣の家のベランダに侵入してしまう恐れがあるでしょう。良かれと思って始めたベランダガーデニングでも、隣家へ枯葉やツルが侵入してくるのは好ましいことではありません。マンションやアパートのベランダを活用してガーデニングをする場合は、管理規約などにかかわらず、他の住民の迷惑にならないように配慮することが大切です。たとえば、「ツルが伸びる植物は育てないか、剪定はこまめに」や「枯葉は丁寧に掃除する」などのマナーを守ることが求められます。

強風・台風の時は片付けられるようにしておく

台風や強風のときに、プランターや鉢、ガーデニンググッズなどが飛ばされる危険性があることを理解しておくことはとても重要です。プランターや鉢など重量があるものが風で飛んでしまうと、道路を歩いている人や、停めてある車などに対して非常に危険になります。ベランダガーデニングを楽しみたいのであれば、台風のときなどにはプランターやガーデニンググッズなどを室内に片付けるなどして、安全性を確保することが欠かせません。

ただし、賃貸マンション・アパートの場合は、外壁に穴を開けることを禁止されている場合もあります。そのため、ベランダガーデニングで棚やフェンスを使用するときもあえて固定せずに、いつでも室内にしまえるようにしておくことがポイントです。

ベランダガーデニングで虫が心配な場合

ベランダガーデニングをするときには、虫の発生が心配されます。虫が増えてしまうと、せっかく育てた植物を食べてしまったり、場合によっては枯れてしまったりする恐れがあります。虫が増えるのを防ぐために、有効な対策を知っておきましょう。

肥料の種類や受け皿の水に注意する

肥料の種類や受け皿の水

虫を防ぐために、肥料の種類や受け皿の水にも注意をしましょう。まず、有機肥料を土の表面に置くと、虫が寄ってきやすくなるといわれています。肥料が入っている土を使用すれば、植物に肥料を与えなくても問題なく育つケースが多いでしょう。ただし、大きな観葉植物などで肥料が必要な場合には、土に挿すタイプの化学液体肥料を使用すると良いでしょう。

また、受け皿にたまった水を放置しておくと、虫が寄ってきたり、卵を産んだりするなどのリスクがあります。ゴキブリなどの虫も、受け皿の水を飲みにやって来るといわれています。そのため、受け皿の水は小まめに捨てて、虫の発生を防ぎましょう。

虫がつきにくい・防虫効果がある植物を植える

植物のなかには、虫が付きにくいものもあります。ガジュマルやサンスベリア、ペパーミント、ポットマリーゴールド(カレンデュラ)、レモングラスなどは防虫効果があるといわれています。まず、ガジュマルは初心者でも育てやすいことが人気の観葉植物です。ガジュマルは虫が付きにくいといわれていますが、カイガラムシが付く恐れがあります。ガジュマルに付いたカイガラムシを発見したら、すぐに駆除することで害虫による被害が防げます。

次に、サンスベリアはもともと丈夫な植物であるため、購入するときには葉が健康的で傷ついていないものを選ぶと、虫が寄りにくいといえるでしょう。

さらに、ペパーミントに含まれる「L-メントール」は虫が嫌がる香りです。また、レモングラスの「シトラール」も虫が嫌うといわれていることから、忌避効果が高いといえるでしょう。

他に、ポットマリーゴールドも比較的虫が付きにくい植物といわれています。マリーゴールドはさまざまな植物との相性も良く、一緒に育てると病害虫を抑える働きがある「コンパニオンプランツ」としても有名な植物です。

これらの植物と一緒に花などを植えておくと、防虫効果があります。しかし、ハーブ類は繁殖力が強いという特徴があります。ゆえに、まめに刈り取らなければ他の植物を消滅させてしまうリスクがあるため注意をしておきましょう。

虫除けスプレーを使う

市販のガーデニング用の虫除けスプレーを使用することでも虫の対策になります。また、虫除けスプレーは自宅にあるものを使って作ることも可能です。お酢(米酢)を50倍に薄めたものを吹きかけておくと、防虫効果があるといわれています。ただ、お酢を使用した虫除けには殺虫効果はなく、虫を寄せ付けないために行うものと考えたほうが良いでしょう。

次に、植物にアブラムシがついてしまったら、霧吹きで牛乳を吹きかけると駆除ができます。ただし、駆除した後は牛乳を洗い流さなければ、そこから植物が腐敗してしまう恐れがあります。

ベランダでもおしゃれにガーデニングを楽しもう!

おしゃれなガーデニング

ベランダの限られた空間でも、工夫をすることでガーデニングを楽しむことができます。初心者の場合、まずは育てやすい植物や野菜から始めてみると良いでしょう。そして、慣れてきたら種まきや収穫のスケジュールを立てて、年間を通してガーデニングを楽しんでみましょう。

ベランダガーデニングをするときには、ベランダの使い方に関する決まりやマナーを守ることが欠かせません。ベランダを使ったガーデニングによって周囲の人に迷惑をかけたり、トラブルを起こしたりしているのであれば、やり方そのものを見直す必要があります。近隣の住人にも配慮しながら、自分好みのおしゃれなベランダガーデニングにチャレンジしてみましょう。

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