2019.2.22

インテリアコーディネーターに聞く!「収納」×「インテリア」を兼ね備えたプロ術

住まいづくり

掃除のついでにお部屋の模様替えもしたい、と考えている皆さん、なにか計画はありますか? 毎日住む家ですから、お部屋をおしゃれにするだけでなく、実用性のある部屋にしたいですよね。そこで今回は、プロのインテリコーディネーターに部屋づくりや収納のコツをお伺いしました。これからの季節、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. プロのコーディネート術を教えてくれるのはこちら!
  2. 近年のインテリアの流行りと傾向は?
  3. インテリアのポイント① リビングはやっぱり最重要!
  4. インテリアのポイント② 第一印象は玄関で決まる!
  5. インテリアのポイント③ 実用性にもこだわるキッチンインテリア
  6. インテリアのポイント④ おしゃれで収納に適したアイテムの工夫
  7. 番外編 DIYインテリアにもぜひ挑戦!
  8. インテリア×収納、すぐに始めてみましょう!

プロのコーディネート術を教えてくれるのはこちら!

小島真子さん

今回はインテリアコーディネーターの小島真子さんにお話をお伺いしました。小島さんは、サロンやオフィス、社員寮、ホテルなどのインテリアコーディネートを中心に、イベント用のスタイリングやインテリアアイテムのレイアウト相談を行っています。またインテリア関連のセミナー講師や、執筆活動、コンサルティング、企画、メディア協力などでも活動中です。

近年のインテリアの流行りと傾向は?

近年のインテリアの流行りと傾向は?

ここ数年のインテリアの傾向としては、モノトーン(インテリア、スタイル)やボタニカル(インテリア、スタイル)が流行っています。

特に、白、黒、グレーとメインに使う色が決まっているそう。作るモノトーンインテリアは、色の配分の割合やトーンで雰囲気の違う部屋を演出することが可能です。また、ボタニカルスタイルは、複数の植物を高さや大きさを変えてインテリアとして配置することで演出が可能となってるそうです。

インテリアのポイント① リビングはやっぱり最重要!

毎日家族が集まるリビングは、インテリアにこだわりたいところです。早速、プロの意見を聞いてみましょう。

照明の組合せで作る居心地よい空間作り

照明の組合せで作る居心地よい空間作り

まずは照明です。リビング上のシーリングライトをペンダントライトに変更する、間接照明を合わせてみるなど、複数の照明を組み合わせてお部屋を照らす“一室複数灯”の照明手法を取り入れると、照らし方も変わりおしゃれに演出することができます。

魅せる収納と隠す収納の使い分け

魅せる収納と隠す収納の使い分け

視界に入る物の数や色が多ければ多いほど、散雑した印象になりがちです。オープンラックなどの魅せる収納とキャビネットなどの隠す収納は、場所と中に入れるもので使い分けをすると収納にメリハリが出てきれいにまとまります。

ファブリックは色だけでなく、素材感でも楽しむ

ファブリックは色だけでなく、素材感でも楽しむ

ファブリック製品(布製品)を選ぶ際は、ついつい部屋のインテリアに合う色のみを考えがちになってしまいますが、素材感も考慮して選定をしてみると、作りたいインテリアスタイルに更にハマる物を選定することができるはずです。

インテリアのポイント② 第一印象は玄関で決まる!

玄関はお客様も出入りする大切な場所、インテリアにはこだわりたいですよね。また、靴をたくさん持っている方にとっては収納にも力を入れたい場所でもあります。

心地よくもてなす空間作り

心地よくもてなす空間作

下駄箱の上に季節の花を活けた花器を設置してみたり、印象強いアートや絵画を設置してみるのもおすすめです。特に、玄関マットやスリッパなどの小物と合わせて色を考えたコーディネートをすると、統一感がアップします。

コンパクトなスツールの多様使い

玄関周りには、スツールがあると便利。普段は、スツールの上にバスケットに入ったスリッパや観葉植物を置いてみたり、来客時は靴の脱ぎ履きスペースとして活用するのがおすすめです。

壁面収納を活用してみる

壁面収納を活用してみる

狭い玄関には、上記のような壁面を利用した突っ張り式の収納グッズを使用するのがおすすめです。

インテリアのポイント③ 実用性にもこだわるキッチンインテリア

キッチンは実用性の高さが求められる場所ですので、収納・機能性にもこだわりつつ、おしゃれにコーディネートしたいですよね。

せっかく使うなら、料理が楽しくなるキッチン小物を選ぶのがおすすめ

カ洗いものが嫌いな方、料理をするのが嫌いな方でも、好きな小物を選ぶことはできるはず。自分好みのキッチン小物を活用すれば毎日の料理が楽しくなりますよ。また、食宅にそのまま出せるデザイン性あるものを選ぶのもおすすめです。

兼用家具を活用するのがおすすめ

限られたスペースで、効率よく動ける場所を確保したいキッチンは、物を増やすよりは、兼用家具を活用することでより快適空間を演出できます。例えばキャビネット+カウンタータイプ、棚+ゴミ箱など、出来る限りスペースをとれるように努力してみましょう。

収納は、バスケットとトレーを上手に使い分ける

細々したものが多いキッチンスペースは、種類別にトレーやバスケットを利用して場所分けをしてあげると見栄えもよく使いやすい状態を確保することができます。

インテリアのポイント④ おしゃれで収納に適したアイテムの工夫

壁面式の収納グッズを活用

空間が狭い場合は、壁面式の収納グッズを活用してみましょう。すぐにとれる場所にあると便利ですよ。

サイズ違いや色違いのバスケットで統一感を

リビングではマガジンラック、玄関ではスリッパ入れ、キッチンでは食器入れや保存食入れなど空間別に色々な場所で活用できるバスケットはサイズ違いや色違いで利用すると統一感アップします。

番外編 DIYインテリアにもぜひ挑戦!

原状回復できる壁紙シールで内装材をコーディネート

原状回復できる壁紙シールやクッションフロアを利用して、手軽に自分でできるDIYもおすすめです。商材の種類も豊富なため、好きなスタイルを作ることができます。壁紙シールは、壁紙だけでなく、家具に使用することも出来るタイプもあるので様々な場所で活用してみましょう。

インテリア×収納、すぐに始めてみましょう!

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