キッチンのこだわりを大調査!真似したくなるポイント集
理想的なキッチンにするためには、デザイン性の高いキッチンや収納力のあるキッチンなど、いろいろな実例を見ると参考になります。この記事では、こだわりが満載のさまざまなキッチンのポイントを紹介します。マイホームを建てるときやリフォームをするときには、ぜひ参考にしてみましょう。
目次
1.イメージが大切!キッチンの見た目に関するこだわりポイント
まず、「おしゃれなキッチンにしたい」「すっきりしたキッチンを目指したい」という人のために、キッチンの見た目に関するこだわりポイントを紹介します。
配置やデザイン

生活感が出がちなキッチンも、配置やデザインにこだわるとおしゃれな雰囲気になります。カウンターを設置してアイランドキッチンにすれば、開放感のあるキッチンになります。窓や庭に面した場所にキッチンを作って、外の景色を楽しみながら家事ができるようにするのも一つの手です。子どもが庭で遊んでいるときも、料理をしながら子どもの様子を確認できるでしょう。キッチンの腰壁と床の素材を揃えれば、全体に統一感を出せます。ダイニングとキッチンの間におしゃれな開口を設けて、キッチンを独立させたものもあります。
リビングやインテリアとの統一

リビングやダイニングとキッチンを隔てる仕切りをなくせば、キッチンが閉鎖的な場所になることはなく、広々とした空間が作れます。キッチンの扉やカウンターの色・素材は、リビングやダイニングのインテリアのイメージに合わせて選びましょう。リビングとキッチンとの間に一体感が生まれれば、家族もキッチンでの家事を手伝いやすくなるかもしれません。テーブル一体型のキッチンにして、料理を作る人と食べる人が同じ空間を共有できるようにしたものもあります。
明るさ
明るさも、キッチンの雰囲気を左右する重要なこだわりポイントです。明るいキッチンを目指すなら、キッチン上部にトップライトを設置してみましょう。縦長の空間があるならそれを活用して、明るい庭やベランダに面して一直線にキッチン・ダイニング・リビングを配置することもできます。日射しが室内にたっぷりと注いで、家全体が明るい雰囲気になります。
2.使いやすさが大切!キッチンの設備に関するこだわりポイント
料理を作ったり食器洗いをしたりするキッチンでは、使いやすいことも大切です。ここからは、キッチンの使い勝手を重視する人のために、キッチンの設備に関するさまざまなこだわりポイントを紹介します。
傷や汚れに強い
毎日料理をするキッチンは汚れやすい場所のため、熱や傷、汚れに強いシステムキッチンやセラミックトップがよく選ばれています。油が飛びやすいキッチンパネルも、撥油・撥水加工がされたものを選べます。傷や汚れに強い素材なら、汚れてもサッと拭くだけできれいになり、毎日のお手入れが簡単です。キッチン周りは、汚れが目立ちにくい色を選ぶのも一つのこだわりポイントです。
調理や片付けがしやすい
調理や後片付けをスムーズにしたいなら、キッチンセットを2つ置くことができます。調理と後片付けをそれぞれのセットですることができ、家族に手伝ってもらうときにも便利です。設備にこだわりたいなら、調理と後片付けが同時にできる大きなシンクや、蛇口をひねらなくても手をかざせば水が出るハンズフリー水栓なども選べます。
掃除がしやすい

水を流すたびに水流で勝手にきれいになる排水口や、面倒なファンの掃除が不要なレンジフードなどを選べば、キッチンを掃除する手間はそれほどかかりません。コンロの掃除を簡単にするために、調理後にさっと拭くだけでお手入れが完了するフラットなIHヒーターを採用した例もあります。キッチンパネルも凹凸のないフラットなものにすれば汚れが入り込まず、掃除の負担を減らせるでしょう。
3.すっきりが大切!キッチンの収納に関するこだわりポイント
キッチンをおしゃれな空間に見せるためには、収納をうまく使ってすっきり見せることが大切です。「キッチンの収納を活用して生活感をなくしたい」「おしゃれな収納を目指したい」という人のために、キッチンの収納に関するこだわりポイントを紹介します。
収納力の高いシステムキッチンを利用する

とにかく収納したいものが多いなら、大容量の収納ができるシステムキッチンを選びます。調理台用キャビネットやシンク用キャビネットなどをうまく活用して、欲しいものを取り出しやすく収納しましょう。料理をする調理台キャビネットにはオイルや調味料などを、シンク用キャビネットにはシンクで使うザルやボウルなどを収納します。さらに収納力を高めるために、壁にウォールキャビネットを取りつけた例もあります。ウォールキャビネットを設置すれば、調味料や食器、キッチン雑貨などもたっぷり収納できるでしょう。
パントリーを作る
収納力アップのために、こだわりのパントリーを作ることもできます。パントリーには、土鍋やジューサー、ホットプレートなど使用頻度の低いアイテムを収納しておくことができます。キッチン奥に大型のパントリーを設置すれば、普段使わないものやまとめ買いしたものを収納しておけるでしょう。リビングから見えない場所なら、たくさん物を置いていても雑然とした印象になってしまうことはありません。デッドスペースとなりがちなキッチンのコーナー部分に、ウォークインクローゼット感覚の開放的なパントリーを作った例もあります。
飾りながら収納する

あえて隠さずに、「見せる収納」にこだわり成功した例もあります。一つの例として、オープン棚を作って、食器や雑貨を飾りおしゃれな空間にすることができます。普段よく使うマグカップやお茶セットなどをおしゃれに飾れば、使うたびに出し入れする手間もかかりません。ポップな色のおしゃれな家電などもあえて隠さず、カップボードやカウンターキャビネットなどに配置してみても良いでしょう。おしゃれに飾るコツは、物を置きすぎないよう厳選して、空間をゆったりと見せることです。
4.何を大切にする?キッチンのこだわりポイントが見つかる方法
キッチンで特にどんなことを重視するかは、人それぞれです。自分なりのこだわりポイントを見つけるために、できることを3つ紹介します。
メーカーの情報をチェックする
メーカーのホームページやカタログをチェックすれば、最新キッチンのデザインや特徴、設備、サイズなどを知ることができます。メーカーによって得意とする雰囲気や価格帯は異なるので、自分がこだわりたいポイントが予算の中で実現できるメーカーを探しましょう。メーカーが実際に手掛けた施工例なども、大いに参考になります。
ショールームをチェックする

ホームページやカタログなどでは、大まかな雰囲気はわかっても詳細な部分はつかみにくいかもしれません。そんなときは、ショールームに足を運んでみましょう。ショールームでは、実際にキッチンに立ってみて、デザインやサイズ、手触り、使い心地などをチェックできます。最新の設備に触れてみて、さらに詳しい説明を聞くこともできます。おしゃれなキッチンのインテリアや、リビングとうまく統一させる方法なども参考にできるでしょう。細かい点までチェックして、自分のこだわりたいポイントを実現できるかどうか確かめてみます。理想のキッチンを予算内でかなえられるかどうかも、しっかり確認しておきたいポイントです。
SNSやブログをチェックする
インテリアや収納などに特化したSNSやブログも参考になります。主婦・一人暮らし・大家族・持ち家・賃貸など、自分のライフスタイルや住まいに近い人が運営しているSNSやブログをチェックしてみましょう。その人のキッチンのこだわりポイントや、成功例、失敗例などを見れば、自分のキッチン作りに活かせます。おしゃれなキッチンの見せ方や収納術、インテリアなど、真似できそうな部分は積極的に取り入れてみましょう。失敗例を取り上げたSNSやブログからは、同じ失敗をしないように教訓を学べます。
5.こだわりのポイントを参考に!理想に合ったキッチンを作ろう
キッチンでのこだわりポイントや実例を、見た目・設備・収納の観点から紹介しました。自分なりのこだわりポイントを見つけて、理想のキッチンを作るうえでの参考にしてください。