2019.3.29

憧れのキッチンカウンターをDIY!試してみたいアイデア集

住まいづくり

「キッチン周りが調理器具や調味料などの小物でいっぱい…」そんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。キッチン周りはどうしても物が多くなってしまいがちです。そんなときに便利なのがキッチンカウンター。収納スペースを確保しながら調理台にもなるキッチンカウンターは、キッチンで大活躍してくれる便利な家具です。作り方を工夫すればキッチンが使いやすくなるだけでなく、自分流のオシャレな空間にすることも可能です。この記事では、そんなキッチンカウンターをDIYする方法について紹介します。

目次

  1. キッチンカウンターをDIYするメリット
  2. キッチンカウンターをDIYする際のポイント
  3. キッチンカウンターをDIYする際の注意点
  4. カラーボックスを利用したキッチンカウンターのDIY
  5. タイルを利用したキッチンカウンターのDIY
  6. リフォームで手に入れる本格的キッチンカウンター事例
  7. 憧れのキッチンカウンター!DIYで自分流の空間を作ろう

1.キッチンカウンターをDIYするメリット

実際の作業に取り掛かる前に、キッチンカウンターをDIYするメリットについて最初に紹介します。キッチンカウンターのDIYにはいろいろなメリットがあります。ここでは、その中から2つの大きなメリットを解説するので参考にしてみてください。

費用が抑えられる

メリットの1つ目は「費用が抑えられる」という点です。キッチンカウンターを設置する方法は「リフォーム業者に依頼する」もしくは「自作、DIYする」の2つです。リフォーム業者に依頼すれば、相応のクオリティのキッチンカウンターができますが、どうしても費用が高くついてしまいがちです。一方、キッチンカウンターをDIYすると労力はかかりますが、費用は材料費だけで済みます。

賃貸でも簡単にできる

メリットの2つ目は「賃貸でも簡単にできる」という点です。家が持ち家の場合、壁や床に穴を開けるようなリフォームでも問題はありませんが、賃貸の場合は一定の制限があります。賃貸の場合、退去時には借りたときと同じ状態に戻して返さないといけないため、原状回復が難しいリフォームはできません。DIYで簡易的に自作したものであれば、取り外しや廃棄も自分で行うことができるので、退去時にも問題になりにくいでしょう。

2.キッチンカウンターをDIYする際のポイント

次は、キッチンカウンターをDIYする際のポイントについて紹介します。ポイントを事前に知っておくことで、使い勝手の良いキッチンカウンターをDIYすることができます。

いろいろな使い方ができ、設置が簡単なものにする

ポイントの1つ目は「いろいろな使い方ができて、かつ設置が簡単なものにする」という点です。ひとくちにキッチンカウンターといっても、用途はさまざまで間仕切りや対面キッチン、背面収納などいろいろな使い方ができます。実際にDIYの作業に入る前にどんな使い方ができるかを想定しておくことが大切です。そして、賃貸であれば退去時のことも考えて設置が簡単にできるものがよいでしょう。カラーボックスや天板を使用したキッチンカウンターであれば、床や壁に固定しなくても済むので設置が簡単です。

作業台だけでなく収納部分も工夫する

ポイントの2つ目は「収納部分を工夫する」という点です。キッチンカウンターをDIYするときに注目しがちなのは作業台、天板部分です。天板は一番目につく場所なので自分のこだわりを出す場所でもあります。しかし、キッチンカウンターは間仕切りや対面キッチンとして使うだけでなく、キッチンの背面収納にも使えます。キッチンカウンターを背面の壁付きで設置すれば食器棚の代用も可能です。さらに、工夫次第ではカウンター上にも収納を作ることができるので、食器を収納しながら調理スペースを確保することができます。目につきやすい作業台の部分だけでなく収納部分についても意識して設計してみましょう。

3.キッチンカウンターをDIYする際の注意点

キッチンカウンターを実際に作るときの注意点としては「賃貸物件では床や壁を傷つけないようにする」「キッチン周りの設備は専門業者へ依頼する」という2つです。賃貸物件の場合、DIYをしたキッチンカウンターを床や壁に穴を開けたりネジで固定するのは避けた方がよいでしょう。退去時に高い修繕費用を請求される場合もあるので要注意です。また、DIYをしているとシンクの交換やガスコンロにも手を加えたくなってきますが、キッチン周りの設備は自分で行わず専門業者へ依頼しましょう。

4.カラーボックスを利用したキッチンカウンターのDIY

キッチンカウンターをDIYするときにオススメなのがカラーボックスを利用した方法です。費用を抑えながら手軽にDIYすることができるカラーボックスのキッチンカウンターの作り方について紹介します。

カラーボックスに天板を置く

一番シンプルなキッチンカウンターのDIYは市販のカラーボックスを2つ並べて上に天板を乗せるという方法です。カラーボックスを脚代わりに利用することで、棚の部分を収納スペースとして活用することができます。調理台として使う場合は天板がズレたりガタついたりしないよう天板とカラーボックスを釘やネジでしっかりと固定しておきましょう。カラーボックスにもさまざまな種類があるため、設置する場所に最適な寸法とデザインのものを選ぶのがポイントです。

カラーボックスを並べる

カラーボックスは2つだけでなく天板の横幅いっぱいに並べて収納スペースを増やすことも可能です。カラーボックスを裏表2列ずつで並べて配置すれば対面キッチンカウンターとしてリビング側にも収納スペースを作ることができます。カラーボックスは並べた数だけ収納スペースが増えるのと同時に、強度も増すことができるので一石二鳥です。特に、天板部分の強度が高ければ調理台として使えるのはもちろん、キッチン周りの小物や調理道具を置くこともできます。カラーボックスを並べるのはキッチンカウンターをDIYするときの一番基本的な方法です。

5.タイルを利用したキッチンカウンターのDIY

次は、少し手の込んだタイルを利用したキッチンカウンターのDIYについて紹介します。タイルを使用すれば見た目が良くなるのはもちろん、機能性も高くなるので非常にオススメです。

タイルを利用するメリット

タイルをキッチンカウンターの天板に張ると、水分をはじくため天板が傷みにくくなります。また、濡れても簡単に拭き取れるので、キッチンでは非常に便利です。また、加熱したフライパンや鍋でも鍋敷きを使わずにそのままのせることができるので、格段に調理がしやすくなるでしょう。もちろん、デザイン性も高くなるのでワンランク上のDIYキッチンカウンターができあがります。

タイルシートを利用する

本物のタイルは目が細かくなるほどオシャレに見えますが、天板が広い場合、すべてを手作業で張り付けるのはかなり労力がかかります。そんなときはタイルが最初からシート状に並べられているタイルシートを購入しましょう。シート状になっているタイルであれば簡単に目の細かいモザイクタイルのキッチンカウンターをDIYで作ることができます。モザイクタイルにしない場合でも、裏面がシール状になっているタイプのタイルがあるので、上手く活用すれば作業時間を短縮することが可能です。

6.リフォームで手に入れる本格的キッチンカウンター事例

実際にキッチンカウンターをDIYで作るとなると、作業が面倒になったりクオリティが低いものができたりしがちです。もちろん、労力をかけてデザインが凝ったものをDIYで作ることは可能ですが、それなりの時間と費用、そしてスキルが必要になります。この点、プロに依頼すれば費用はかかりますが、本格的なキッチンカウンターができあがります。シンクやガスコンロなど、キッチン周りの設備そのものを変えることもできるため、憧れのキッチンを作ることが可能です。キッチンからダイニング、リビングがすべて見渡せるアイランドキッチンやオシャレなカフェ風のキッチンなど、思い描いた理想のキッチンをトータルで作ってくれるのがリフォームの魅力です。

7.憧れのキッチンカウンター!DIYで自分流の空間を作ろう

キッチンカウンターをDIYするときに大切なのは創意工夫です。憧れのキッチンカウンターも、工夫次第で自分の手で作ることができます。キッチンカウンターがあれば、収納スペースや調理するスペースに困ることはなくなるでしょう。使いにくいキッチンともおさらばです。使い勝手がよく、デザイン性も高いキッチンカウンターができれば、自分流のキッチン空間を作り上げることができます。さまざまなアイデアをDIYでチャレンジしてみてください。

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