2019.3.22

窓枠をおしゃれにDIYしよう!木材や小物の活用方法を紹介

住まいづくり

部屋の雰囲気を変えたい場合には、木材や小物を活用して窓枠をおしゃれにDIYするのも一つの方法です。窓枠の作り方は、材料と工程の手順を把握しておけばそれほど難しいものではありません。個人ブログや動画などで、自分なりの窓枠DIYを公開している人もいます。この記事では、木材を利用した窓枠の作り方や100均グッズなどの活用法、賃貸物件におけるDIYの注意点などを紹介していきます。自分の手で作っていく窓枠DIYを楽しみましょう。

目次

  1. 窓枠DIYの基本!木材を活用しよう
  2. 日焼けに注意!DIYで木材に塗装するときのポイント
  3. 窓枠をおしゃれに飾り付け!DIYでは小物を活用しよう
  4. 賃貸物件で窓枠をDIYするときの注意点とは?
  5. 窓枠は木材や小物でおしゃれにDIYしよう!

1.窓枠DIYの基本!木材を活用しよう

窓枠DIYの基本!木材を活用しよう

窓枠をDIYで作る場合には、木材を活用する方法が基本となります。材質やデザイン、塗装の仕方によって、部屋の雰囲気を引き締めるような存在感を発揮させることもできますし、部屋の雰囲気をこわさないような自然な仕上がりを目指すことも可能です。窓枠DIYにおける木材活用法をチェックしてみましょう。

木材をはめ込む

まずは、窓枠に木材をどのようにはめ込むのかを確認しておきましょう。窓枠DIYの基本を知ることで、DIYで可能なことがイメージしやすくなります。

今回は、窓枠だけでなくDIY全般で広く利用されているSPF材とスギ材を使います。窓の枠組みにSPF材、格子となる部分にスギ材を使ってきれいに仕上げていきましょう。どちらの木材ともホームセンターなどで比較的安い価格で購入可能です。なるべく反りの少ないものを選ぶと加工しやすくなります。自宅で木材をカットするのが大変という人は、ホームセンターで購入時に頼むことも可能です。ただ、お店によって店でのカットを取り扱っていない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

木材に塗装を施す場合には、はめ込み作業の前に済ませておきましょう。はめ込んだ後から塗装すると、余計な場所に塗料がつかないようにテープを貼るなどの手間がかかってしまいます。塗料がしっかりと乾いた後で、カットしたSPF材を窓枠のサイズに合わせて四隅をビス留めしていきます。四角形となった枠組みを、トンカチで慎重に叩きながら窓枠にはめ込んでいきましょう。次に、窓の格子となるスギ材を、枠組みとぴったりになる長さにカットしてそのままはめ込みます。サイズが合っていればはめ込むだけでも大丈夫ですが、しっかり固定されていないと不安という人はビス留めしておきましょう。

木材で棚を作る

窓枠DIYで人気なのが便利に使える棚を作ることです。棚を取り付けることによって、窓枠が小物などの収納スペースへと早変わりします。また、お気に入りのグッズを並べることでおしゃれなディスプレイとして使うことも可能です。

まずは、窓枠に木材をはめ込むときと同じように、枠組みと格子を組み立てます。そのときに注意しなければならないのは、格子をしっかりと固定することです。サイズを合わせてはめ込むだけでは強度が足りなくなる可能性があります。窓枠にはめ込む前に、枠組みと格子をDIYでよく使われるタッカーやビスなどで固定しておきましょう。

次に行うのは棚の取り付けです。格子をそのまま棚として利用したい場合には、棚に置くものの重量やサイズなどを考慮して木材を選びましょう。また、格子とは別に棚を設ける場合には、すでに固定してある格子に棚となる別の木材を設置することになります。木材の色合いや全体的なバランスに気をつけましょう。

2.日焼けに注意!DIYで木材に塗装するときのポイント

DIYで木材に塗装するときのポイント

窓枠で使用される木材は、カーテンよりも外側にあることで直射日光を浴びることになります。また、窓を閉め忘れて雨風が吹き込むといったことも起こりやすいため、非常に傷みやすい環境にさらされているといえるでしょう。そこで、木材の劣化を防ぐためには、気候の変化や雨風に耐性のある塗料を選ぶことが大切になってきます。

木材の風合いをそのままにしたい人には、オイル仕上げがおすすめです。オイルで塗装することで耐候性が向上し、木材の美しさが長く保たれます。耐久性や耐水性にすぐれた効果を発揮するのは水性ペンキです。多くのカラーから選ぶことができますし、塗装に慣れていない人でも比較的使いやすい塗料となっています。紫外線や傷などを防ぐニス仕上げを選ぶ人も少なくありません。ペンキやニスで仕上げると、オイルと比べて掃除やメンテナンスが簡単になるというメリットがあります。

3.窓枠をおしゃれに飾り付け!DIYでは小物を活用しよう

窓枠のDIYで活用できるのは木材だけではありません。マスキングテープや100円ショップで購入できる小物を組み合わせることで、窓周辺の空間をおしゃれに演出することができるのです。さまざまな小物を使った窓枠DIYの方法を紹介していきます。

マスキングテープで飾り付ける

窓枠をおしゃれに飾り付け!DIYでは小物を活用しよう

マスキングテープは、塗装がはみ出さないための保護テープとして使われることが一般的です。しかし、このマスキングテープはさまざまな色合いやデザイン、大きさのものが販売されており、窓枠を飾り付ける小物としても十分に活用できます。マスキングテープを使った飾り付けでもっとも一般的なのが、窓枠にテープを貼っておしゃれな空間を作ることです。

まずは、窓枠をどのように変えたいのかをイメージして、マスキングテープのデザインを選びましょう。テープを適切なサイズに切るカッターや、窓枠掃除のための住宅クリーナーも用意することをおすすめします。押しヘラなどがあれば、テープをきれいに貼り付けるのに便利です。

必要な材料や道具がそろったら、いよいよ飾り付けの作業に入ります。カーテンは作業の妨げになるため、あらかじめ外しておきましょう。また、窓枠にマスキングテープを貼り付けるときに、ほこりやゴミがあると粘着力を弱めてしまいます。住宅クリーナーなどで細かいほこりを取り除くことが必要です。窓枠付近がきれいになったら、空気が入り込まないようにマスキングテープを貼っていきます。余った部分はカッターで丁寧にカットしましょう。すべての面に貼り終わったら完成となります。

100均のグッズを利用する

100円ショップで購入できる小物を効果的に活用することで、窓枠をおしゃれにDIYすることが可能です。ここでは、フォトフレームや硬質カードなどを使った100均グッズの活用法を紹介していきます。

フォトフレームをつなぎ合わせて活用

フォトフレームをつなぎ合わせて活用

100円ショップで購入できるフォトフレームをつなぎ合わせて、自分だけのおしゃれな窓枠を作ることができます。100均のフォトフレームは、色や形などさまざまなものから選ぶことが可能です。窓枠にしたい大きさを考えて必要な数のフォトフレームをつなげば、格子状の窓の形になります。木材を買ってきて組み立てるといった手間を省けるのは大きなメリットです。サイズを合わせて窓に取り付けることで、DIYならではの開放的な雰囲気を演出できるでしょう。

つなぎ合わせて活用できるのはフォトフレームだけではありません。100円ショップで販売している木製のミラーをつなげると、おしゃれなインテリアとして活用できます。壁に掛けておくと奥行きを感じることができて、部屋に違った雰囲気が出てくるでしょう。また、100円ショップの格子を組み合わせることで、内側から開け閉めが可能な扉付きの窓にすることもできます。窓周辺のトータルデザインを考えるならば、さまざまなグッズを組み合わせることがおすすめです。たとえば、一見壁にレンガが埋め込まれているように見えるレンガシートを貼ると、落ち着きのある空間が演出できます。また、すのこを少し加工して窓の両脇に配置すれば、レトロな鎧戸といった雰囲気を味わうこともできるでしょう。

硬質カードと木材を併せて活用

100円ショップの硬質カードと木材を組み合わせることで、窓枠をおしゃれにDIYする方法があります。硬質カードとは、ポスターやカードなどをきれいな状態に保つために利用される透明なカードです。この硬質カードをガラス代わりに使うことで、窓にステッカーなどを自由に貼り付けることができるようになります。

まずは、木材で枠組みを作ってそのまま窓枠にはめ込みましょう。次に、格子部分を組み立てます。格子は枠組みへのはめ込みではなく、ここでしっかりと形を作ることになります。そして、窓のガラス部分に硬質カードを貼っていくのです。はみ出したところはカッターやハサミできれいにカットして、タッカーでしっかりと格子に留めていきます。最後に、格子の開け閉めが可能となるように、取っ手を設置してから蝶番で枠組みと固定すれば完成です。こうすることで、格子を閉めた状態だけステッカーなどが見えるようになり、ガラス窓の汚れや見通しが悪くなることを防ぐことができます。

4.賃貸物件で窓枠をDIYするときの注意点とは?

賃貸物件で窓枠をDIYするときの注意点とは?

持ち家ならば窓枠などのDIYを自由に行うことができますが、賃貸物件の場合には注意しなければならない点があります。1番最初に確認しておくことは、賃貸物件でDIYを行った場合、退去するときには原状回復が基本となることです。そのため、DIYをするときには、マスキングテープは剥がしやすいものを選ぶなど、退去時の原状回復を考慮に入れた工夫が必要です。賃貸物件でどうしてもDIYがしたいという人は、入居する前にDIYがどのくらい可能なのかを確認しておくことをおすすめします。

5.窓枠は木材や小物でおしゃれにDIYしよう!

窓枠は木材や小物でおしゃれにDIYしよう!

部屋の窓枠はDIYによっておしゃれな空間に変えることができます。木材や小物を組み合わせて、自分のイメージを形にしていくのはDIYの醍醐味といえるでしょう。木材のカットはホームセンターで頼むことができるため、すべて自前の工具を用意する必要はありません。それでも、「DIYは大変そう」という人には、100均で購入したフォトフレームなどをつなぎ合わせる方法はどうでしょうか。簡単な工作をする感覚で、部屋のインテリアを手軽に作ることができます。ここで紹介した方法を参考にして窓枠DIYを試してみましょう。

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