2019.3.28

理想のモダンなキッチンを見つけよう!事例と成功ポイント

住まいづくり

色やデザインにこだわったモダンなキッチンは、おしゃれで人気があります。自宅のキッチンをモダンな雰囲気にしたいものの、どんなデザインが良いのか、どうすれば実現できるかわからなくて困っていませんか。モダンなキッチンの実現例をチェックして、自宅に合った理想のキッチンを見つけましょう。

目次

  1. モダンなキッチンの種類と特徴
  2. 自宅のキッチンをDIYでモダンにしよう
  3. 理想のモダンなキッチンを実現するためのポイント
  4. 自分の理想のモダンキッチンを実現しよう

1.モダンなキッチンの種類と特徴

モダンなキッチンといっても、テイストや雰囲気、特徴はさまざまです。まず、代表的なモダンなキッチンの種類を知っておきましょう。

シンプルモダン

モダンなキッチンの事例と成功ポイント01

シンプルモダンなキッチンは、使用する色の数を少なめにして無駄を省いた機能的なキッチンのことです。素材そのものの美しさを活かしたデザインが特徴で、金属やガラスなど無機質な素材が使われることが多いです。直線を基調としたシンプルなデザインのものが多く、スタイリッシュな雰囲気に仕上がります。

クールモダン

モダンなキッチンの事例と成功ポイント02

クールモダンなキッチンは、金属や白を黒系の素材でまとめていて統一感があり、生活感を感じさせません。白と黒のモノトーンが都会的で、洗練された雰囲気が漂います。デザインは直線を主体にしてスタイリッシュに仕上げたものや、アクセントに曲線を取り入れたものなどさまざまです。モノトーンのはっきりしたカラーリングが印象的で、気品のある上質なイメージとなるでしょう。かっこいいデザインにしたい人や、日常離れした雰囲気を出したい人などに向いているでしょう。

ナチュラルモダン

モダンなキッチンの事例と成功ポイント03

モダンスタイルはシンプルでクールな雰囲気になりがちですが、ナチュラルモダンのキッチンにすれば温かさや安らぎのある雰囲気を演出できます。ナチュラルモダンなキッチンは、木材など自然の要素や暖かみのある色を取り入れた、素朴で優しげな印象のキッチンです。色は木の茶色以外に、黒・白・グレー・シルバーなどがよく使われます。柔らかな雰囲気のキッチンなら、料理をしている間もほっとくつろいだような気分になれるでしょう。

北欧モダン

北欧モダンなキッチンは、白やグレーなどをメインに使いながら、木材など自然の素材がうまく取り入れられています。アースカラーや暖色などの差し色をポイントに使うことが多く、全体的に明るくて温もりを感じる雰囲気になります。また、北欧では長い冬の間は室内で長時間過ごすことになるため、おしゃれなだけではなく快適に過ごせるようにと機能性も重視されています。

和モダン

和モダンなキッチンは、現代的なモダンスタイルをベースとしながらも伝統的な「和」の要素を取り入れれたスタイルです。スタイリッシュでありつつも和風ならではの温かみがあり、どこか静けさや懐かしさを感じさせます。使われることが多い素材は、漆喰や珪藻土、無垢材、古い木材などです。和モダンなスタイルは、リビングと和室がつながっている間取りや、リビングが和のテイストの家などでよく選ばれています。

2.自宅のキッチンをDIYでモダンにしよう

どんなテイストのモダンなキッチンにするかを決めたら、さっそくそのテイストを取り入れてみましょう。ここからは、手軽に始められるDIYで理想のモダンなキッチンに近づく方法を紹介します。

手軽なリメイクシートを利用する

1つ目は、貼るだけでイメージをがらりと変えられるリメイクシートを使う方法です。リメイクシートは、ホームセンターや100円ショップなどで比較的簡単に手に入れることができます。木目調シートやタイル調シートなどおしゃれなデザインが豊富に用意されているので、好みのものを選びましょう。リメイクシートを選んだら、どの場所にどのように貼るかを考えます。カウンターなど、貼る場所と選ぶシートの組み合わせにより、いろいろな雰囲気を演出することができます。

木材を使ってイメージを変える

2つ目は、リメイクシートよりも本格的に雰囲気を変えたいなら、木材を使うという方法です。ホームセンターなどで手に入れることのできる薄い木材などを、キッチンの壁に貼り付けてみましょう。温かみのある木目が、キッチンをほっこりとしたスペースに変えてくれます。黒っぽい色の板を使えば、クールでスタイリッシュな雰囲気に仕上げることも可能です。壁全体に広く貼っても、カウンター部分のみなどポイント使いに貼っても良いでしょう。理想のイメージに合わせて、貼る場所や木材のサイズを変えるのもポイントです。

アイランドキッチンを手作りする

モダンなキッチンの事例と成功ポイント04

3つ目は、カウンターを手作りして対面式のキッチン風にすることです。簡単にカウンターを作りたいなら、市販のカラーボックスを利用しましょう。作り方はカラーボックスを並べて上部に天板を取りつけるだけで完成です。DIYに時間や手間をかけられるなら、ホームセンターで木材を購入して、素材から自分で組み立ててみましょう。自分で作るとデザインもサイズも思いのままで、本格的な対面式のキッチンを楽むことができます。

調味料棚を作る

4つ目は、ガスコンロや作業台まわりのスペースを利用して、オリジナルの調味料棚を作ると方法です。棚を何段にするか、どのくらいのサイズにするかなどは、使い勝手や置きたい調味料の量、設置する場所の広さなどを考慮しながら決めましょう。木目を活かした調味料棚なら、ナチュラルモダンや北欧モダンのキッチンにぴったりです。黒や白にカラーリングして、シンプルモダンやクールモダンなキッチンとなじませることもできるでしょう。

3.理想のモダンなキッチンを実現するためのポイント

リフォームでモダンなキッチンを実現させるためには、気をつけておきたいことがあります。注意したいポイントをしっかり押さえて、理想的なキッチンを実現させましょう。

理想のキッチンのイメージを固める

まず、自分が実現させたいキッチンのイメージを具体的に持っておくことが大切です。キッチンのレイアウトやタイプ、デザインやカラーを選ぶときは、憧れのタイプや好きな色というだけで決めてしまうのではなく、どのようにキッチンを使いたいのか、リビングやほかのインテリアとうまく調和するかどうかなどを考えることが重要です。キッチンのレイアウトなどは、工事が始まってしまうと後戻りができません。どのようにキッチンを使いたいか、壁付けキッチンや対面キッチンのメリットやデメリットなども事前に確認しておけば、設置後に後悔するようなことは避けられます。

キッチンに持たせたい機能を整理する

モダンなキッチンの事例と成功ポイント05

レイアウトやデザイン以外に考えておきたいのは、キッチンにどんな機能を持たせたいかということです。たとえば、収納に関しては、基本的には「使う場所に取り出しやすく収納する」のがポイントです。キッチンの収納にはフロアキャビネットや吊戸棚、パントリーなどがあるので、それぞれの場所に合わせてどんな収納にするかを考えましょう。コンロや換気扇、水栓などキッチンの機器も、さまざまな種類が用意されていますので、用途や目的に合わせて選びましょう。たとえば、コンロならば、鍋の種類を選ばないガスコンロか、火を使わないIHヒーターかどちらを採用するのかを考えます。水栓であれば、タッチフリーのハンズフリー水栓か浄水も出るオールインワン水栓かなど、どのような機能が必要なのかを考えて、最適なタイプを選ぶようにしましょう。自分がどんな機能を使いたいか必要なのかに合わせて、最適な機器を選びましょう。

使ったときのことを考える

モダンなキッチンの事例と成功ポイント06

失敗例としてよくあるのは、実際に使ってみたら狭かった・使い勝手が悪かった、などというものです。そうした失敗を避けるためには、生活のなかで実際にキッチンに立つシーンを想定して選ぶのがポイントです。普段から複数人で同時に料理をするのであれば、スペースを確保しやすいアイランドキッチンが向いていますし、一人で集中して料理をしたいなら、作業に専念しやすい壁付けキッチンが良いでしょう。このように、たとえば、「誰が料理をするか、何人で料理をするか」だけでも、ふさわしいレイアウトは変わってきます。調理シーンの動線以外にも、ほかの家事をするときの動線や、朝の支度をするときの家族の動線なども考慮した方がよいでしょう。普段の生活におけるキッチン内の動線を考えて、スムーズに動けるようなレイアウトを考えましょう。

4.自分の理想のモダンキッチンを実現しよう

モダンなキッチン実現させる方法として、DIYやリフォームのさまざまな事例をみてきました。キッチン作りを成功させるためには、まず自分の理想的なキッチンのイメージをしっかりと持っておくことが大切です。使いやすさや動きやすさをよく考えて、理想のおしゃれでモダンなキッチンを完成させましょう。

「キッチンの商品情報ページ」はこちら

この記事の関連キーワード