賃貸でもできる!お手軽DIYで憧れのアイランドキッチンへ
アイランドキッチンは対面タイプのキッチンで、家族とのコミュニケーションをとりやすいなどメリットが多いことが魅力です。手軽にできるDIYで、憧れのアイランドキッチンを実現する方法を紹介します。
目次
1.アイランドキッチンをDIYして今のキッチンの不満を解消!
キッチンに立った際に、スペースが狭い、ワークトップ(調理台)の高さが身長に合わず調理しにくいなど、さまざまな不満を抱くケースも多いでしょう。しかし、DIYでアイランドキッチン風の作業台をつくることで、これらの不満を解消できるかもしれません。
調理スペースの狭さを解消!
キッチンの調理スペースが狭いことで、調理途中に食材や調理道具を置くスペースがなく、不便に感じることがあります。一般的な調理スペースの広さは、約60cm~90cmが目安です。調理するメニュー数が多かったり、家族の人数が多かったりすれば一般的な調理スペースには食材などが置ききれず、冷蔵庫を往復したり置き場所を探したりと余計な時間がかかります。しかし、キッチン用の作業台を作ることで新しいスペースを増やせるため、調理中のわずらわしさを解消できるかもしれません。また、アイランドキッチン風の作業台にすれば、キッチンの雰囲気もおしゃれに変えることができるでしょう。
自分に合わない高さを解消!
備え付けのキッチンでは、ワークトップの高さが自分の身長や作業をしやすいと感じる高さに合っていないケースも少なくありません。ワークトップが低い場合、姿勢が前かがみになるため、毎日の作業で腰に大きな負担がかかります。反対にワークトップが高いと、肩や肘があがった状態となり、肩や腕の筋肉に負担がかかるのです。負担がかかる作業を行うアイランドキッチン風の作業台を作ることで、自分の身長に合わせた高さの調理スペースを作成でき、体への負担を軽減できるでしょう。
収納スペースの少なさを解消!
収納スペースが少ないと、収納しきれない調理器具などがキッチンのワークトップの調理スペースにまで溢れてしまい、見た目にも乱雑に見えてしまう場合があります。さらに、ワークトップの上に物が乱雑に置かれることによってキッチンの掃除にも手間がかかっていまうかもしれません。このような場合にもアイランドキッチン風の作業台を作ることで、スペースがなく収納できなかった調理器具などを片付けることができます。また、作業台に収納機能を取り付ければ、キッチンの収納力も向上させることもできるでしょう。
2.アイランドキッチンをDIYするメリット

今あるキッチンを対面タイプのアイランドキッチンにリフォームするのではなく、アイランドキッチン風の作業台をDIYすることには、たくさんのメリットがあります。費用の面なども含め、どのようなメリットがあるのかをチェックしておきましょう。
自分のキッチンに合ったサイズにできる
キッチンやリビングのスペースが広くない場合、アイランドキッチンを作ることが難しいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、アイランドキッチン風の作業台のDIYであれば、キッチンの広さに関わらずアイランドキッチン風のキッチンを実現することができます。たとえ広いスペースを確保できなくても、アイランドキッチン風の作業台を自宅に適したサイズにでDIYできるため、無理なく取り入れることができます。
リフォームするより手軽にできる
アイランドキッチン風の作業台をDIYする場合は、主な材料を量販店やホームセンターで購入することが一般的です。これは、今あるキッチンをアイランドキッチンにリフォームするよりも手軽で、費用を抑えることができます。また、100円ショップで手に入る材料を使用するなど、工夫次第で、さらに費用をおさえることもできるでしょう。
アイランドキッチン風の作業台をDIYする場合、すべての材料を新しく購入する必要はありません。新品ではなく現在使用している棚などを使ってDIYすることもできます。今あるものを使用することで失敗も少なく、より費用を抑えて手軽にアイランドキッチン風のキッチンを実現することもできます。
3.アイランドキッチン風の作業台をDIYする前にやっておくこと

アイランドキッチン風の作業台をDIYしたものの、キッチンのサイズに合わず置けないなどといった失敗を防ぐためにも、DIYをする前に行うべきことがあります。DIYを成功させるために確認しておくべきことは、アイランドキッチン風の作業台を置く場所のサイズをしっかりと測り、どのような大きさの作業台をつくるのか、事前に決めておくことです。また、どのようにアイランドキッチン風の作業台の使うのか、どのような機能がほしいのか、作業台のイメージをしっかりと固めてからDIYを始めるようにしましょう。
4.アイランドキッチン風の作業台をDIYしよう!

アイランドキッチン風の作業台のDIYは、さまざまな方法があります。作り方や仕上がりのイメージから自分が行いやすい方法や好みのイメージを選ぶことができます。使用する材料を中心に、どのような種類があるのかを紹介します。
カラーボックスで手軽にDIY
市販のカラーボックスを利用すれば、比較的手軽にアイランドキッチン風の作業台をDIYすることができます。作業台にしたい高さのカラーボックスを2つ用意して並べ、それらのカラーボックスの上に天板となる板を乗せ、背面をベニヤ板などの薄い木材でカバーすれば完成です。また、完成した作業台を好みの色に塗装したり、タイルやリメイクシートなどを貼れば、キッチン空間を好みの雰囲気に近づけることもできます。
今ある棚を利用してカウンターにする
今お使いの棚などを活用して、アイランドキッチン風の作業台をDIYすることもできます。まず、欲しいアイランドキッチン風の作業台の高さの棚を用意します。もしも、棚の幅が足りない場合には、棚と同じ高さのカラーボックスや別途DIYした棚を並べましょう。次に棚の上に天板を乗せて、動かないようにしっかりと固定し、最後に背面全体を木材やリメイクシートできれいにすれば完成です。
また、キッチンカウンターと同じ程度の高さの食器棚をアイランドキッチン風の作業台の一部として利用することもできるでしょう。この場合は、収納として使う場合には問題がありませんが、作業台として使う場合は、食器棚のカウンターの耐荷重や耐熱や耐水などの耐久性を事前に確認するようにしましょう。食器棚の種類によっては、作業台として使用には向かない可能性もありますので、注意が必要です。
木材を使って本格DIY

アイランドキッチン風の作業台をDIYしたくても、自宅のキッチンに最適なサイズのカラーボックスや棚がない場合もあるでしょう。最適なサイズの素材が手に入らなかった場合には、木材を使って本格的なDIYで、アイランドキッチン風の作業台を作ることもできます。まずは、作業台を置きたいスペースに合わせて、木材をカットします。ホームセンターによっては、木材をカットするサービスや、カットなどDIYの工具のレンタルや作業スペースのレンタルなどのサービスを行っている場合もありますので、このようなサービスを利用するのもよいでしょう。。木材に塗装をする場合は、組み立てる前に塗装をして乾燥させます。収納棚としても使いたい場合は、収納用の棚なども取り付けるようにします。カットと塗装が完了したら、それらを組み立てて、天板を取り付ければ完成です。
5.アイランドキッチンのDIYを成功させるためには?

アイランドキッチン風の作業台をせっかくDIYしたのに、キッチンに置いたらキッチンがさらに使いにくくなった、デザインが気に入らないなどDIYが失敗に終わらないようにするためにも、事前に成功させるためのポイントを押さえておくことが重要です。DIYしたアイランドキッチン風の作業台をキッチンに置いた際に、キッチンの作業スペースはどれぐらいになるのか、カラーやデザインなどは今のリビングやキッチン空間の雰囲気とあっているのかなど、作業台を置いたあとのキッチンやリビング全体のバランスを考えましょう。
事前の想定がしっかりできていない状況で、DIYをはじめると、つくったのに使えない、キッチンやリビングの雰囲気に合わず浮いてしまうなど、気に入るものが作れないおそれがあるため、イメージを固めてからつくり始めましょう。また、調理で使用することを想定しているのであれば、調理の負荷に耐えられる強度を持たせることや耐熱性や耐水性のある材料を使用することも大切です。長期間使用するためにも、事前にしっかり確認したうえでDIYをはじめましょう。
6.アイランドキッチンのDIYで毎日の料理をもっと楽しく

料理は毎日の行うものなので、キッチン空間を少しでもストレスがない環境にすることは大切ではないでしょうか。自宅に適したアイランドキッチン風の作業台をDIYことで、キッチンまわりの使い勝手がよくなり、効率的に作業できることも大きなメリットです。DIYで理想のアイランドキッチンを実現し、毎日の料理の時間を楽しいものに変えましょう。