2019.3.29

トイレをDIYでリメイク!タンクレス風にもできる!

住まいづくり

トイレは家の中でも、毎日必ず使用する場所です。トイレを自分好みの空間に変えることができたら、快適に過ごせるでしょう。DIYでリメイクすれば、殺風景だったトイレもあなた好みのおしゃれなトイレに雰囲気をかえることができます。DIYは難しいというイメージを持っている方も多いかもしれません。ここでは、簡単に挑戦できるトイレのDIYの方法を紹介します。

トイレをDIYでタンクレス風にできる

目次

  1. 簡単にトイレの壁をデコレーションするDIY方法
  2. トイレの床をDIYでリメイクする方法
  3. DIYでタンクレス風トイレにする方法
  4. トイレをDIYするときの注意点
  5. DIYでトイレをおしゃれな空間に!

1.簡単にトイレの壁をデコレーションするDIY方法

トイレをDIYでタンクレス風にできる

トイレのDIYで、手を加えることができる箇所はいくつかありますが、最初に壁面のデコレーションについて紹介します。トイレの空間の中では壁面の面積が最も多いので、壁を変えるとトイレの印象は大きく変わります。DIYで、自宅のトイレをおしゃれな空間に変えてみましょう。

クロスを張る

トイレの印象は、壁のクロスを張り替えるだけで随分と変わります。殺風景なトイレも、ぐんとおしゃれな雰囲気に変えることができます。ここでは、裏面にのりが付いたタイプのクロスの張り替えについて説明します。まずは、必要な道具をそろえましょう。クロスのサイズを測る定規、クロスをカットするカッター、壁に張ったクロスをきれいに仕上げるヘラ・ローラー・スポンジなどが必要です。次に手順を説明していきます。

まずは、クロスをカットします。ズレなども考えて、実際の採寸した壁サイズよりも少し大きめに余裕を持ってカットするようにしましょう。つぎに、裏面のシートをはがし、のりの付いた面を壁に張っていきます。その時にクロスがたわんでもすぐに丁寧にはがして、のりが乾かないうちに張り直せばきれいに張りなおすことができます。クロスを張り付けたら、中央部分から外側に向けてヘラを使って空気を抜いていきます。壁とクロスの間に空気が残らないよう、丁寧に作業しましょう。

このときにシワになってしまったら、無理に伸ばそうとせずに、一旦その部分をはがしてください。再度、張り付けてハケでブラッシングをするとキレイに張り直すことができます。キレイに張ることができたら、仕上げに入ります。定規などを当ててクロスの余分な部分をカットして、はみ出したのりをスポンジを使って拭き取ります。最後に、壁紙の角の部分をヘラなどでしっかりと押し込んで貼り付けましょう。そのほかの部分にはローラーを転がして密着させていきます。

この作業を、クロスを張りたい壁の分だけ繰り返していきます。クロスとクロスの継ぎ目も、ローラーでしっかりと密着させると仕上がりがきれいになります。きれいに仕上げるには、クロスを張る壁の状況を事前にしっかり確認しておくことも重要です。クロスを張る壁自体が凸凹していたり、張ってあるクロスがはがれていたりすれば、うまく張ることはできないでしょう。

ウォールステッカーを貼る

ウォールステッカーを貼り、トイレをおしゃれにDIYする方法もあります。ウォールステッカーというのは、壁のデコレーションに使用するシールや転写シートのことで、手軽に使えて、空間の印象を変えることができます。シールタイプのものが最も手軽で、好きな柄を選んで用意したら、台紙からシールをはがして、シワにならないように慎重に貼っていきます。転写シートを利用する場合には、貼りたい場所にシートをセットし、上から付属の棒などを使ってこすり、転写させて完成です。どちらも手軽に使えますので、好きな柄を見つけてDIYをしてみましょう。

2.トイレの床をDIYでリメイクする方法

トイレをDIYでタンクレス風にできる

トイレの床のDIY方法について紹介します。壁と同様に、床もトイレの印象を大きく変えることのできる場所になります。また、床は汚れやすい箇所なので、色や柄などだけでなく、防水や防汚、防臭効果をしっかり確認してからDIYしてください。

クッションフロアを敷く

ここでは、南国風に白砂利を床に敷き詰めるアイデアを紹介します。その準備として、まずは床を傷つけないようにするため敷く、クッションフロアについて説明します。まず、クッションフロアとは、床に敷く塩化ビニル系のシートタイプの床材のことで、ホームセンターなどで購入することができます。木目調やコルク調、レンガ調など多くの色・柄は豊富にありますので、好みのデザインや実現したい雰囲気にあわせて選んでください。一般的には、耐水性があり、お手入れもしやすい素材です。商品によって、耐水性などの性能が異なりますので、性能についてもよく確認して選びましょう。

床に敷く際に難しいのは、便器のまわりや床の配管部分などです。そのような場合は、柔らかい紙を使って床の型紙を取ります。それに合わせて、クッションシートをパズルのように組み合わせて並べます。丸みの部分は型紙に合わせてクッションシートをカットしてください。

白砂利を敷く

トイレをDIYでタンクレス風にできる

床面を保護するクッションシートを敷いたら、次に白砂利を敷きます。床に白砂利を敷き詰めるだけで、トイレが明るくおしゃれになります。丸みのある大き目の石を使うのがおすすめです。クッションフロアを敷いている上に敷き詰めるので、床に傷がつく心配はありません。

3.DIYでタンクレス風トイレにする方法

お住まいのトイレが、タンクつきのタイプの場合、DIYでタンクレスのトイレに見せることができます。タンクレストイレは、トイレ自体がシンプルですっきりとしたデザインなので、トイレ空間全体がすっきりと見えるのが特徴です。ここでは、DIYでタンクつきタイプのトイレをタンクレス風のトイレに見せるDIYを紹介します。

ベニヤ板を使って

まずは、タンクを隠すための骨組みを作ります。タンクまわりのサイズを測り、適当な木材(角材)を用意しましょう。ホームセンターなどでは、購入する際に指定サイズでカットするサービスを行っているところもありますので、カットする道具がない場合やDIYの時間を短縮したい場合には、利用するのもよいでしょう。骨組みは、タンクの両脇に直方体の枠組みを作ることをイメージしてください。骨組みができたら、骨組みをカバーする木材を加工していきます。

タンクについたレバーや手洗いをふさいでしまわないように、木材にはあらかじめ穴を開けておきます。形を整えた木材に、塗装をしたり、ニスを塗って仕上げて、骨組みに取り付ければ完成です。

プラスチックダンボールを使って

プラスチックダンボールを使えば、木材よりも簡単に加工ができます。タンクのまわりに作った骨組みに木材の代わりにプラスチックダンボールを使用します。基本的にはベニヤ板を使った方法と同じように加工をしていきますが、プラスチックダンボールの場合はカッターで簡単に切ることができるのでDIY初心者にはおすすめです。プラスチックダンボールを貼った後で、好みにあわせて、シートなどを貼って完成させましょう。

100均グッズを使って

トイレをDIYでタンクレス風にできる

骨組みに木材を使用するDIYを紹介しましたが、もっと手軽に100円ショップなどで市販されているアイテムを骨組みに使い、簡単にタンクレス風のトイレにDIYすることもできます。たとえば、「つっぱり棒」を使う方法です。タンクのまわりにつっぱり棒で骨組みとなる部分を組み立てます。骨組みのカバーにプラスチックダンボールを使用し、好みにあわせてリメイクシートなどでデコレーションをします。100円ショップで買える素材だけでもDIYができるかもしません。

天板の上に飾りを置いたり、手洗い部分の目隠しとして造花やフェイクグリーンを置くと、よりリラックスした雰囲気のトイレに仕上げることができますので、色々と試してみてください。

4.トイレをDIYするときの注意点

そもそもトイレをDIYでリメイクしたいと考える方の中には、築年数が古い住宅に住んでいる方も多いのではないでしょうか。清潔感を大切にしたいトイレという空間で、古さは清潔感を損なう場合が多々あります。便器を取り換えるなど大掛かりな工事をしたい場合には、専門業者に依頼するようにしましょう。DIYをするのは、上で紹介したように壁などインテリア部分に限って行うようにしてください。配管などの工事を専門家以外が行うと、水漏れなどの原因となり、復旧に予想外の費用が発生してしまう可能性があるためです。

また、賃貸住宅の場合には、退去の際に現状回復ができる範囲でのDIYに留めておく必要があります。判断に迷ったら、貸主や不動産会社に確認してみると良いでしょう。

5.DIYでトイレをおしゃれな空間に!

トイレをDIYでタンクレス風にできる

賢くDIYに取り組むことで、トイレのインテリアを自分好みのおしゃれな空間に変えることができます。メーカーサイトなどでもたくさんの事例が紹介されていますので、参考にしてみるとよいかもしれません。トイレの便器などを取り替えるなど大掛かりな部分にはDIYは向きません。自分でのDIYが難しいと感じたら、無理をせずに、専門業者に依頼するようにしましょう。

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