2019.3.29

浴室乾燥機を取り付けて雨の日にも快適をプラス!

住まいづくり

毎日の家事で、欠かせないのが洗濯です。ただ、梅雨や冬場など、天候によって洗濯物が思うように乾かず、頭を悩ませる人も多くみられます。なかなか洗濯物が乾かないという悩みを、解消するのに役立つのが「浴室乾燥機」です。また、浴室乾燥機は衣類の乾燥に困ったときはもちろん、その日の気候や外出などに合わせて、衣類乾燥以外の使い方もできる魅力的なアイテムと言えます。ここでは、浴室乾燥機の種類や、取り付けるメリットについて紹介します。

目次

  1. 浴室乾燥機は乾燥だけ?機能と特性
  2. 浴室乾燥機を自分で取り付けることはできるの?
  3. 業者に浴室乾燥機の取り付けを依頼するメリット
  4. 浴室乾燥機はガス式・電気式どちらがおすすめ?
  5. 取り付け前に知っておこう!浴室乾燥機の種類
  6. 浴室乾燥機の取り付けで生活に快適をプラス!

1.浴室乾燥機は乾燥だけ?機能と特性

浴室乾燥機は乾燥だけ?機能と特性

浴室乾燥機の機能は、乾燥だけではありません。主な機能と特性には、以下のものが挙げられます。

衣類乾燥機能

まずは「衣類乾燥機能」です。天気の悪い日や梅雨などの時期でも、ライフスタイルに合わせて好きなときに衣類乾燥ができます。室内干しだと湿度や生乾きのにおいが気になってしまうという人にも便利です。

暖房機能

暖房機能

また、「暖房機能」も便利な機能です。冬場の脱衣所や浴室は空気が冷えて寒さを感じやすく、ヒートショックなどが心配という人もいるでしょう。浴室乾燥機を取り付けておけば、冬場の冷え込む時期でもスムーズに浴室を温めることができます。

換気機能

また、「換気機能」によって、カビや雑菌の繁殖を予防できます。入浴後の浴室は湿気や水滴が溜まってしまい、カビや雑菌が繁殖しやすい状態です。入浴後に換気機能で浴室を乾燥させれば、カビや雑菌の発生を抑えられます。さらに、「涼風機能」によって、入浴をより快適にすることが可能です。夏場の入浴は汗をかきやすく、シャワーだけで済ませてしまう人も多く見られます。涼しい風を取り入れることで、ほてった体が適度に冷めて、夏場の入浴でも汗をかくのを予防できます。

2.浴室乾燥機を自分で取り付けることはできるの?

浴室乾燥機の取り付けを検討する際に「そもそも自分で取り付けることはできるのか」という疑問を持つ人もいるでしょう。結論からいうと、浴室乾燥機を自分で取り付けるのは、避けたほうが無難です。なぜなら、専門的な知識や経験のない素人の場合、電気系統などが確実に取り付けられない可能性があり、危険なためです。

また、取り付け時には何の問題もないように見えても、使っていくうちに、思わぬトラブルが発生することもあります。安全に浴室乾燥機を使用するためにも、取り付けは専門的な知識と経験を有する、業者に依頼するのが大切です。

3.業者に浴室乾燥機の取り付けを依頼するメリット

業者に浴室乾燥機の取り付けを依頼するメリット

業者に浴室乾燥機の取り付けリフォームを依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットには、以下の4つが挙げられます。1つ目は「きちんと相談をしたうえで設置してくれる」という点です。浴室乾燥機にはさまざまな機能があり、人によって使い方は異なります。業者に依頼をすれば、要望をしっかりとヒアリングしたうえで、使いたい用途に合わせて設置してくれます。2つ目の「自分で下調べをする手間が省ける」のも大きなメリットです。

自分で取り付けを行うとなると、注意点や手順などを調べる必要があります。知識のない人の場合、情報を下調べするのに、時間や手間がかかることがあるため注意が必要です。業者に依頼すれば、下調べをするための時間や手間を省くことができます。3つ目は「工具の用意が不要」なことです。取り付けをする際、自宅に必要な工具がなければ、購入するなどして用意する必要があります。その点、業者に依頼をすれば工具を用意しなくて済むため便利です。4つ目は「設置時間の短縮につながる」ことです。プロに任せれば、自分で取り付けを行うよりも、設置時間が短くなることが期待できます。スピーディーな設置を希望する場合は、プロに任せるのがおすすめです。

4.浴室乾燥機はガス式・電気式どちらがおすすめ?

浴室乾燥機には、大きく分けて「ガス式」と「電気式」の2種類があります。きちんとそれぞれのメリット・デメリットを把握し、自分の希望に近いものを選びましょう。

ガス式のメリット・デメリット

ガス式とは、ガスでお湯を沸かして浴室の乾燥や暖房などを行うものを指します。ガス式のメリットは「温めるのに時間がかかりにくい」という点です。ガス式はハイパワーで、短い時間での乾燥や暖房が可能です。また「ランニングコストが安い」のもメリットです。一方、デメリットは「施工が大掛かりになる」ことが挙げられます。

ガス式の浴室乾燥機は本体の取り付けに加えて、熱源機の工事も必要になるため、注意しましょう。また、電気式に比べると「施工費用が高くなる可能性がある」のもデメリットです。以上のメリット・デメリットを踏まえると、ガス式は「ランニングコストを抑えたい」人におすすめです。

電気式のメリット・デメリット

電気式はその名の通り、電気によって熱を作るものを指します。電気式のメリットは、何といっても「施工が簡単に済む」ことです。ガス式の設置は、基本的に換気扇の配線を利用して行います。そのため、施工が簡単かつ手軽に済むのです。また、ガス式に比べると「施工費用が比較的低予算で済む」のもメリットです。その反面、デメリットは「設置が規制されている場合がある」ことが挙げられます。電気式は使用時に熱を持ち、周辺温度が高くなってしまいます。物件によっては設置が規制されているケースもあるため、注意が必要です。

よく確認をせずに勝手に設置をしてしまうと、思わぬトラブルを引き起こす原因につながります。設置の規制があるかどうか、あらかじめよく確認をしておきましょう。さらに、ガス式に比べると「ランニングコストがかかりやすい」のもデメリットと言えます。以上のメリット・デメリットを踏まえると、電気式は「取り付け時の工事費用を抑えたい」人におすすめです。

5.取り付け前に知っておこう!浴室乾燥機の種類

浴室乾燥機の種類

浴室乾燥機には、大きく分けて「壁付け型」「天井付け型」「天井埋め込み型(ビルトイン)」の3種類があります。それぞれどのような特徴があるのか、確認していきましょう。

壁付け型

壁付け型はエアコンのようなデザインで「設置が簡単」なことが特徴として挙げられます。壁にある既存の換気口を利用できるため、取り付けが簡単に済むのです。また、タイル浴室やシステムバス、外壁に面していない浴室壁にも取り付けできます。

ただし、場合によっては取り付けができない場合もあるため、プロに確認をするのがおすすめです。浴室乾燥機は設置場所によって、使いやすさに影響が出ることがあります。そのため、設置場所の選択肢が広いのは、大きなメリットと言えるでしょう。

天井付け型

天井付け型は既存の換気扇を取り外し、改めて浴室乾燥機を設置するのが特徴です。換気扇の取り外し、もしくはその上から取り付けということになるため、大掛かりな施工になるのを避けられます。また、薄型のものを選べば「場所を取りにくい」のも特徴です。

薄型浴室乾燥機なら、天井埋め込み型と同様に場所を取りにくく、スマートに設置できます。天井に埋め込むスペースがないけれど、天井に浴室乾燥機を取り付けたいという人におすすめです。

天井埋め込み型(ビルトイン)

天井埋め込み型はビルトインとも呼ばれ、天井にすっきりと設置できるのが特徴です。薄型なのでスペースを圧迫しにくく、浴室を広く使えます。見栄えも良く、浴室の景観をできる限り損ねたくないという人にもおすすめです。また、天井埋め込み型は、一台で浴室・脱衣室などの換気に対応できるのも魅力です。上手に換気を行うことで、浴室や脱衣所をいつもきれいに保ちやすくなるでしょう。

6.浴室乾燥機の取り付けで生活に快適をプラス!

浴室乾燥機の取り付けで生活に快適をプラス!

既存の浴室に浴室乾燥機を取り付ける場合は、きちんと下調べや現地調査を行うのが大切です。また、浴室乾燥機は使い方によって、ランニングコスト削減につなげられます。契約している電気やガスのプランに合わせて、取り付ける浴室乾燥機を選ぶと良いでしょう。

業者にリフォーム依頼をすれば、スピーディーかつ美しい仕上がりが期待できます。浴室乾燥機の多様性を上手に利用して、毎日の生活をより便利なものにランクアップさせてみてはいかがでしょうか。

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