おしゃれなお風呂場を実現！リフォーム方法やバスグッズを紹介
お風呂場は1日のうちで最もリラックスして過ごす空間ではないでしょうか。浴室をおしゃれにデザインすることで、より快適なバスタイムを過ごせるでしょう。お風呂場をおしゃれにするためには、浴室や浴槽をリフォームする方法とバスグッズなどを活用してお風呂のインテリアを変える方法があります。
1.おしゃれなお風呂場の実例紹介
リゾートホテルのようにゴージャスなデザインから個性的なデザインまで、浴室の内装にはさまざまなタイプがあります。まずはおしゃれなお風呂場のデザインにできるだけ多く目を通し、理想のお風呂場を明確にイメージしましょう。
リゾートホテルのような浴室
最初に紹介するのは、非日常的ながらリラックスできる、リゾートホテルのような空間をコンセプトにしたお風呂場です。床や壁の一部に木材を使用することで、柔らかくナチュラルな空気を醸し出しています。大理石や木材の風合はそのまま残されているため、まるで自然の中にいるようなリラックスしたひとときを過ごせるでしょう。浴室と洗面所を壁ではなくガラスで仕切ることにより、おしゃれで開放感のある空間に仕上がっています。浴室の奥がテラスにつながっているところも、ホテルライクな雰囲気を演出するポイントです。
個性的な浴室
次に紹介するのは、デザインした人のこだわりが感じられる個性的な浴室です。木材を使った天井は、温泉やログハウスを彷彿とさせます。時間が経てば経つほど独特の風合いが出てくるのも木材の特徴です。浴室を一新するとともに、水回りにも最新の設備を取り入れ、おしゃれなデザインと機能面を両立した設計になっています。使う人のニーズに合わせて、シャワーヘッドや浴槽などをカスタムすれば、より使い勝手が良くなるでしょう。たとえ限られたスペースでも、洗面所と浴室の仕切りを透明にするなどの工夫をすれば、空間に広がりを持たせることができます。
2.おしゃれにお風呂場をリフォームするポイント
お風呂場の空間をデザインする際は、お風呂場で過ごす時間や最低限求める機能など、自分の生活スタイルをもとに考えると良いでしょう。おしゃれなデザインだけでなく、使いやすい広さや利便性などを考慮することも必要です。
理想のお風呂場スタイルを考える
浴室のデザインでも特に人気があるのが、温泉スタイルとアジアンスタイル、北欧スタイルの3種類です。温泉スタイルは内装に檜などの木材を使ったり、浴槽の周りに岩を並べたりして、温泉を思わせるようなインテリアに仕上げます。お風呂場から見える位置に庭があるなら、竹や笹を植えるとより温泉らしい雰囲気が生まれるでしょう。
アジアンスタイルはタイやバリを思わせるインテリアが特徴です。大理石の浴槽やウッドデッキ風の床張りを取り入れ、モンステラやヤシの木など南国風の観葉植物を配置すれば、自宅にいながらリゾート気分を味わえるでしょう。アロマなどの香りを足せば、さらに雰囲気が出ます。北欧スタイルは、白やアースカラーを基調としたシンプルで洗練されたデザインが多いです。温泉スタイルとはまた違った、異国情緒を感じる空間で、リラックスしたバスタイムを過ごせます。
お風呂場の床・壁にこだわる
床や壁の素材も、おしゃれなお風呂場を作るうえで見逃せない要素です。築年数が古い住宅だと、タイル張りの床や壁が多く見られますが、ほかにもいくつかの選択肢があります。代表的なものは樹脂床材、人工大理石、木材の3種類です。樹脂床材はユニットバスなどで使われることが多く、比較的安価なのが特徴です。耐湿性と耐水性に優れ、水はけ加工や滑り止め加工などが施されているものもあります。色のバリエーションが豊富なので、デザインにこだわりたい人にもぴったりです。
浴槽の形にこだわる
より快適なバスタイムを過ごすには、家族構成やライフスタイルに合った浴槽を選びましょう。浴槽にもシンプルなストレートタイプの浴槽や、浴槽内に段差のあるタイプの浴槽、たまご型などの曲線のあるタイプの浴槽などの様々な形があります。ストレートタイプはスタンダードな形の、真っすぐな浴槽です。深めに設計されているものが多く、日常的に全身浴をする人や、寝そべるような形でゆったりと入浴したい人に向いています。
段差のあるタイプは、浴槽の中に段差がある計上で、段差に腰掛けたり足を乗せたりできるうえ、節水効果も期待できます。半身浴をする人や水道代をできるだけ節約したい家庭、小さな子どもやお年寄りがいる家庭に向いているでしょう。曲線タイプの浴槽は、ゆったりとした曲線を用いたフォルムが、やわらかな雰囲気を演出してくれます。リラックスした時間を過ごしたい人や、浴室全体をおしゃれでナチュラルなデザインに仕上げたい人にぴったりです。
浴槽の色合いにこだわる
浴槽の色はお風呂場の印象を左右するだけではなく、リラックス効果を高めることもできます。浴槽の色は白系、黒系、ビビッド系などさまざまな色があり、木目調などの個性的なデザインを選ぶことも可能です。白い浴槽は清潔感があり、空間を広く見せる視覚効果も期待できます。水垢や湯垢が目立たない一方で、髪の毛やカビが目立ちやすいので、こまめなお手入れを忘れないようにしましょう。
黒系の浴槽は高級感のある落ち着いた雰囲気を演出してくれます。水垢がはっきりと見えてしまうカラーではありますが、汚れている部分がわかりやすいので、メリットとして働く場合もあるでしょう。また、黒系の浴槽は圧迫感を与えるため、広めのお風呂場に使うのが無難です。ビビッド系の浴槽は個性的な印象を与え、明るい空間を演出できます。ただし、原色系で統一してしまうと、落ち着きのないデザインになってしまうので、白系や黒系のインテリアを組み合わせると良いでしょう。
3.お風呂場を簡単におしゃれにできる方法
お風呂場全体をリフォームできなくても、お風呂場で使う小物やインテリアを工夫するだけで、手軽におしゃれな空間を作り出せます。ここからはお風呂場をおしゃれに演出するアイテムやアイデアを紹介するので、雰囲気を変えてみたい人は実践してみましょう。
インテリア雑貨を活用する
お金をかけずにおしゃれなお風呂場を作るには、インテリア雑貨を上手に取り入れましょう。アジアン風やリゾート風の浴室に仕上げたいときは、観葉植物を置くと雰囲気が出ます。季節に合わせて植物の種類を変えてみるのも良いでしょう。貝殻を並べれば、まるでビーチリゾートにいるかのような雰囲気が味わえます。キャンドルを照明がわりに使えば、ロマンチックな空間を演出できます。火事や火傷が心配な人は、LEDキャンドルが便利です。質素な壁が気になるときは、防水のウォールステッカーでアクセントを加えると、浴室全体が華やかな雰囲気になるでしょう。
バスライトを活用する
照明に工夫を加えるだけでも、浴室の印象が大きく変わります。取り付けタイプや吸盤タイプ、浮かべるタイプの照明なら、設置も簡単です。壁面に取り付けるタイプの照明なら、湯気に包まれても手元や足元が見やすく、ケガの防止にもなります。吸盤タイプの照明は、設置の際に工具などを使う必要もなく、手軽に取り付けられるのが特徴です。できるだけ壁面を傷つけずに照明を取り付けたい人は、吸盤タイプを選ぶと良いでしょう。お湯に浮かべるタイプのバスライトは、おもちゃのような形からキャンドル型などのおしゃれな形まで、さまざまなデザインがあります。100円ショップなどでも手頃な価格で販売されているので、好きなデザインのものをいくつかまとめ買いしてみるのも楽しいでしょう。
4.バスグッズをすっきり見せる方法
おしゃれなお風呂場を維持するには、バスグッズや掃除用具をすっきりと収納することもポイントです。収納をまとめることで清潔に見えるだけではなく、利便性も上がります。
小物の色や形を統一する
市販のシャンプーやリンスは、さまざまな色や形のボトルに入っています。詰め替え用のボトルに移し、デザインを統一することで、すっきりとした見栄えのよいお風呂場が作れるでしょう。シャンプーやボディソープのボトルだけではなく、シャワーカーテンや石けんなどの小物まで色合いを合わせれば、より統一感が出ます。詰め替え用の容器は自分の好きな色やブランドで統一するのも良いですが、収納スペースにきちんと収まるよう、大きさも考慮して選びましょう。
かごや壁掛けを使って収納する
お風呂場の掃除に使う道具や洗剤は、形や大きさに統一感がなく、収納場所に困ることが多いです。おしゃれな雰囲気を損ねないためにも、お風呂場のデザインやライフスタイルに合わせた収納方法を考えましょう。まず、タオル掛けやアイアンバーに引っ掛けることで水を切りながら衛生的に収納できます。お風呂場の中にバーがないときは、窓枠や壁に突っ張り棒を設置し、掃除用具やタオルを吊り下げましょう。なるべく道具が見えないように収納したいときは、壁面にカゴを取り付けて、掃除に使うブラシやスポンジをしまうのもひとつの方法です。
5.お風呂場をリフォーム自分だけの癒し空間を作ろう！
おしゃれなお風呂場を作るには、浴室や浴槽をリフォームする方法と、バスグッズを活用してインテリアを工夫する方法があります。予算やライフスタイルに合わせて、理想のお風呂場をデザインしてみましょう。リフォームを考えている場合はリフォーム店に相談すると、希望に応じた浴室を提案してもらえます。