目的別で選ぶ！おしゃれなバスルームで至福のひとときを
バスルームは機能性だけではなく、リラックスできる雰囲気やデザインも重要です。おしゃれなバスルームに憧れている方のために、バスルームのデザインやインテリアの選び方について紹介します。
目次
1.おしゃれなバスルームを考える前に！目的を明確にしよう
おしゃれなバスルームを選ぶには、まずバスルームの使用目的を考える必要があります。たとえば、ゆっくり湯船に浸かりたい人と、シャワーだけで入浴を済ませてしまう人とでは、使いやすい広さや求める機能も違うはずです。バスルームで何をしたいのか、何分くらいバスルームを使用するのかを明確にしたうえで、使いやすいバスルームを選びましょう。
1-1.シャワーのみ
入浴時にシャワーしか使わないという人は、バスルームの面積をそれほど大きくする必要はありません。たとえば、毎日シャワーを15分ほど浴びる場合、4平方メートルのスペースがあれば十分です。バスルームをコンパクトにすると、ほかの居住空間にスペースを割くこともできます。ミニマルデザインのバスルームは、省スペースで設置できることから、マンションや狭小住宅にぴったりです。掃除も簡単なので清潔に保ちやすく、利便性が高いというメリットもあります。小さなバスルームでも、インテリアや小物の選び方次第で、おしゃれな空間を演出できるでしょう。
1-2.シャワーと入浴
湯船とシャワー、どちらも使いたいという人は、シャワーボックスのみの浴室よりも広めのバスルームを選んだほうが便利です。日本国内の一般的なユニットバスは、15平方メートル程のスペースで作られています。これは、30分程度のシャワーと入浴を想定した広さです。ある程度の広さがあるバスルームなら、おしゃれなデザインやインテリアを選ぶ楽しみも生まれるでしょう。たとえば、浴槽の素材を大理石にしたり、床張りをウッドデッキ風に仕上げたりすれば、バリやタイのリゾートを思わせるデザインになります。檜などの木材や岩を使って浴槽を構築すれば、温泉風のスタイルに仕上げることも可能です。
1-3.半身浴
半身浴をする習慣がある人など、1時間以上バスルームを使用する場合は、バスルームのスペースを20平方メートル程度に設定すると良いでしょう。十分に足を伸ばせる広さがあり、リラックスして過ごせる空間が理想です。ただし、バスルームが広くなると、清潔に保つのも大変になります。床材や浴槽の素材について事前によく調べて、お手入れしやすいものを選びましょう。たとえば、松や檜、杉などの木材は、しっかりとしたお手入れや定期的なメンテナンスが必要となります。人工大理石は見た目がおしゃれで傷がつきにくいという特徴があります。ユニットバスで使われることの多い樹脂はリーズナブルで、さまざまな色やデザインから選べるのが特徴です。
2.インテリアで演出！おしゃれなバスルームのアイデア
おしゃれなバスルームを作るには、床や壁の素材や浴槽のデザインだけではなく、インテリアも重要です。お金をかけなくても、簡単な工夫でバスルームをおしゃれに仕上げることができます。しかし、どこから手をつければ良いのかわからないという人もいるでしょう。そこで、簡単にバスルームをおしゃれにできるアイデアを紹介します。
2-1.LEDキャンドルでロマンチックに
ロマンチックでおしゃれな雰囲気のバスルームを作るなら、LEDキャンドルが便利です。火を使うのは抵抗があるという人でも、LEDキャンドルなら安心して使えるでしょう。倒れたり転がったりしても、火傷をしたりバスルームを傷つけたりする心配はありません。LEDキャンドルには普通のキャンドルのような置き型もあれば、お湯に浮かべて使えるものもあります。大きさや明るさもさまざまなので、バスルームの広さやデザインに合わせて選びましょう。なお、市販のLEDキャンドルには、水気がある場所では使えないものと防水性能を備えているものがあります。バスルームで使うLEDキャンドルは、防水加工が施されているかよく確認したうえで購入しましょう。
2-2.同じボトルを使って統一感を
シャンプーやボディソープを入れるボトルも、おしゃれなバスルームを作る重要な要素です。市販の容器をそのまま使用せず、統一感のあるボトルに入れ替えることで、洗練された雰囲気に仕上がります。また、市販のシャンプーやボディソープから、好みのパッケージのものを探すよりも、自分に合ったボトルを用意したほうが経済的です。愛用品をそのまま使えるうえ、詰め替え用を購入すれば良いので、コストの削減にもつながるでしょう。ボトルは生活用品を扱っているインテリアショップやバラエティショップのほか、100円ショップでも販売しています。あえてシンプルなデザインの容器を買って、ラベルやステッカーを貼れば、オリジナルのボトルを作ることも可能です。
2-3.花や観葉植物を飾って華やかに
窓の前や浴槽のふちなど、スペースがあれば花や観葉植物を飾ってみるのも良いでしょう。たとえば、モンステラやヤシの木なら南国風、竹や笹なら旅館のような雰囲気を演出できます。大きな植物を飾る余裕がない場合は、一輪挿しをさり気なく飾るだけで、バスルームが華やかな雰囲気に変わります。季節によって違う花を飾るのもおしゃれです。バスルームに飾る植物を選ぶ際のポイントは、湿気の多い場所や高温になる場所に強い種類を選ぶことです。また、明るい場所に置かないと花をつけない植物もあります。バスルームの位置や構造の問題で、自然光が入りにくいという場合は、定期的に日の当たる場所へ出してあげると良いでしょう。
3.新築・リフォームでおしゃれに！バスルームを選ぶポイント
新築やリフォームは、おしゃれなバスルームを作る大きなチャンスです。バスルームにはユニットバスや造作風呂など、いくつかの種類があります。どのタイプのバスルームを選ぶ場合も、まずはショールームで実物を見てみましょう。カタログやホームページで見た時点では気に入っていても、実物を見るとサイズや質感がイメージと違う可能性があります。ショールームでは、壁や棚の色、シャワーの形状などを変更できるか、スタッフに確認しておくと安心です。また、バスルームのデザインだけではなく、浴槽の機能にも注目して選びましょう。ジェットバスや保温性の高い高断熱浴槽、洗浄機能がついた浴槽など、さまざまな機能を備えた浴槽があります。おしゃれな雰囲気と利便性を両立したバスルームを選んで、快適なバスタイムを過ごしましょう。
4.デザインと機能性が溶け込むおしゃれなバスルームで快適に
インテリアを工夫するだけでも、おしゃれなバスルームをデザインできます。ただし、新築やリフォームでバスルームを選ぶ際は、デザイン性だけではなく機能性も重要です。日頃から半身浴をする習慣がついているなど、バスルームで過ごす時間が多い人ほど、おしゃれで居心地の良いバスルームを作って、1日の疲れを癒しましょう。