2019.8.28

仮設住宅の窓を再利用して「東京2020 復興モニュメント」へ

ニュース

被災地・東北の中高生と世界中の選手が、仮設住宅の再生アルミでつながる

LIXILは7月17日(水)、港区芝公園・スターライズタワー スタジオアースにて、「『東京2020 復興のモニュメント』 プロジェクトの発表~仮設住宅の再生アルミ納入式」を開催しました。

東京2020大会は、「復興オリンピック・パラリンピック」 とも言われています。『東京2020 復興のモニュメント』は、東京2020大会のゴールドパートナー(住宅設備部材&水回り備品)であるLIXILが、「被災地と世界を結びづける」というコンセプトのもと、東京2020組織委員会、東京都、東京藝術大学、岩手県、宮城県、福島県と共同で制作するものです。

モニュメントの素材には、被災三県(岩手県・宮城県・福島県)で役目を終えて解体された仮設住宅の窓などを再利用します。この素材に被災三県の中高生が選手への「感謝・応援」を込めたメッセージを記入し、東京藝術大学の学生がモニュメントを製作。大会期間中は大会関連施設に設置され、大会後には、選手たちのサインを施し、大会レガシーとして被災三県に寄贈される予定です。

仮設住宅の窓を再利用して「東京2020 復興モニュメント」へ (大会関連施設にモニュメントを設置したイメージ)

錦織選手と東北出身のお笑いコンビが語る、復興と東京2020大会への想い

二部では、プロテニスプレイヤー錦織選手が登場。錦織選手は2017年7月にLIXILの公式アンバサダーに就任し、スポーツを通じてLIXILの 活動を応援しています。

また、今回は、宮城県仙台市出身のお笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおさん、冨澤たけしさんも登場。被災後すぐに復興支援のための義援金を募り、今なお精力的に支援活動をしています。

1年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピックについて、錦織選手は「いよいよ来年ということで、少しずつ気持ちが高まってきています」と述べました。サンドウィッチマンのお二人も「東京だけでなく東北でも開催されるので、今からとても楽しみにしています」と、来年の開催を心待ちにしている様子です。

仮設住宅の窓を再利用して「東京2020 復興モニュメント」へ

『東京2020 復興のモニュメント』について知ったとき、錦織選手は「とてもいいアイデア」と感じたそうです。サンドウィッチマンのお二人も、「役目を終えた仮設住宅はどうなってしまうんだろうと思っていたので、形を変えて人と人とをつなぐものに生まれ変わるのは、心から嬉しいです」とのこと。さらに、「震災当時、世界からたくさん支援をいただいたので、東北がこれだけ盛り返してきたことをぜひ見てもらいたい」と語りました。

会場が和やかな雰囲気で盛り上がるなか、モニュメントで使用される仮設住宅の窓と再生アルミを乗せたワゴンがステージに登場。実物を目の前にして、錦織選手とサンドウィッチマンのお二人も、改めて今回の取り組みの意義を感じたようです。

仮設住宅の窓を再利用して「東京2020 復興モニュメント」へ

最後にモニュメントに使用される再生アルミ(2t分)の納入式が行われ、LIXILの公式アンバサダーである錦織選手から東京2020組織委員会・武藤氏へと手渡されました。

仮設住宅の窓を再利用して「東京2020 復興モニュメント」へ

さらに、2019年8月にワークショップに参加する東北の中高生を代表してサンドウィッチマンのお二人がプレートにメッセージ記入したものを披露、さらに、選手を代表して、錦織選手がサイン記入を行いました。

仮設住宅の窓を再利用して「東京2020 復興モニュメント」へ

サンドウィッチマンのお二人はそれぞれ「東北魂」、「エール」、錦織選手は「未来を変える!!」としたためました。この3枚のプレートは、8月に被災3県で実施されるワークショップにも登場する予定です。

仮設住宅の窓を再利用して「東京2020 復興モニュメント」へ

最後に、「復興への思いを新たに、大会ではメダルを取れるようにがんばります(錦織選手)」、「これからも東北と選手の方々を応援していきます(伊達みきおさん、富澤たけしさん)」とそれぞれコメント。会場全体が、復興への強い思いと東京2020大会への熱い期待で包まれ、大きな拍手のなか、イベントは終了しました。

 『東京2020 復興のモニュメント』は、夏に開催される被災三県の中高生と東京藝術大学とのワークショップでデザインが決定されます。東京2020大会では、アスリートの皆さんを励ます大きな力になることでしょう。

「想いをつなぐモニュメント」
https://www.lixil.co.jp/feel_the_moment/2020monument/default.htm