キッチン会議

オフィスにキッチンを置いてみる

コラム | 2016.3.29

「キッチン会議」では自分らしいキッチンを見つけ出すためのヒントを、
みなさんと真面目に、時には頭をやわらかくして話し合っていきたいと思います。
毎回コラムで話題を提供したり、建築家や専門家の意見を紹介したり、
アンケートを通してみなさんの暮らしぶりや考えをうかがったり。
さまざまな視点でキッチンを見つめながら、「キッチンの答え」を一緒に考えていきましょう。

海外のオフィスに行くとよくキッチンがオフィスに置いています。それも各フロアーにあったりします。お茶を飲んだり、簡単な料理をしたり、人との会話をスムーズにするのにはキッチンはとてもよい場所となるようです。仕事が終わったら、どこかに飲みにいくよりオフィスで軽く一杯というのも悪くありません。働く女性も多い時代ですが、食材を買いに行く時間もない中、昼休みにちょっと夕食の下ごしらえをしたり、仲間と一緒に食材をシェアしたりするのにも便利そうです。昼食もできたものを買うのではなく、簡単に料理をするのはどうでしょう。ずっと健康的です。誰かが作るのでなく自分の分を簡単につくる、ちょっとだけ他の人の分も作るぐらいの気軽さなら楽しいかもしれません。家から前の晩の残り物を温め直して、他の人に食べてもらうとか、使い道はいろいろありそうです。

ポートランドのオフィスキッチン

もちろんこうした料理にまつわることもありそうですが、アイデアに詰まったりミーティングをしたりするときなど、会議室で議論するのでなく、お茶を飲みながら、軽いスナックをつまみながらというのもいいでしょう。オフィスワークに創造的な仕事が要求される時代に、書類の山積みのオフィスでは気が滅入ります。たまには取引先も呼んでオフィスでパーティーなどをしてみてはどうでしょうか。意外なアイデアや人間関係が構築できるかもしれません。また普段の仕事ぶりからは想像できない上司の料理自慢にも遭遇できるかもしれません。アメリカのように広いリビングがあってホームパーティーとはいかない日本の住宅事情、オフィスを家のように使うというのはこれからの暮らし方の一つかもしれません。

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