キッチン会議

テーブルキッチン

家具のようにキッチンを考える

コラム | 2016.5.10

「キッチン会議」では自分らしいキッチンを見つけ出すためのヒントを、
みなさんと真面目に、時には頭をやわらかくして話し合っていきたいと思います。
毎回コラムで話題を提供したり、建築家や専門家の意見を紹介したり、
アンケートを通してみなさんの暮らしぶりや考えをうかがったり。
さまざまな視点でキッチンを見つめながら、「キッチンの答え」を一緒に考えていきましょう。

下の絵をごらんください。

テーブルに小さなコンロがあるキッチンです。キッチンというよりテーブルと言ったほうがいいかもしれません。
キッチンのバックカウンターとして作業台に使うことも、またダイニングテーブルとして使うこともできます。本格的な料理は壁際の大きなキッチンで行いますが、ここではお茶を沸かしたり、スープを温めたりできるように、簡単な料理用のIH(コンロ)を組み込んでみました。
「家族と会話をしながら料理をしたい、子供と一緒にお菓子をつくりたい」とキッチンを作るときに多くの人がこうした夢をいだくものです。しかしオープンキッチンはつねにトップを綺麗に保たなければいけないプレッシャーや、水跳ねや油跳ねも気になりオープンキッチンがいいか悩む人も多いでしょう。そこでこの絵のように効率的に料理をする場所とコミュニケーションしながら料理をする場所を分けてみると、これらの問題は解決しそうです。
コンロだけならば通常のダイニングテーブルの高さにしても、立っても座っても使えます。ここでは、720ミリの高さのダイニングテーブルに合わせてみました。

さらにシンクがないことで、排水を考える必要がなくなるので、簡単に動かすこともできます。思い切ってベランダや庭にも出したり、パーティのときはリビングの真ん中に持って行ったりと自由に動かしてみてはどうでしょうか。
下の絵は、リビング側へ動かした時のイメージです。

テーブルキッチンという考え方、みなさんはどのように思いますか。ぜひ参考にしてください。

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