23BLCP・BLCWシリーズWEB取扱説明書
当社では、お子様からお年寄りまで、誰もが安全で使いやすい製品の提供を目指していますが、当社製品に限らず、製品を使用する際の事故は発生しているのが現状です。
これらの事故は消費者庁やNITE(製品評価技術基盤機構)からも公表されていますが、その中には、使用者の不注意によるとされるものも少なくありません。
これらの事故はご使用の際に、ちょっとした注意を払っていただくことで防ぐことができます。
表示マークについて
誤った使い方をしたとき生じる危害や損害の程度を次の表示マークで区分し、説明しています。
「取扱いを誤った場合に、使用者等が死亡または重傷を負う危険な状態が生じることが想定されます。」
警告一覧へ
「取扱いを誤った場合に、使用者等が軽傷を負うかまたは物的損害のみが発生する危険な状態が生じることが想定されます。」
注意一覧へ
(事例は、当社製品を問わず市場で発生した事故を参考にして掲載しております。)
全体
分解・修理・改造をしない
破損(割れ、ねじの脱落など)したまま使用しない
感電やケガ、故障する恐れ
浴室内で幼児だけで遊ばせない
おぼれたり、ケガやヤケドをする恐れ
幼児や身体の不自由な方だけで入浴させない
また、付き添って入浴される場合は、幼児や身体の不自由な方から目を離さない
おぼれたり、ケガやヤケドをする恐れ
浴槽
浴槽排水栓は、すき間がないように閉める
掃除等で排水コアを取り外した時は正しくはめ込む
追いだき機器を使用する場合、水を循環口より10cm 以上入れる
空だきによる火災や機器が故障する原因となる
水栓・換気扇
水栓や換気扇等は、それぞれの商品に付属の取扱説明書および本体表示に従って使用する
誤った使い方をすると、ヤケドや感電・ケガ・故障の恐れ
照明・換気扇
照明や換気扇等は、グローブやルーバー等のカバーを外したり、破損したまま使用しない
照明や換気扇等は、直接水をかけない
火災や感電・故障したり、電球が割れてケガをする恐れ
照明にタオル等をかけない
火災の恐れ
換気扇等のお手入れをする場合は、電源(スイッチ)を切ってから行う
感電やケガをする恐れ
電源プラグ・コンセント
濡れた手で、電源プラグを抜差ししない
感電の恐れ
電源プラグの抜差しはプラグの本体を持って行う
コード部を持って抜差しを行うとプラグやコードが破損し、火災や感電の恐れ
本体や電源プラグやコンセントに水や洗剤をかけない
感電・火災の原因となる
電源プラグは根元まで十分差し込む
感電、火災の恐れ
電源プラグは定期的にコンセントから抜いて乾いた布でふき取る
電源プラグのたまったホコリにより火災の恐れ
コンセントに衝撃や強い力を与えない
感電、火災の恐れ
コンセントに電源プラグ以外のものを差し込まない
感電、火災の恐れ
コンセントの容量(1500W)を超える電気機器をコンセントに接続しない
感電、火災の恐れ
全体
自分で取り付けないで
お客さまご自身で壁に穴を開けて器具を取り付けたり、位置を変えたりしない
ケガや漏水の恐れ
浴槽内握りバーや握りバーがグラついたり、商品が破損した時は使用を中止し、修理を依頼する
ケガや漏水の恐れ
メタル調シャワーヘッドなど、メタル調の器具のメッキがはがれた場合は、修理、交換を依頼する
ケガをする恐れ
無理な力を加えない
窓枠に重いもの(植木ばち等)を置いたり、突っ張り棒等無理な力を加えない
浴槽に飛び降りたり、エプロン、点検口に衝撃を与える等、無理な力を加えない
ドアや風呂フタ、風呂フタフックにもたれたり無理な力を加えない
カウンター、洗面器、便器、各器具(シャワーヘッド、収納棚、タオル掛、ランドリーパイプ、シャワーフック、紙巻器など)へ無理な力を加えない
ケガや漏水、破損の恐れ
BLCW シリーズのエプロンは外れないので、無理な力・衝撃を加えない
ケガをしたり漏水の原因となる
目地のキズに気をつけて
床・壁・天井・窓枠等の継目部分の目地材(または、シーリング材)をはぎ取ったり、キズ付けない
目地やシーリング材が切れたり、はがれている場合は、修理を依頼する
漏水の恐れ
ものをぶつけない
ものをぶつける等、鏡や壁・照明カバーへの衝撃は避ける
表面にキズが付いたり、割れてケガをする恐れ
頭などをぶつけない
梁型天井に頭などをぶつけない
シャワーフックに頭などをぶつけない
ケガをする恐れ
溶剤・薬品について
シンナー等の溶剤、アルコール、アンモニア等の薬品、オイルを使用したり、排水口へ流さない
漏水、変色、ふくれ、割れ等の原因となる
以下の水や入浴剤は使わない
水道水(水道事業体が供給する上水)以外
硫黄系、酸(炭酸水素塩(炭酸水素ナトリウム等)、フマル酸を含む入浴剤等)・アルカリ系の入浴剤
溶剤、オイル、アルコールを含む入浴剤
粉末で湯に溶けにくい入浴剤
漏水、変色の恐れ
風呂水清浄剤は使用しない
排水栓が腐食、劣化して漏水の原因となる
固形、または粉末の塩素系洗浄剤・漂白剤を使ったり、近づけたりしない
金属やゴムが腐食、劣化して漏水の原因となる
化粧品、アロマオイル等の薬品が付いた場合は、すぐに水できれいに洗い流すか、きれいに拭き取る
付着したままの状態で放っておくと漏水や変色、割れ等の原因となる
浴室内の動作・取扱手順・位置
浴室内は石けん液や入浴剤等ですべりやすくなっているため、ゆっくりとした動作を心がける
転んでケガをする恐れ
取扱説明書に書かれている手順、位置を守る
ケガ、漏水の恐れ
冬期凍結の恐れがある時期(浴室内温度が零度以下へ低下)
水栓の取扱説明書および本書を参照し水抜きする
正しく使用しないと破損や故障の原因となる
長期間使用しない場合は、トラップ内の水を吸い出して不凍液と入れ替える
または、ヘアキャッチャーを外してから不要になったタオル等をトラップ内に押し込んで、排水からの臭気があがってこないようにする
凍結により、破損、漏水する恐れ
ロータンクは水を抜き、便器鉢内の水を不凍液に入れ替える
または、便器鉢内の水をすべて抜き取り、大きなタオル等で排水口をしっかりふさぐ
凍結により、破損、漏水する恐れ
シャワートイレ・便器は寒冷地仕様ではないため、水抜きはできない
通水後は暖房等により、室内温度を0℃以上に保つようにする
浴槽まわり
浴槽への出入りの際は足をふみ外さないように注意する
転んでケガをする恐れ
ゴム栓の玉くさりを引っぱったり、取付部を回さない
漏水、破損の恐れ
浴槽にお湯をためる際は、シャワーカーテンを閉めない
カーテンがオーバーフロー排水口をふさぎ、浴槽からお湯が溢れて家財を濡らす原因となる
市販の風呂フタは浴槽に合ったものを選ぶ
フタが外れて、ケガやヤケドをする恐れ
追いだき循環口に足を乗せない
追いだき循環口が外れ、転んでケガをしたり、ヤケドをする恐れ
浴槽・カウンター・握りバー
浴槽上縁面、カウンター、握りバーに乗ったり、足をのせない
転倒してケガをする恐れ
手が届きにくい場所は、柄付スポンジを使用する
浴槽、洗面カウンター、洗面器に直接熱湯を流さない、溜めない
製品や排水金具を痛めたり、寿命を短くする原因となる
点検口
点検口は設備点検時以外は開けたり、中に物等を置かない、また無理な力や衝撃を加えない
火災・感電や漏水、またフタが外れ、落下してケガをする恐れ
点検口は電気配線や配管関係等に異常が起きた場合、開けて点検・修理するためのもの
ご自身で開けたり、天井裏に物等を置かない
火災・感電や天井破損の原因となる
目皿
目皿はガタつきのないように正しく設置して使用する
目皿裏面のゴムを外して使用したり、目皿に体重をかけない
足を踏み外したり、すべって転びケガをする恐れ
ドア
ハンドルが外れかけている場合や扉端部の部品が外れた場合は、ドアを開閉しない
浴室に閉じ込められたり、ケガをする恐れ
扉の周囲に手を触れたままドアを開閉しない
指をはさむ等ケガをする恐れ
特に小さなお子さまには注意する
折り戸に勢いよく水をかけたり、かけ続けたりしない
漏水の原因となる
フラッシュドアに直接水をかけない
漏水の原因となる
入浴中や貯湯、入浴直後は浴室のドアを閉める
浴室外に湿気や水が漏れ、家財等をぬらす原因となる
窓まわり
窓枠に乗ったり、足をのせない
転倒してケガをする恐れ
窓や窓枠に勢いよく水をかけない
浴室外への漏水の原因となる
床
便器の設置してある床を洗い場として使用しない
また、便器周辺に水をかけたり、床に水を流さない
漏水の原因となる
便器
便器にはトイレットペーパー以外は流さない
排水管が詰まり、汚水があふれて家財等を汚す原因となる
水栓
水栓やシャワーは、湯温を素手で確かめて使用する
高温の湯が出てヤケドをする恐れ
高温の湯を使用する時には、吐水口や水栓本体、シャワーホースが高温になることがある
金属部の表面に直接、肌を触れないようにする
ヤケドをする恐れ
ハンドル操作の急閉止をしない
ウォーターハンマー(衝撃音)が発生することがある
配管から漏水し、家財等をぬらす原因となる
使用する前に切替ハンドルが吐水口側かシャワー側か確認する
不意に水をかぶったり、高温の湯でヤケドをする恐れ
水栓吐水口を強く回したり、足を乗せる等、無理な力を加えない
ケガや水栓本体、壁を損傷する恐れ
使用後は、温度調節ハンドルの目盛りを「40 (または「・」「-」の表記)」以下に戻す
次に使用するときに、高温の湯が吐出し、ヤケドをする恐れ
シャワーフックやシャワーを鏡や壁にぶつけない
キズや鏡が割れてケガをする恐れ
カウンター・器具
頭やからだをぶつけない
カウンターのカドや接合部、収納棚に身体や頭をぶつけない
ケガをしたり、収納物が落下する恐れ
鏡・収納
鏡に熱湯や冷水をかけない
急激な温度変化は鏡破損の原因となり、ケガをする恐れ
カウンター・収納部に、割れやすいもの、こわれやすいもの、重いものを置いたり収納しない
落下してケガや破損の恐れ
シャワーヘッド・シャワーフック
シャワーヘッド・シャワーフックに無理な力を加えない
破損してケガをする恐れ
シャワーヘッドを落としたり、ぶつけたりしない
シャワーヘッドにキズがつき、ケガをする恐れ
照明
照明の点灯中は発光部を直視し続けない
目を傷めたり、目がくらみ転倒してケガをする恐れ
換気扇
換気扇運転中はルーバーを外してファンに触れたり、指や棒を入れない
感電やケガ・故障の恐れ
全体
入浴剤の使用について
入浴剤入りの湯を浴槽に入れたまま、またはカウンター、床等に付いたまま長時間放置しない
表面が変色、変質する恐れ
火を近づけないで
タバコやキャンドル等の火気を近づけない
キズ・ヒビ割れの原因となる
化粧品(毛染め剤等)の使用について
浴室内で毛染め剤やマニキュア除光液を使用するときは、シ-ト等で保護する
付着すると除去できないシミになる場合がある
ジェルステッカー・ジェリーグミは張らないで
ジェルステッカー・ジェリーグミ等は鏡、タイル(目地を除く)、窓(ガラス面のみ)以外に貼らない
色が付着して取れなくなる恐れ
吸盤付製品の使用について
吸盤等軟質の樹脂製商品は、樹脂部品や L パネルに
付けたままにしない
変色する恐れ
金属類を放置しないで
ヘアピン・カミソリの刃等を放置しない
サビが付着して取れなくなる恐れ
ラジオの使用について
照明にラジオを近づけると雑音が入ることがある
雑音が入らない位置まで、ラジオを離して使用する
重いものや硬いものを落とさないで
重いものや硬いものを落とさない
キズの原因となる
土足で入らないで
浴室内に土足で入らない
床にキズがついたり、汚れる場合がある
洗面器と浴槽の同時排水について
ユニットバスの洗面器にためた水と浴槽の水を同時に排水しない
排水トラップから水があふれる場合がある
浴槽まわり
浴槽で浸け置き洗いをしないで
浴槽で浸け置き洗いをしない
浴槽が変色したり、劣化する恐れ
浴槽浄化保温機について
浴槽浄化保温機(24 時間バス)に該当する機器は使用しない
継続して使用すると浴槽表面の荒れ・退色等を著しく促進する場合がある
湯は温度を調節して給湯する
直接熱湯(80℃以上)を入れたり、湯を沸かしすぎると浴槽や排水金具を傷めたり、寿命を短くする原因となる
床
重いもの(水の入ったバケツなど)や硬いもの、鋭利なものを落とす、こする、引きずる等しない
床にキズが付いたり、表面が削れる原因となる
排水トラップ
排水トラップの水(封水)が蒸発等により減少、または無くなっている場合は、排水トラップに水をためる
排水トラップの水(封水)が無くなると臭気・害虫の侵入やガスにより金属・メッキ部品のサビの原因となる
ドア
ドアについて
ハンドルに重いものを掛けない
扉やハンドルが変形・破損する恐れ
扉をいっぱいまで開いた状態でもたれかかったり、無理な力を加えない
アームストッパーが破損したり外れる恐れ
ガラスのキズに気をつけて
ドア・窓のガラスは取扱いに注意する
ガラス表面にキズを付けた場合は修理を依頼する
特に強化ガラスの場合は時間が経過してから自然に割れることがある
シャワー・シャワーフック・握りバー・タオル掛・メタルシェルフ
シャワーヘッドを浸さないで
シャワーヘッドを浴槽・洗面器等に浸さない
配管に逆流する恐れ
重いもの・小さいものの収納
タオル掛やシャワーフックなどに重いものを掛けない
破損する恐れ
メタルシェルフに網目より小さいものを収納しない
落下して破損する恐れ
握りバー、スライドフック付握りバーにシャンプーや洗剤がついたときは洗い流す
手が滑ったりシャワーフックが下がる、シャワーヘッドが落ちる恐れ
照明
照明のグローブやカバーに洗剤を残さない
変質・変色、焦げたような跡がつく恐れ
便器
便座や便フタ等に無理な力を加えない
破損の原因となる
便器・ロータンクに誤って便器鉢内に物を落した場合は、水を流す前に必ず拾い出す
便器が詰まり、汚水があふれる原因となる
節水のためにロータンク内にビンやレンガ等の異物を入れない
故障の原因となる
トイレ用洗剤は、便器(陶器部分)以外には使わない
他の部分に使用すると不具合を生じる場合がある
タンクレス便器は、停電や給水水圧が下がった場合は、排水性能が確保できない
詳しくはタンクレス便器の取扱説明書を参照する