アセットパブリッシャー

取扱説明書 ラシッサUD メンテナンスブック 室内引戸

●ご使用の間、納まりに関して不都合が生じた場合は、以下の要領で調整を行ってください。

お願い

●この「メンテナンスブック」に掲載されていない調整については、無理に調整しようとすると本体の落下・破損・ケガなどのおそれがありますので、施工業者さま又は、当社お問い合わせをご確認ください。

●建付け調整は必ず、手回しドライバーを使用してください。電動ドライバーを使用した場合は、ねじ頭が壊れることがあります。

MAP-12B_017_1.png

■調整方法を予告なしに変更する場合があります。ご了承ください。

■ストライクの調整

ストライクの調整ねじを右に回すと錠のかかり部が出て、左に回すと錠のかかり部が奥に入ります。
※美和ロックFG3D錠のストライクには、錠のかかり調整機能は付いていません。調整が必要な場合は本体の上下・左右調整で対応してください。

MAP-12B_017_2.png

●本体と枠のすき間が大きい場合

調整ねじを左に回して調整してください。

MAP-12B_017_3.png

●錠がかかりにくい場合

調整ねじを右に回して調整してください。

MAP-12B_017_4.png

■バーハンドルのガタツキ調整

ガタツキがある場合は、下記のねじを締め直してください。

●バーハンドル

MAP-012E_016_01.png

●バーハンドルD型

MAP-12B_018_3.png

●バーハンドルR型

MAP-12B_018_4.png

■Wソフトモーションには商品の構造上、以下の現象が発生します。

製品不具合ではありませんので、あらかじめご了承ください。
・開閉の際にカチッという部品の作動音が生じます。
・バネを採用している為、扉を開ける際に途中扉が重く感じる部分があります。
・オイルダンパー(緩衝装置)を使用している為、夏季と冬季(部屋の温度差)で引込み速度が異なる場合があります。
・扉の重量、建付け状況により、扉の引込み速度が異なる場合があります。
・重量の重い扉を強めに閉めると、ブレーキ感が弱く感じる場合があります。
・重量の軽い扉を勢いよく閉めると、扉戸先の浮き上がり(つっかかり)が生じる場合があります。
・レール、吊車にゴミなどが付着し動きが悪くなると、扉が閉まりきらないことがあります。

■ソフトモーション機構の自動復帰方法

※本体を吊り込んでもソフトモーション機構が作動しない場合は以下の手順を行うことでソフトモーション機構が自動復帰します。
1.本体を全開してください。
2.本体を全閉してください。
3.1、2を1~2回繰り返してください。ソフトモーション機構が復帰します。
※必ず縦枠に当たるまで全開・全閉を行ってください。ソフトモーション機構復帰時に「カチッ」と手応えを感じます。
※ソフトモーション機構復帰後は本体を無理に押し込んだり、引っ張ったりしないでください。作動不良の原因となります。

MAP-12B_019_1.png

■ガイドピン位置の調整

●固定ガイドピンの場合

ねじをゆるめて前後に調整して固定してください。

MAP-12B_019_2.png

●中縦枠取付けガイドピンの場合

調整ねじをゆるめてガイドピン位置を本体中心に合わせて調整し、締め直してください。

MAP-12B_019_3.png

●標準位置

MAP-12B_019_4.png

●埋込みガイドピンの場合(連動引戸引違3枚建てのみ)

■左右調整(調整幅±2mm)

ガイドピンを切欠き部にマイナスドライバーなどを差込んで外してください。
※床にキズがつかないようにマイナスドライバーの下にあて布をして外してください。

MAP-012E_018_01.png

本体が静止していることを確認し、本体の中心線上にガイドピンの先端がくるようにガイドピンをまわして位置をあわせてください。
※中心がずれていると、開閉時にガイドピンが外れてしまう場合があります。
※ガイドピンケース内部、ガイドピン本体にゴミなどが入り込んでいる場合はきれいに取り除いてください。

MAP-12B_020_2.png

位置があったらガイドピンをガイドピンケースへ『カチッ』と音がするまで押し込んでください。

MAP-012E_018_02.png

■吊車の調整

●上下調整(調整幅上4mm、下1mm)

プラスドライバーで吊車上部の調整ねじを右に回すと本体が上がり、左に回すと本体が下がります。
※床面と本体下部とのチリ寸法は、8(-1、+2)mmが標準です。
※本体と床のすき間が範囲からはずれていると、ガイドピンがはずれたり、ガイドピンと引戸の下部がこすれる場合があります。

●左右調整(調整幅左右各2mm)

左右調整は上吊片引戸の場合、中縦枠と本体のチリが大きい(小さい)場合(標準チリ9mm)に実施してください。プラスドライバーで吊車下部の調整ねじを左に回すと本体が左へ動き、右に回すと本体が右に動きます。
※左右調整した場合は、本体が常に垂直になるようにガイドピンの調整をしてください。調整しないと開閉時にガイドピンが外れてしまう場合があります。

MAP-012E_018_03.png

■戸車の位置調整

前後調整幅約5mm

<スパナの場合>※スパナ:10mm

①前面カバーの固定ねじをゆるめ、前面カバーを取外します(2ヵ所)
②スパナで六角ボルトをゆるめ、戸車を動かします。
③スパナで六角ボルトをしっかり固定します。
④前面カバーを取付けます。

<プラスドライバーの場合>

本体を取り外す必要があります。
施工業者さま、または、LIXIL 修理受付センターまでご連絡ください。
<プラスドライバーの場合>
①前面カバーの固定ねじをゆるめ、前面カバーを取外します。(2ヵ所)
②本体から外れ止め金具・制動装置を取り外します。
③本体を枠から外します。
④プラスドライバーで六角タッピンねじをゆるめ、床付ガイドローラーを動かします。
⑤プラスドライバーで六角タッピンねじをしっかり固定します。
⑥枠に本体を吊込み、外れ止め金具・制動装置を取付けます。
⑦前面カバーを取付けます。

MAP-012E_019_01.png MAP-012E_019_02.png

■床付ガイドローラーの調整

<スパナの場合>※スパナ:7mm

①スパナで六角タッピンねじをゆるめ、床付ガイドローラーを動かします。
②スパナで六角タッピンねじをしっかり固定します。

<プラスドライバーの場合>

①前面カバーの固定ねじをゆるめ、前面カバーを取外します。(2ヵ所)
②本体から外れ止め金具・制動装置を取り外します。
③本体を枠から外します。
④プラスドライバーで六角タッピンねじをゆるめ、床付ガイドローラーを動かします。
⑤プラスドライバーで六角タッピンねじをしっかり固定します。
⑥枠に本体を吊込み、外れ止め金具・制動装置を取付けます。
⑦前面カバーを取付けます。

MAP-012E_019_03.png

■ブレーキ力の調整

マイナスドライバーで制動装置を右に回すとブレーキ力が強く(本体がゆっくり閉まる)、左に回すとブレーキ力が弱く(本体が早く閉まる)なります。

MAP-12B_021_3.png

■ストップ位置の調整

取付けねじをゆるめ、全開ストップローラーを左右に動かします。
※全開ストップローラーが板バネに強くあたる場合は、板バネの取付けねじをゆるめ上に上げてください。

MAP-12B_021_4.png

■吊車の調整

●上下調整(調整幅 上4mm、下2.5mm)

プラスドライバーで吊車上部の調整ねじを右に回すと本体が上がり、左に回すと本体が下がります。
※床面と本体下部とのチリ寸法は、8(-1、+2)mmが標準です。
※本体と床のすき間が範囲からはずれていると、ガイドピンがはずれたり、ガイドピンと引戸の下部がこすれる場合があります。

MAP-012E_020_01.png

●奥行調整(調整幅、前後各2mm)

戸先・戸尻吊車を本体から引き出し、各吊車の下面にある前後調整ねじをゆるめ、前後位置を調整します。調整が終わったら前後調整ねじを締め込みます。

MAP-012E_020_03.png

■ブレーキの調整

ブレーキ作動区間内で本体が閉まる速さを調整できます。戸先吊車ユニットを本体から引き出し、速度調整ねじを回すと調整できます。
※左:速くなる(ブレーキ力が弱くなる)右:遅くなる(ブレーキ力が強くなる)

MAP-012E_020_02.png

■ガイドピン位置の調整

●固定ガイドピンの場合

ねじをゆるめて前後に調整して固定してください。

MAP-12C_021_04.png

■全開キャッチの位置調整

ねじをゆるめて前後に調整して固定してください。

MAP-12C_021_05.png

【現象】鍵が入らない・回らない/鍵の抜き差しに引っ掛かりがある/サムターンが回らない→扉を開けた状態でも回らない、または、引っ掛かりがある

●シリンダー内にゴミ等の異物が確認出来る

→掃除機で吸い取るか、または、パソコン用のエアダスターで取り除いてください。それでも取り除けない場合はシリンダーを交換してください。

MAP-12B_026_1.png

●鍵に異物や汚れが付着している

→歯ブラシなどで鍵の切り込み部・溝部の異物、汚れをかき出してください。

MAP-12B_026_2.png

→鉛筆(先端の黒芯)でなぞるように黒く塗り、鍵穴に挿入して数回抜き差しをしてください。または、錠前専用潤滑剤(パウダースプレー)をお使いください。抜き差しにより、鍵に異物が付着した場合、取り除いてください。

MAP-12B_026_3.png MAP-12B_026_5.png MAP-12B_026_4.png

●シリンダー内又は鍵にゴミ等の異物が確認出来ない

→シリンダーを交換してください。

●シリンダー周辺や内部に市販の「潤滑剤・シリコンスプレー・マシン油」等の塗布が確認できる

MAP-12B_026_6.png

→シリンダーを交換してください。

●鍵の変形・バリが確認できる

→鍵を交換してください。

●町のキーコーナーで複製をした鍵のみが入らない

→美和ロック社純正の複製した子鍵を手配してお使いください。そのまま無理に使用するとシリンダー本体を傷め、純正キーでも回らなくなるおそれがあります。

●錠ケースが扉の木口面より斜めに飛び出している

MAP-012E_025_01.png

下側のねじを締め直してください。

MAP-012E_025_02.png

●鎌が変形している、擦れた痕が見られる

MAP-12B_026_10.png

→錠ケースを交換してください。

●鎌周辺やストライクにガムなどが付いている

→付着している物を取り除いてください。

【現象】鍵が入らない・回らない/鍵の抜き差しに引っ掛かりがある/サムターンが回らない→扉を開けた状態なら回る

※トリガーを押しながら、鍵、または、サムターンを回してください。

MAP-12B_026_11.png

●錠ケースとストライクの位置が合っていない

※錠ケース・ストライクの交換が必要な場合や、異常を発見した場合は、施工業者さままたは当社お問い合わせまでご連絡ください。
※鍵・シリンダー・サムターンは、施工業者さまによる別手配品となっております。鍵・シリンダー・サムターンの交換が必要な場合や、異常を発見した場合は、施工業者さままたは美和ロック代理店までご連絡ください。