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取扱説明書 サッシ・雨戸・窓シャッター・窓まわり商品・玄関ドア・引戸 【玄関ドア・勝手口ドア】

注意

●各種取付けねじは、必ず締付けてください。締付けがゆるいと落下・故障の原因になります。
※各種取付けねじは、(6)ねじ緩み箇所の点検を参照してください。

お願い

●閉じ速度は、早くしすぎないでください。指などを挟むおそれがあります。

●調整ねじは、遅くなる方から早くなる方へ調整してください。

●調整ねじは、左へ1回転以上回転させないでください。油もれを起こすおそれがあります。

※ご使用中にいろいろな不具合が発生することがあります。そのままにしておきますと、ドアクローザが破損し、人身事故などの原因になるおそれがあります。次のような不具合がないかどうかお手入れのときなどを利用して点検してください。

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(1)閉じ速度の調整

1.閉じ速度は、第1速度区間及び第2速度区間、それぞれ個別の調整ねじで行います。

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2.速度調整ねじを左右いずれかに回転させます。適正速度は、ドアの閉じ始めから閉じ終わりまで5~8秒位です。

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(2)ラッチングアクションの調整

●ラッチングアクションは、ドアが閉鎖位置直前(約3°)まできた時点でドアを素早く閉める機能です。風が強くドアが閉まりきらない場合などに使用します。

●ラッチングアクション調整ねじを反時計方向に回転すると、素早くドアが閉まります。
※ラッチングアクション調整ねじは左へ2回転以上回転させないでください。

(3)ストップ角度の設定

※商品によって装備されているものが異なります。

【ツマミタイプ・レバータイプの場合】

1.ドアをストップさせたい角度まで開いてください。
2.開いた位置でのリンクの↑部を押し上げてください。リンクが押しあがらない場合は、ドアを前後にゆすりながら押し上げてください。
3.ツマミを必ず右へ90°回してください。ツマミが回らない場合は、ドアを前後にゆすりながらやり直してください。または、レバーを倒してください。

お願い

●ツマミは必ず右へ90°回すようにしてください。右へ90°回さないとストップ装置の故障の原因になります。

●レバーは完全に倒してください。

〔ツマミタイプ〕

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〔レバータイプ〕

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【ねじタイプの場合】

1.ドアをストップさせたい角度まで開いてください。
2.フックを引き抜いてください。
3.開いた位置でストップねじをドライバーで締めこんでください。その際、識別マーク(黄色い部分)が見えなくなるまで締め込んでください。完全に締まりきらない場合はドアを前後にゆすりながら締め込んでください。
※識別マーク(黄色)が見える場合は、ストップねじの締め付けが不十分です。

〔ねじタイプ〕

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(4)ストップ角度の再設定

4.ドアを開きストップ状態にしてください。
5.【ツマミタイプの場合】ツマミを必ず左へ90°回してください。
【レバータイプの場合】レバーを起こしてください。
【ねじタイプの場合】ストップねじが回らなくなるまでねじをゆるめてください。
6.リンクの↓部をいっぱいに引き降ろすとストップ状態が解除され設定前の状態に戻ります。リンクが引き降ろしにくい場合はドアを開く方向に押しながらリンクを引き降ろしてください。
7.再度、手順1.~3.にしたがってストップ角度の設定を行ってください。

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〔ツマミタイプ〕

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〔レバータイプ〕

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〔ねじタイプ〕

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(5)バックチェック強さの調整方法

※バックチェック機構付の商品をお使いになっているお施主さまのみ対象となります。

●強風等でドアが急激に開くのを緩和するためバックチェック機構がついています。開扉時、約80°からバックチェック機能がはたらき、ドアを開くのが重くなります。バックチェックの強さは調整弁にて調整してください。

お願い

●バックチェック調整ねじは左右に1回転以上回転させないでください。強くなる方向に1回転以上回してバックチェックを繰り返し使用するとドア本体、枠に力が加わり製品に変形がおきる場合があります。弱くなる方向に1回転以上回すと油モレを起こし、正常に機能しなくなるおそれがあります。

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(6)ねじ緩み箇所の点検

各部のねじが緩んできた場合にはドライバーおよび、付属品のスパナで締め直してください。

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※商品によって装備されているものが異なります。

●ドアのラッチがかからない場合は、ストライクの取付けねじを緩め、ストライクの位置を調整してください。調整後は確実にねじを締めてください。

お願い

●ストライク取付けねじを全部外さないでください。トロヨケが脱落し、取付けられなくなります。

例)1

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A方向:ラッチがかからない場合
B方向:ドア本体がガタツク場合

例)2

1.ストライク取付けねじをゆるめ、ストライクA(表板)を動かして調整してください。(図-1)

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2.ストライクAで調整しきれない場合は、ストライクA・B(表板+裏板)ごと動かして調整してください。(図-2)

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※商品によって装備されているものが異なります。

●ツボのなかに砂、ほこり等がたまった場合は、清掃してください。

●調整機構付ツボの場合、子扉を室外側に調整できます。
1.子扉を開けます。
2.ツボ内部の調整ねじをゆるめ、位置を調整してください。室外側に3.5mmまで子扉が動きます。
※上枠・下枠共に調整できます。
※調整後は確実にねじを締めてください。

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