玄関ドア | 鍵が回らない・回りにくい(ストライク受けの位置がずれている)
考えられる原因
ストライク受けの位置がずれている
作業前のご注意
ドライバーはねじに合ったものをお使いください。ネジ山をつぶすと電池の交換ができなくなります。
解決方法
●通常ストライクの場合
ねじを緩めてストライクの位置を調整します。- ストライク取付ねじを緩め、ストライクA(表板)を動かして調整してください。室外側に3mm、室内側に1.5mm動きます。
- ストライクAで調整しきれない場合は、ストライクA・B(表板+裏板)ごと動かして調整してください。さらに室外側へ2mm動きます。(合計5mm動きます)
※ねじは緩めるだけにしてください。外してしまうと取付けが困難になります。
●ガードロック付きの場合
プラスドライバーで、枠側のねじを室内側から緩め、前後に調整してください。上記で解決しない場合は、以下の方法をお試しください。
●丁番の場合
① 前後左右方向の調整
※スペーサーはあらかじめ本体に取り付けてあります。
- スペーサー取付ねじを外します。
- 丁番取付ねじを緩めます。
- スペーサーを引き抜いて外します(または追加します)。
- 丁番ねじを締め付けます。
- スペーサー取付ねじを締め付けます。
- ※スペーサーを1枚はずすと1.5mm、2枚はずすと3mmドア本体が吊元側へ寄ります。
※スペーサーを追加すると、戸先側へ寄ります。
A 上下方向の調整
- ドアを枠から外し、丁番の軸に付属のワッシャー(丁番に同梱)を入れます。
- ※1枚入れると1.5mm、2枚入れると3mmドアが上に上がります。
※なるべく丁番に隙間がないようにワッシャーを入れてください。 - 調整には、ワッシャー・スペーサーが必要になります。調整部品がない場合は、修理になります。
●丁番ではない場合
@ 前後左右方向の調整
ピボットヒンジの調整
A 上下方向の調整
ピボットヒンジの調整
ピボットヒンジの調整
- ドア上、下部のピポットヒンジのうち、調整したい方のカバーを外します。
- 六角ナットを調整スパナで緩めます。
- 上図に従って調整ねじを回します。
- 調整後、六角ナットを確実に締め、カバーを取り付けます。
A 上下方向の調整
ピボットヒンジの調整
ご注意
- 修理や調整にあたっては手順を間違えないようご注意ください。また途中で修理や調整がむずかしくなったり無理が生じた場合には、すぐに作業を中断してお客さま相談センターにご連絡ください。
- 修理や調整にともなう事故や破損につきましては、当社は一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。
- ここでご紹介しているメンテナンス方法は、代表的な機種であり、すべての商品あるいは機種を網羅しているわけではありません。詳しくは商品の取扱説明書をご覧いただくか、お客さま相談センターにご相談ください。