玄関ドア | クローザのストップがきかない/全開状態で動かない(室内側にある場合)
作業前のご注意
ドアを閉めた状態で、赤丸の個所のように突起(ストップカム)が出ていますか? かつ、ドアを開けると、ストップ位置で入り込みますか?
※ストップカムがリンクに入り込むことで、ドアがストップします。入り込まないとストップする状況がつくれません。ドアを開閉させて、リンクにストップカムが入り込むか確認してください。
解決方法
●突起(ストップカム)が出ている場合
- ツマミを右に回してストップ状態にしてください。レバータイプの場合は、レバーを倒してください。
- ドアをストップカムが入る角度まで動かしてください。
※入らない場合は、解除状態でストップジョイント部(棒の部分)を下に下ろし、手で回して入れてください。 - ツマミを左に回してストップを解除してください。レバータイプの場合は、レバーを起こしてください。
- ストップさせたい位置にドアを開いて、ツマミを右に回してストップ状態にすると正常に戻ります。レバータイプの場合は、レバーを倒してください。
- 【ポイント】
ストップカムがとめたい位置でリンクに入るようにしてください。
●突起(ストップカム)が出ていない場合
ストップ角度が設定されていない状態か、ストップ状態が解除された状況になっています。
全開状態で動かない場合は、一度ストップ解除状態にしてください。
ストップ角度の設定
※商品によって装備されているものが異なります。
- ドアをストップさせたい角度まで開いてください。
- 開いた位置でのリンクの↑部を押し上げてください。リンクが押し上がらない場合は、ドアを前後にゆすりながら押し上げてください。
- ツマミを必ず右へ90°回してください。ツマミが回らない場合は、ドアを前後にゆすりながらやり直してください。または、レバーを倒してください。
【お願い】
- ツマミは必ず右へ90°回すようにしてください。右へ90°回さないとストップ装置の故障の原因になります。
- レバーは完全に倒してください。
ストップ角度の再設定
- ドア開き、ストップ状態にしてください。
- ツマミを必ず左へ90°回してください。またはレバーを起こしてください。
- リンクの↓部をいっぱいに引き下ろすとストップ状態が解除され、設定前の状態に戻ります。リンクを引き下ろしにくい場合は、ドアを開く方向に押しながらリンクを引き下ろしてください。
- 再度、手順1〜3に従って ストップ角度の設定を行ってください。
●ねじタイプの場合
- ドア開き、ストップ状態にしてください。
- セットねじをドライバーで緩めてください。
- リンクのA部をいっぱいに引き下ろすとストップ状態が解除され、設定前の状態に戻ります。リンクを引き下ろしにくい場合は、ドアを開く方向に押しながらリンクを引き下ろしてください。
- ドアをストップさせたい角度まで開きます。
- 開いた位置で、リンクのA部を↑方向に押し上げてセットしてください。セットされるとカチッと音がします。
- ※リンクが押し上がらない場合は、ドアを前後にゆすりながらやり直してください。
ご注意
- 修理や調整にあたっては手順を間違えないようご注意ください。また途中で修理や調整がむずかしくなったり無理が生じた場合には、すぐに作業を中断してお客さま相談センターにご連絡ください。
- 修理や調整にともなう事故や破損につきましては、当社は一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。
- ここでご紹介しているメンテナンス方法は、代表的な機種であり、すべての商品あるいは機種を網羅しているわけではありません。詳しくは商品の取扱説明書をご覧いただくか、お客さま相談センターにご相談ください。