子どもが、使用中のグリル窓に触ってやけどをした。

なぜ事故が起こったのか?

  • グリルでチキンを焼いていたところ、歩き始めた子どもがつかまり立ちをして高温になったグリル窓に手をついたため、手のひらにやけどを負いました。
  • グリルの高さは、1歳前後の身長と同じくらいです。そのため子どもがつたい歩きをしているとき、誤ってグリル窓に触ってしまうことがあります。その時期の子どもは、つかまり立ちから上手に歩けるようになり行動範囲が拡がり、好奇心が旺盛の時期とも重なっています。
  • 子どもは、大人に比べて皮膚が薄く、やけどをすると重症化することになりますので充分な注意が必要です。
子どもが、使用中のグリル窓に触ってやけどをした。

事故にあわないためには!

  • グリル窓は使用中だけでなく使用後もしばらくは高温ですので、触れないように注意してください。
  • キッチンにはグリルのほか、ポットや刃物など子どもにとって危険なものがたくさんありますので、侵入防止柵を利用するなど、子どもを近づけない環境づくりを心がけましょう。
  • つかまり立ちで、カウンターやコンロ上の鍋をひっくり返してやけどすることもありますので、注意してください。