暖房便座に長時間座って低温やけどを起こした。

なぜ事故が起こったのか?

  • 高齢の親がトイレを使用中にうとうとし、暖房便座に長時間座っていました。便座に当たる部分が痛くなったと言ったため、病院で診察してもらったところ、皮膚の低温やけどと診断されました。
  • 体温より少し高めの温度のものに長時間触れ続けることによって起きるやけどを負ってしまいました。
  • 加齢とともに皮膚感覚が鈍くなり、触れている部分が赤く炎症しても気づかなかったり、トイレ使用中に眠ってしまったりして、長時間座ってしまいがちになります。
  • 高齢になると皮膚の抵抗力が低下し、人によっては短い時間でも低温やけどになってしまうケースがあります。
暖房便座に長時間座って低温やけどを起こした。

事故にあわないためには!

  • 低温やけどの防止には長く座らないことですが、低温やけどに至る時間は個人差があるので注意が必要です。
  • 便座温度は設定をなるべく低く設定してください。(夏場はOFF)
  • 高齢者や要介護者が長い時間トイレに入っている時は、周りの人が声をかけてあげてください。
  • 機種によっては、座るとヒーターのスイッチが自動的に切れる「オートパワーオフ機能」が備わっていますので、活用してください。