トイレから煙がでた。

なぜ事故が起こったのか?

  • 長い間使ってきたトイレの暖房便座が冷たく感じたが、とりあえず使用できるので修理せずにそのまま使っていたところ、ある日トイレ内に煙が充満していました。
  • トイレに内蔵された機能部には多くの電子部品が使われています。経年劣化や水の浸入により、それらの部品や接続部が腐食してショートを起こし、発煙・発火する場合があります。
  • シャワートイレに適さない洗剤の使用や便器鉢内に洗剤を放置するなどの使い方はシャワートイレ内部および外部の金属製品の腐食・劣化による発煙や発火の原因になります。
トイレから煙がでた。

事故にあわないためには!

  • 温かいはずの暖房便座が冷たいなど、異常に気づいたら、すぐに電源プラグを抜き、販売店様、工事店様またはメーカーに連絡してください。
  • 温水洗浄便座は電気製品です。故障したままのご使用や長年のご使用は、電子・電気部品が劣化し発煙発火の恐れがあります。
  • 10年以上ご使用の場合、点検(有料)を受けられることをお勧めします。長期間使用されている場合は、買い換えをご検討ください。
  • 消毒液や除菌剤の日常的な使用はお控えください。シャワートイレの変色やひび割れなど製品を痛める原因となったり、シャワートイレ内部および外部の金属部品の腐食・劣化による発煙や発火の原因になります。
  • スプレーボトルでの噴霧は行わないでください。使用不可の部位に付着し、腐食・劣化による発煙や発火の原因になります。
トイレから煙がでた。
  • 清掃後は薬剤除去のために必ず水拭きをしてください。水拭きしないと、シャワートイレの変色やひび割れなど製品を痛める原因となったり、シャワートイレ内部および外部の金属部品の腐食・劣化による発煙や発火の原因となります。