便フタ・便座でお困りの方

便座が冷たい、温まらない

便座の温度の調子が悪い...

ユーザー

便座が温まっておらず、冷たい のが気になります…。
もしかして故障でしょうか?

オペレーターユーザー

便座の温度調節に関わる機能は、トイレの機種により様々です。
機能・機種によっては、ご自身での設定が必要になるものもあります。

まずは便座の温度調整に関わる部位のしくみを理解したうえで、
ご自身の状況にあった解決策を実行してみてください。

便フタ・便座のしくみ

便フタ・便座に関するセンサー/スイッチには、
さまざまな役割と目的があります。

トイレの水漏れは大きく分けて2種類トイレの水漏れは大きく分けて2種類
便座の温度について

1.着座センサー・スイッチ

センサー・スイッチが着座状態を検知し、
自動的に便座ヒーターが「入」になります。(スーパー節電使用時)

※そのため、センサーが汚れなどにより誤検知を起こすと、正常に作動しない場合があります。
また、低温やけど防止のため、1時間以上、着座状態を検知し続けると、暖房便座が自動的に「切」の状態になります。

2.リモコンの「便座温度」「節電」

ボタンを操作することで、便座の温度設定を変更することができます。
また、節電機能が作動していると、便座温度が抑えられます。

3.便座ヒーターは、便座上面のみに作用

便座の側面が冷たいのは、正常な状態です。

便座が冷たい、温まらないのときの
6つの解決方法

解決策①

考えられる原因

便座温度が
適温に調節されていない。

対処法

[便座温度]を押し、
適温に調節します。

サティスGの例
【便座温度】を押し、適温に調節します。 サティスGの例
PASSOの例
【便座温度】を押し、適温に調節します。 PASSOの例

解決策②

考えられる原因

節電機能が作動している。

対処法

節電スイッチを押して、本体の節電ランプが消灯したことを確認してください。

サティスGの例
設定リモコンの[節電 入/切]を押すたびに、「入」「切」が切り替わります。
節電スイッチを押して、本体の節電ランプが消灯したことを確認してください。

※節電設定についての詳細はこちら

PASSOの例

壁リモコンの節電[入/切]を押すたびに、「入」「切」が切り替わります。

節電スイッチを押して、本体の節電ランプが消灯したことを確認してください。

解決策③

考えられる原因

便座ヒーターオートOFF機能が作動している。

※便座ヒーターオートOFF機能とは低温やけどを起こしにくくするため、便座に座ると自動的に暖房便座機能を切る機能です。

対処法
便座ヒーターオートOFF機能を解除してください。

解決策④

考えられる原因

不適切な便フタカバーまたは便座カバーがついている。

着座センサーをふさいでいる。

便フタカバー、便座カバーの材質が厚すぎる。

対処法
便フタカバー、便座カバーを取り外してください。

解決策⑤

考えられる原因

着座センサーが汚れている。

着座センサーが汚れている。
対処法
着座センサーを柔らかい布で水拭きして掃除してください。

解決策⑥

考えられる原因

省エネに配慮して、便座温度は最高37℃としております。(機種によって便座温度が異なる場合があります。)
使用環境によっては便座が冷たいと感じる場合がありますが故障ではありません。
トイレを使用しないときは便フタを閉じておくと便座の保温性が向上し、省エネ効果があります。

代表的なタイプのみ記載しています。
詳しくは取扱説明書を確認してください。

修理が必要な場合、上記処置をしても直らない場合
お買い求めの取扱い店、または下記 「LIXIL修理受付センター」に修理をご依頼ください。

インターネットでの修理のお申し込み

便フタが自動で開かない

便フタの自動開閉が反応しない...

ユーザー

今までは便フタの自動開閉が行われていたのに、急に反応しなくなりました。
もしかして故障でしょうか?

オペレーターユーザー

便フタの自動開閉が正常に行われるよう、以下のことを見直してみてください。
・フルオート便座の設定
・便フタのカバー
・フタの取り付け方
・室温が高すぎないか
・センサーが反応するための環境が整っているか
・フタを手動で閉めていないか

まずは便フタの自動開閉に関わる部位のしくみを理解したうえで、
ご自身の状況にあった解決策を実行してみてください。

便フタ・便座のしくみ

便フタ・便座に関するセンサー/スイッチには、さまざまな役割と目的があります。

トイレの水漏れは大きく分けて2種類トイレの水漏れは大きく分けて2種類
便フタの開閉とセンサー

1.人体検知センサー

人の動き(熱の変化)を検知し、
便フタを手を使わずに自動で開閉させます。

※リモコンでフルオート便座機能を「入」に設定する必要があります。

2.電動開閉

電動で開閉しているため、
作動中に手などで動きを止めたり、逆方向に動かしたりすると、
故障の原因になる可能性があります。

便フタが自動で開かないときの
6つの解決方法

解決策①

考えられる原因

フルオート便座が「切」になっている。

対処法

フルオート便座を「入」にしてください。

サティスGの例

リモコンの [フルオート便座] を押すたびに「入」「切」が切り替わります。

フルオート便座を「入」にしてください。設定リモコンの [ フルオート便座 ] を押すたびに「入」「切」が切り替わります。
PASSOの例

リモコンの [フルオート便座] を押すたびに「入」「切」が切り替わります。

フルオート便座を「入」にしてください。設定リモコンの [ フルオート便座 ] を押すたびに「入」「切」が切り替わります。

解決策②

考えられる原因

市販の便フタカバーが重い、
または引っ掛かっている。

対処法
便フタカバーを外して使用してください。

解決策③

考えられる原因

便フタが正しく取り付けられていない。

対処法

便フタを以下の手順で、一度取り外し、正しく付けなおしてください。

サティスGの例

①電源プラグをコンセントから抜く。

電源プラグをコンセントから抜

②トップカバーを外す。

トップカバーを外す。

③便フタを外す。

便フタを外す。
便フタを外す。
便フタを外す。
便フタを外す。
便フタを外す。

④電源プラグをコンセントに差し込む。

⑤便フタを取り付ける。

便フタを取り付ける。
便フタを取り付ける。
便フタを取り付ける。

便フタがうまく取り付けられない場合

左側のピンが、回転して位置がズレている可能性があります。以下の手順で入力すると、左側のピンが手前に回転し、便フタが取り付けやすくなります。

・画面が「コード入力」になるまで[モード切替]を押す。

画面が「コード入力」になるまで[モード切替]を押す。 画面が「コード入力」になるまで[モード切替]を押す。

・「0309」を入力してください。最後に[決定]を押してください。

「0309」を入力してください。最後に決定を押してください。

⑥トップカバーを取り付ける。

PASSOの例

①便フタ左側のピン穴と本体左側のピンを合わせて差し込む。

便フタ左側のピン穴と本体左側のピンを合わせて差し込む

②便フタ右側のピン穴を外側に開き、ピン穴とピンを合わせて、便フタを取り付ける。

便フタ右側のピン穴を外側に開き、ピン穴とピンを合わせて、便フタを取り付ける

解決策④

考えられる原因

室温が高い。

対処法
夏場など室温が高い場合や直射日光などで作動しにくい場合があります。トイレ室内を換気して室温を下げてください。
また、直射日光がトイレに当たらないにしてください。

解決策⑤

考えられる原因

人体検知センサーが汚れている。

サティスGの例
人体検知センサーが汚れている。
対処法
センサー部を、柔らかくきれいな布で拭いてください。

解決策⑥

考えられる原因

便フタを手動で閉めている。

対処法
手動で便フタを閉じると約10~15秒間は自動で便フタは開きません。しばらく、時間を空けてお試しください。

代表的なタイプのみ記載しています。
詳しくは取扱説明書を確認してください。

修理が必要な場合、上記処置をしても直らない場合
お買い求めの取扱い店、または下記 「LIXIL修理受付センター」に修理をご依頼ください。

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便座が自動で開かない

便座も自動開閉させたい

ユーザー

便フタは自動で開閉しますが、便座はしません。
便座も一緒に自動で開閉させることはできますか?

オペレーターユーザー

便フタと便座が同時に開閉するよう、設定することができます。

また、自動開閉機能を使用していたが急に作動しなくなった場合、設定以外にも、便座カバーや室温・センサーの誤認知など、様々な原因が考えられます。

まずは便座の自動開閉に関わる部位のしくみを理解したうえで、
ご自身の状況にあった解決策を実行してみてください。

便フタ・便座のしくみ

便フタ・便座に関するセンサー/スイッチには、さまざまな役割と目的があります。

トイレの水漏れは大きく分けて2種類トイレの水漏れは大きく分けて2種類
便フタの開閉とセンサー

1.人体検知センサー

人の動き(熱の変化)を検知し、
便フタを手を使わずに自動で開閉させます。

※リモコンで便座と便フタを同時にあげる設定を行う必要があります。

2.電動開閉

電動で開閉しているため、
作動中に手などで動きを止めたり、
逆方向に動かしたりすると、
故障の原因になる可能性があります。

便座が自動で開かないときの
5つの解決方法

解決策①

考えられる原因

便座と便フタを同時にあげる設定になっていない。

対処法

リモコンで設定を変更してください。

サティスGの例

①画面が「コード入力」になるまで[モード切替]を押す。

画面が「コード入力」になるまで[モード切替]を押す。

②「0903」を入力してください。最後に[決定]を押してください。

「0903」を入力してください。最後に決定を押してください。

PASSOの例

[止]と[便座開/閉]を同じタイミングで2秒以上押します。

  • ※セット完了時、「ピッ」という音が鳴ります。
  • ※便器から離れて約1分後に便フタ・便座が閉まります。
  • ※元に戻す場合も[止]と[便座開/閉]を同じタイミングで2秒以上押します。
    (セット完了時、「ピー」という音が鳴ります。)

便フタと便座を同時に開ける場合【止】と【便座開/閉】を同じタイミングで2秒以上押します。

解決策②

考えられる原因

市販の便フタカバーが重い、
または引っ掛かっている。

対処法
便フタカバーを外して使用してください。

解決策③

考えられる原因

室温が高い。

対処法
夏場など室温が高い場合や直射日光などで作動しにくい場合があります。トイレ室内を換気して室温を下げてください。
また、直射日光がトイレに当たらないにしてください。

解決策④

考えられる原因

人体検知センサーが汚れている。

サティスGの例
人体検知センサーが汚れている。
対処法
センサー部を、柔らかくきれいな布で拭いてください。

解決策⑤

考えられる原因

便フタを手動で閉めている。

対処法
手動で便フタを閉じると約10~15秒間は自動で便フタは開きません。しばらく、時間を空けてお試しください。

代表的なタイプのみ記載しています。
詳しくは取扱説明書を確認してください。

修理が必要な場合、上記処置をしても直らない場合
お買い求めの取扱い店、または下記 「LIXIL修理受付センター」に修理をご依頼ください。

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異音がする

便座から異音がする...

ユーザー

便座からきしみ音作動音など、少し奇妙な音がします。
異音の発生箇所もしかして故障でしょうか?

その他にも、トイレからはシャワーの捨て水の音、ノズルの作動音、ファンの音など、様々な音が聞こえてくることがあります。

オペレーターユーザー

便座から異音が発生することがありますが、製品の特性から発生する音であり、故障ではないことが多いです。

修理や故障の相談をする前に、
まずは異音の発生箇所と思われる便フタ・便座のしくみトイレから発生する音の種類・原因を確認してみましょう。

便フタ・便座のしくみ

トイレから異音が発生することはありますが、故障ではありません。

トイレの水漏れは大きく分けて2種類トイレの水漏れは大きく分けて2種類
異音発生について

1.着座時の荷重に対応するためのあそびについて

便フタ・便座の接続部分は、着座時の荷重に対応するため、あそびを持たせた構造になっています。
そのため、着座時にきしみ音がすることがあります。

2.機能作動時の音について

トイレには、作動音がする機能が多数あります。
鉢内除菌機能付きのトイレや、
ノズルの清掃機能が作動している場合などが、
その一例です。

異音がするときの
5つの解決方法

解決策①

考えられる原因

便フタ・便座の電動開閉中に、動きを妨げる障害物がある。

対処法
便フタ・便座の電動開閉の動きの妨げになっている障害物を取り除いてください。

解決策②

考えられる原因

お買い替えの場合、以前の機種と構造が異なるため、作動音が大きいと感じられる場合があります。製品の特性であり、故障ではありません。

解決策③

考えられる原因

便座は荷重がかかるため、ある程度あそびがあります。 このため、座ったときにきしみ音がすることがあります。

便座は荷重がかかるため、ある程度あそびがあります。 このため、座ったときにきしみ音がすることがあります。

解決策④

考えられる原因

機種によっては、便座に座った直後に以下の音がするものがありますが、故障ではありません。
・シャワー洗浄の捨て水の音がする
・ノズルの作動調節の音がする
・脱臭ファンの音がする

解決策⑤

考えられる原因

本体や本体着脱プレートがしっかり便器に固定されておらずガタツキがあり、異音が発生している。

対処法

一旦シャワートイレを取り外し、本体着脱プレートのネジが緩んでいる場合は、しっかり締めてください。

一旦シャワートイレを取り外し、着脱プレートのネジが緩んでいる場合は、しっかり締めてください。

また、シャワートイレ本体の取り付け時に本体着脱プレートへの固定がしっかりされているか確認してください。

またシャワートイレ本体の取り付け時に着脱プレートへの固定がしっかりされているか確認してください。

※一部の機種は、本体着脱プレートがなく、直接シャワートイレ本体が、便器についているタイプもあります。

代表的なタイプのみ記載しています。
詳しくは取扱説明書を確認してください。

修理が必要な場合、上記処置をしても直らない場合
お買い求めの取扱い店、または下記 「LIXIL修理受付センター」に修理をご依頼ください。

インターネットでの修理のお申し込み

他の部位を確認する