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利用者視点で考える
乳幼児連れ

乳幼児連れの外出では、
トイレ利用は大きなハードルのひとつ。
特に商業施設やまちの施設を利用する際に、
トイレで困るケースも少なくありません。

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乳幼児連れの6割以上がトイレ利用で「困った!」

LIXILの調査では、乳幼児と一緒に商業施設のトイレを利用した際、「困った経験がある」と回答した人は6割以上。
最も多い困りごととして、男女ともに「個室が狭い」があがりました。さらに、女性では「ベビーカーごと個室に入れない」、男性では「おむつを替える場所がない」が続きました。

乳幼児と一緒に商業施設のトイレを利用した際、
困ったことはありますか?

具体的に困ったことは何ですか?(複数回答)

画像:商業施設のトイレに関する調査, 2019(LIXIL)
  • 調査データ出典:商業施設のトイレに関する調査, 2019(LIXIL)

男女どちらのトイレにも、
「乳幼児連れ配慮ブース」を設置

男性も育児をするのが当たり前の時代。女性トイレだけでなく、男性トイレにも乳幼児を連れた人への配慮は必要です。男女それぞれのトイレ内に、おむつ交換台や乳幼児用の椅子、着替え台などを設置した「広めブース」を設けることで、保護者が女性でも男性でも使いやすいトイレへ。

おすすめプラン例 - 01
間取り図
  • おむつ交換台
  • ベビーキープ(乳幼児用椅子)
  • チェンジングボード(着替え台)
  • おむつ替え作業スペース:400mm以上
  • 出入り口有効開口幅:650mm以上
  • プランは一例です。

  • おむつ交換台は、ブースの中だけでなく、トイレ空間の共有部に設置する方法もあります。
A
おむつ交換台
乳幼児のおむつを交換するベッドです。
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POINT
  • 子どもから目を離したり、その場から離れたりしないように、目立つ位置に注意喚起を表示します。
  • 落下防止のため、周囲の縁が立ち上がっているものを設置します。
  • 寝ている子どもが横ずれしないよう、ベルトを装着させた状態で作業します。
  • 子どもを抱き上げるときは上体をかがめてしっかり腕を回すため、台は腰の高さくらいのものがおすすめです。
  • おむつ交換の作業スペースを、およそ400mm以上確保します。
B
ベビーキープ(乳幼児用椅子)
保護者の用便、手洗いなどの間、
乳幼児を座らせるために設置します。
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POINT
  • 子どもの不意の動作に配慮し、頭の高さまで背もたれのあるものがおすすめです。
  • 保護者との位置関係を考慮して配置します。
    • 保護者が用を足すときに、子どもと顔を合わせられる位置
    • 子どもが落下しそうなときなど緊急時に、すぐに手が届く位置
  • 子どもの動作に配慮して設置します。
    • 大便器など、不衛生な器具に届かない位置
    • ドアの取っ手や鍵、自動扉の開閉ボタンなどに届かない位置に。難しい場合は、鍵を上下2ヵ所に設置する方法もあります。
C
チェンジングボード(着替え台)
パンツタイプのおむつを立ち姿勢で交換するときに
便利な、折り畳み式の着替え台です。
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POINT
  • 保護者がしゃがむことのできるスペース(600mm程度)があると、作業しやすくなります。
  • 壁面に手すりがあると、子どもの立位姿勢が安定し、スムーズにおむつ交換ができます。

事例紹介

江府町役場新庁舎

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万博記念公園フェスティバルスタンド

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ベビーカーごと入れる
「男女共用広めトイレ」を設置

男女別トイレの中とは別に、乳幼児を連れた人に配慮した「男女共用広めトイレ」を設置すれば、さまざまな理由で男女別トイレを利用しづらい保護者も安心して利用できます。また、近年問題になっている「多機能トイレの利用集中」の緩和にもつながります。

おすすめプラン例 - 02
間取り図
  • プランは一例です。