「子供が外で遊べるような庭をつくりたいけれど、どのような遊び場を作ればよいのか分からない」「子供向けに庭づくりをするときに、何に気をつけたらよいのか分からない」と悩んでいる方はいませんか?
本記事では、子供向けの遊び場のアイデアと庭づくりの注意点を解説していきます。また、庭に子供向けの遊び場を設置した体験談も紹介していますので、庭づくりの参考にしてみてください。
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目次
子供との庭遊びのアイデアとしては様々なものが考えられますが、必要な庭のサイズや費用がイメージできないという方も少なくありません。
ここでは、子供との庭遊びのアイデアの中から、プールやブランコ、スポーツグッズや砂場に焦点を当て、それぞれ設置に必要な目安のサイズと費用について見ていきます。
※サイズや費用感はあくまで目安となります。個別のサイズや費用は各商品のメーカーや施工業者にお問い合わせください。
庭にプールを設置し、水遊びをするのも遊び場のアイデアの1つです。わざわざプールのある施設に行く必要がなく、家の中から大切な子供を見守ることができます。
日本ではプールを設置している庭は多くないため、サイズや費用をイメージするのは困難でしょう。それぞれについて紹介します。
庭に設置できるプールは、主にビニールプールとピッシーナ(小型のプール)の2種類です。
ビニールタイプは2m未満の小型サイズから3m以上の大型のものまで幅広い種類があります。小さな子供であれば、2m未満の小型サイズのプールでも十分楽しめるでしょう。
ピッシーナには2m前後×3〜4mの面積が必要になるものが多い傾向にあります。25cm区切りでサイズを調整できる製品もあるため、好みの大きさに調整して設置できます。
目安サイズは一概にはいえませんが、小さめであっても1.5m×1.5mほどのスペースを確保しておくと安心でしょう。
ビニールプールはサイズによって値段が変わってきますが、約2,000〜1万円程度で購入できるケースが多いでしょう。ピッシーナの施工費用の目安は約300万〜500万円と言われています。大きさや仕様、材質によって費用は変動します。DIYで作成する人もいますが、多くの労力と時間を要します。
また、電気代や消毒の薬剤代、水道代などの維持費もかかる点を把握しておきましょう。
庭にブランコや滑り台などの遊具を設置するのも遊び場の1つのアイデアです。
ブランコや滑り台などの遊具は、プールなど季節限定のアイテムとは異なり、基本的に遊ぶ季節を問わないため、1年を通して楽しめるでしょう。また、公園に行かずに家の中から子供の遊ぶ姿を見守れる点が魅力です。
ブランコや滑り台を購入し設置するのであれば、接地面のサイズは2m×1mほどの製品もあります。そのため、設置のために確保する面積は比較的コンパクトなスペースでもよいでしょう。
庭の施工工事を行って遊具を設置する場合は、施工会社や遊具のサイズによって設置面積が異なってきます。施工会社に依頼する場合、事前にどの程度のスペースが必要なのか確認しましょう。
ここでは、庭に設置できる遊具の種類の例と費用の目安を見ていきます。
種類 | 費用 |
---|---|
ブランコ | 約8,000〜3万円 |
ハンモック | 約5,000〜2万円 |
滑り台 | 約1万〜7万円 |
ツリーハウス | 約30万円〜 |
ブランコとハンモックは1万円未満の製品もあるため、気軽に購入できるでしょう。
ツリーハウスは安くても約30万円ほどかかると言われています。安全性が確保されない可能性があるため、費用を抑えようと低価格の製品や施工会社にすることは推奨しません。木の上に設置するものですから、安全性を重視して選定しましょう。
遊具と同様に、砂場も季節を問わず楽しめます。公園に行かなくても砂遊びができるため、家事や趣味の時間を確保しつつ、子供の遊びに付き合える点が魅力です。
また、公園の砂場は毎日手入れをしていない場合も多く、衛生面で心配になったという方も少なくありません。自宅の庭であれば自分の手で管理できるため、衛生的に保つことが可能です。
最低1.5m×1.5mほどのスペースを確保するとよいでしょう。15cmほどの深さがあれば、十分砂遊びが楽しめます。
設置場所は砂がすぐ乾くように、日当たりと水捌けの良い場所を選びましょう。
砂場の設置に必要な材料と具体的な費用(目安)は次の通りです。
項目 | 材料・費用 |
---|---|
砂場の囲い |
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砂場 |
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砂場の蓋 |
|
砂場をDIYで設置する費用は35,000円ほどが目安になります。購入場所によって材料の金額が異なるため、より低価格で手に入る可能性もあります。
子供向けに庭をつくる場合、安全性を確保することが最も大切です。ケガの防止には芝生、飛び出し防止にはフェンスなどで対策をしましょう。
また、成長に合わせて、子供向きのスペースや遊具は不要になる可能性があります。その場合、リフォームや不用品の処分などを検討しなければならない点も把握しておきましょう。
安全性を確保するためには、次の3つのポイントを押さえましょう。
プールや砂場を設置せず、子供が走り回れるような広いスペースを確保する場合、地面には芝生を敷くとよいでしょう。芝生はコンクリートや砂利よりもクッション性があるため、転倒しても怪我をしにくくなります。
また、子供の遊ぶスペースは家の中から様子を確認できる位置に設置し、死角をつくらないようにしましょう。プランニングの段階で「キッチンの窓から見える位置に遊び場を作ろう」など決めておくとスムーズに庭づくりを進められます。
庭で遊んでいるときに、いきなり道路に飛び出す子供も珍しくありません。庭と道路の境界にフェンスを設置し、道路への飛び出しを防ぎましょう。フェンスを設置すると、ボールの飛び出しや不審者侵入のリスクも軽減できます。
小さな子供に合わせて庭づくりをすると、将来的にどうしても不要なものが出てくるため、成長に合わせて都度リフォームを検討することも大切です。
例えば、砂場は家庭菜園スペースにリフォームできます。また、ウッドデッキはカフェスペースやサンルームへの変更を検討するとよいでしょう。
子供の遊び場を設置する場合、あらかじめリフォームすることを考慮し、配置を検討することがポイントです。
また、不要になった遊具を処分し駐輪スペースとして利用するなど、成長に合わせて庭の活用方法を見直すと、有効的にスペースを活用できます。
子供の庭遊びについてはイメージできても、実際どんな庭にすればいいかの具体的なイメージを描けない方もいるでしょう。また、子供向けの庭は本当に必要なのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、実際に子供向けの庭をつくった方の体験談をご紹介します。子供向けの庭をつくって良かったこと・悪かったこともお伺いしましたので、参考にしてみてください。
30代男性の体験談です。
回答者 | 年齢 | 30代 |
---|---|---|
性別 | 男性 | |
子供の人数 | 3人 |
こちらの方は、家の中から子供が遊んでいる姿を見守れるように、遊び場をリビングの窓側に配置しています。また、駐車場を子供の遊び場と反対側のスペースに配置することで、子供が道路に飛び出すリスクを軽減できています。
次に、30代女性の体験談です。
回答者 | 年齢 | 30代 |
---|---|---|
性別 | 女性 | |
子供の人数 | 1人 |
こちらの方は庭に砂場やプールなどの遊び場を設置せず、全面的に人工芝を敷き、裸足でも走り回れる環境を作りました。庭に十分遊べるスペースを確保することで、子供が危険な道路に出なくても済むような環境を作っています。
また、人工芝の手入れの大変さを挙げています。天然芝と比較すると、人工芝は芝刈りの必要がないため手入れは簡単です。しかし、ゴミや汚れを放置してしまうと劣化を早めてしまう可能性があるため、定期的に手入れをしなければならない点を把握しておきましょう。
本記事では、庭に子供の遊び場を作るアイデアと注意点について解説しました。子供向けの庭づくりをする際は、子供の安全性の確保がポイントとなります。ケガをしないように芝生を敷いたり、道路に飛び出さないようにフェンスを設置したり、安全性を考慮して設計しましょう。
また、子供が成長すると不要になるスペースや遊具があるため、都度リフォームを検討することも必要です。不要になったスペースは有効活用し、快適に過ごせる庭をつくりましょう。
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