自宅の庭をカフェ風にしたいという人もいるでしょう。しかし、どのようにレイアウトを設計すればよいのか分からないという声も多く聞かれます。
そこで、本記事では庭をカフェ風にする際のポイントやアイテムの選び方について解説します。自宅の庭をオシャレなカフェ風にDIYしたいという人はぜひ参考にしてみてください。
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目次
自宅の庭をカフェ風にする場合、テーマを決めることが大切です。テーマが固まると、レイアウトや設置する家具なども決めやすくなります。
また、庭を誰に見せたいのかという視点でレイアウトを検討するのもポイントの1つです。ここでは、レイアウトのポイントについてみていきます。
理想の庭造りの一歩として、テーマを決めましょう。テーマを決めることで、レイアウトをよりスムーズに設計しやすくなります。
しかし、一言でカフェ風の庭といっても、多様なテーマがあります。
たとえば、アメリカ西海岸風のレイアウトはカルフォルニア州のロサンゼルスやサンフランシスコなどをイメージしたものです。都会に隣接していながら、海沿いにはビーチが広がるエリアを想像できるようなレイアウトで設計します。
西海岸風のレイアウトの場合、アメリカのカジュアルなスタイルと明るい自然を感じられる雰囲気のある庭に設計します。そのため、日差しが入りやすいように庭の周りにはあえて何も置かずに開放的な空間をつくります。
一般的な北欧風のガーデンでは、シンプルなデザインと果樹やベリー類が栽培されている点が特徴です。そのため、北欧風のレイアウトにはパステルカラーやモノトーンの素材を使用したり、果実やラベンダーなどの植物をメインに栽培したりする工夫が必要です。
このようにテーマによってレイアウトが定まっていきます。テーマ決めに困っている場合、本や雑誌などで好みの庭を探しましょう。
レイアウトや設置する家具を決めるために、カフェスペースでの過ごし方を考えましょう。
落ち着いて勉強や読書をしたい場合、自分だけの空間を確保するために仕切りを入れます。
プライベートなカフェスペースの空間として楽しみたい場合、自分の好きな雑貨や植物を見える位置に並べるとよいでしょう。家族や友人とおしゃべりを楽しみたい場合、椅子を円形に並べるスペースを確保する必要があります。
庭を使用するシチュエーションも検討しておくべきポイントです。
雨の日も庭で過ごしたい場合、屋根などの雨よけがあるとよいでしょう。夜も使用する可能性がある場合、使用スペースを明るく照らせるように、照明を設置する必要があります。
家具だけでなく、屋根や照明を設置するスペースを確保しなければなりません。また、照明を設置する場合、電源の有無なども事前にチェックしておきましょう。
庭に配置する植物やインテリアを誰に見せたいのかという視点で考えることで、自分のニーズに合わせたレイアウトを叶えられます。
たとえば、花壇を設置する場合、庭の外側にいる人に見せたいのか、庭の内側にいる人に見せたいのかで設置する向きが変わります。
庭に設置するアイテムにはさまざまな種類があるため、悩んでいる人もいるでしょう。
ここからは、カフェ風のレイアウトにするために設置したいアイテムと選び方についてみていきます。
ここでは下記5点について解説します。
ルーフは日差しや雨を避けるために設置する屋根のことです。ルーフは日陰を作るため、目隠しをするためなど、用途に応じて設置するアイテムを選択しましょう。
日陰をつくりたい場合、シェードやルーバーなどのアイテムをおすすめします。シェードやルーバーは商品を購入しさえすれば、DIYで簡易的に取り付けが可能です。
ルーフは、隣接する住宅の2階からの視線を遮ることも可能です。
雨の日も庭を使用する場合、サンルームやテラス屋根を設置するとよいでしょう。しかし、サンルームやテラス屋根は専門知識や技術がないと設置は困難です。設置は施工業者に依頼しましょう。
フロア・地面の素材は庭のテーマをはじめ、費用やメンテナンスの手間なども意識しつつ選択することが大切です。
素材の具体例としては、タイルや芝生などが挙げられます。主な特徴は次の通りです。
素材 | 特徴 |
本体の相場費用 ※1平方メートルあたり |
---|---|---|
タイル |
|
5,000〜6,000円程度 |
芝生 |
|
約5,000〜10,000円程度 |
施工業者に依頼して設置する場合は、本体費用に加えて設置費用も発生します。
また、タイル・芝生の他、ウッドデッキを設置する選択肢もあります。
屋外家具を無作為に選択すると、庭のレイアウトと統一感がなくなってしまいます。庭のテーマに沿って「誰と」「何をするか」をイメージし、設置する家具を選ぶことが大切です。
家族で食事を楽しみたい場合はダイニング用のテーブルとチェアを、読書をしたい場合はリクライニングのあるチェアを選ぶとよいでしょう。
好みの家具が見つからない場合、自分で設計してDIYで作るという選択肢もあります。オリジナリティのある家具を既製品より安く製作できる点がメリットです。
庭を落ち着いた空間にするためには目隠し・風よけを設置し、周囲からの視線を遮りましょう。
目隠しや風よけとして設置されるアイテムには次のようなものがあります。
日当たりにもこだわりたい場合、隙間があるすだれやラティスを選択するとよいでしょう。中には、隙間の間隔が広い商品があるため、その際には植物や雑貨と組み合わせて設置するのがおすすめです。周囲の視線を完全に遮断したい場合、パネルや隙間の間隔が狭いルーバーを選択しましょう。
目隠しや風よけのアイテムもDIYできます。しかし、DIYではアイテムが傾いてしまったり、目隠し効果のあるものを準備できなかったりするケースも少なくありません。強度や目隠しの効果にこだわりたい人は、施工業者に依頼するとよいでしょう。
決めたテーマに沿ってコンセプトに合う植物・雑貨・照明などのアイテムを準備しましょう。
たとえば、西海岸風・北欧風・和風など庭のテーマによって向いている花・木や雑貨の種類は異なります。
テーマ | 花・木の例 | 雑貨の例 |
---|---|---|
西海岸風 |
|
|
北欧風 |
|
|
和風 |
|
|
照明の商品には庭にコンセントがある場合やソーラーライトを使用する場合など電気工事が不要なものも多くあります。そういったアイテムの場合、DIYで設置可能です。設置に必要な器具を購入しなければならないため、その費用がかかりますが、施工業者の施工費用と比較すると、安価での取り付けが可能です。
電気工事が必要な場合や取り付けが不安な場合は、無理せず施工業者に依頼しましょう。
ここでは、自宅の庭をカフェ風に施工した2つの事例をみていきます。実際にカフェ風に施工して良かった点やギャップがあった部分も掲載するため、庭造りの参考にしてみてください。
まずは、40代男性の体験談です。
回答者 | 年齢 | 40代 |
---|---|---|
性別 | 男性 |
こちらの方はカフェに通って仕事をすることが多かったため、カフェのように落ち着いて仕事をするスペースを庭につくりました。ソファーやテーブル、カフェに置いてあるようなアイテムなどを配置し、自宅でも落ち着いて仕事を進められるような環境をつくっています。
しかし、雨の日には家具やアイテムが濡れてしまい、手入れの手間がかかってしまう点にギャップを感じています。雨が降り込まないように、屋根の設置を検討するとよいでしょう。
続いても、40代男性の体験談です。
回答者 | 年齢 | 40代 |
---|---|---|
性別 | 男性 |
自然を感じられるようなテーマを意識し、季節の花やハーブを植えました。花の香りを楽しみつつ、心地よく過ごせるような環境をつくっています。
開放感のある庭にしたものの、セキュリティの面で不安が生じたようです。セキュリティ面においては、防犯や目隠し対策のために、庭の周囲にパネルやルーバーなどを設置するとよいかもしれません。
自宅の庭を理想のカフェ風にするためには、ルーフやタイル、目隠し、植物・雑貨など、多様なアイテムを設置します。無作為に選択してしまうと、統一感のない庭になってしまいます。
そのため、庭をカフェ風にする場合、テーマを決めることが大切です。テーマには、アメリカ西海岸風・北欧風・和風などさまざまあります。事前にテーマを決めることで、レイアウトをスムーズに決められるでしょう。
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