機能門柱とは?宅配ボックスも付けられる機能的な製品をご紹介

機能門柱と玄関アプローチの画像

機能門柱とは表札やポスト、インターホンなどさまざまな機能を兼ね備えた製品です。

機能門柱一つで複数の機能をまとめることができるため、玄関まわりがすっきりとします。そのため、機能門柱の設置を検討している方も少なくないでしょう。

しかし、一口に機能門柱といっても、多種多様の商品があるため、なにを選んだらよいのか分からないという声も多く聞かれます。

本記事では、機能門柱の選び方や費用の目安について解説します。ぜひ参考にしてください。

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機能門柱とは

機能門柱(ファンクションユニット)とは、次のような機能をまとめて設置できる製品です。

  • ポスト
  • 照明
  • インターホン
  • 表札
  • 宅配ボックス

それぞれのアイテムを個別に用意するよりも低価格・短期間で設置できます。加えて、複数の外構設備がコンパクトにまとまるため、スペースが狭くても設置しやすい点が利点です。

また、デザインや素材など多種多様の商品が販売されているため、住居の雰囲気に合わせたものを選択できます。

機能門柱の選び方

機能門柱は商品によって機能をはじめ、デザインや価格・費用など、大きく異なります。そのため、機能門柱を設置する目的を明確にし、必要な機能を選びましょう。

また、個性的なデザインを選ぶと、悪目立ちしてしまいます。住居と統一感のあるデザインを選ぶ点がポイントです。

ここでは、下記の機能門柱の選び方について解説します。

  • 必要な機能
  • デザイン
  • 予算

必要な機能

一般的に機能門柱に組み込む基本的な機能は、表札・ポスト・インターホン・照明・宅配ボックスが挙げられます。

ここでは、それぞれのアイテムのタイプや選び方について見ていきましょう。

表札(サイン・ネームプレート)

表札(サイン・ネームプレート)は、機能門柱の商品の一部として設定されたものから選ぶタイプと別途購入した市販のものを設置できるタイプがあります。

書体や素材などが異なる多種多様の商品が揃っているため、機能門柱全体のデザインに合わせたものを選択しましょう。

ポスト

近年では、大型郵便物が入るタイプや縦型・横型のタイプなどさまざまな商品があります。

ポストを選ぶポイントは、郵便物の出し入れができるかどうかです。機能門柱の設置個所によっては、郵便物が出しにくい場合もあります。

そのため、事前に設置個所とポストの機能や開閉方法などを確認しておきましょう。

インターホン

インターホンは多機能化が進んでいます。例えば、次のような機能が付いている商品があります。

  • ワイヤレスモニター搭載の子機付き
  • 夜間でもカラー録画できる機能付き
  • スマホと連携できる機能付き

機能によって価格も大きく異なるため、必要・不要なものを明確にして選ぶようにしましょう。

照明

照明においても、アプローチ付近までの広範囲を照らすタイプや表札・インターホン付近のみを照らすタイプなどさまざまです。

また、センサー機能やタイマー機能が付いている商品もあります。

防犯対策に特化した照明を付けたい場合、アプローチ付近まで照らせるセンサー機能付きの照明を選ぶとよいでしょう。

宅配ボックス

宅配ボックスは単独で設置するタイプと一体型のタイプがあります。一体化させることで、すっきりとした門まわりになるでしょう。

また、盗難防止対策としてカメラ付きのタイプやスマホと連動し受け取り確認ができるタイプもあるため、必要な機能を搭載した商品を選択しましょう。

デザイン

後付けの場合、機能門柱のみが家全体のデザインから浮かないように統一感を意識したものを選ぶ点がポイントです。

近年の傾向ではシンプルなデザインが選ばれるものの、ナチュラルやクラシックなデザインなど豊富なバリエーションが揃っています。

家の外観と合わせても不自然にならないようなデザインを選択しましょう。

また宅配ボックスの機能を付ける場合、デザインと共に、実際に自分が受け取ることになる荷物を想定して、機能門柱のサイズも検討しておくとよいでしょう。

予算

機能門柱はオプション機能によって費用が追加で発生します。無計画に全ての機能を取り付けると、本体価格が高額になりかねません。

そのため、予算を顧みながら必要な機能を検討する点がポイントです。

機能門柱の費用の目安

一般的な機能門柱の費用感は追加するオプション機能によって、5〜30万円程度と大きな差があります。加えて、工事費用として10万円程度の費用が発生するケースもあります。

また、施工業者によっても工事費用や工事内容などが異なります。複数の施工業者から見積りを取り、比較検討することが大切です。

本項目では、LIXILの商品を例に目安費用を見ていきましょう。同じ商品でもオプション機能によって費用に10万円程の差があるケースもあります。

※費用・価格は2023年2月時点の情報です。

機能門柱FS

ウッド調の機能門柱の画像

2021年度GOOD DESIGN AWARDを受賞した機能門柱FSの費用を見ていきます。

機能門柱FSの基本機能に、オプション機能のボードパネルのみを付けた場合の費用例です。

項目 詳細
基本機能 ・フレーム:ラスティックオーク
・表札(サイン):切文字サイン(中)
・センターブロック:ラスティックオーク
・ポスト:前入れ後取り出し・プレーンホワイト(エンボス調)
オプション ・ボードパネル:ラスティックオーク
セット価格 240,600円

加えて、LEDサインライトを付ける場合、セット価格は263,600円です。

機能門柱FS+宅配ボックス

白ベースの機能門柱の画像

機能門柱FSには次のようなオプション機能を付けられます。

  • トレー:植物や小物などを置けるスペース(対荷重5s)
  • 照明:ガラス製・LEDライトなど好みの照明から選択可能
  • 宅配ボックス:スマホと連携した一体化タイプ

ここでは、機能門柱FSに宅配ボックスを付けた場合の費用例を見ていきましょう。

項目 詳細
基本機能 ・フレーム:ブラック
・表札(サイン):切文字サイン(小)
・センターブロック:インターホン露出用
・ポスト:前入れ前取り出し(プレーンホワイト)
オプション ・スマート宅配ポスト右開き(TBカメラ無)
・スマート宅配ポストTB取付部材
セット価格 341,400円

オプションに備え付けられているスマート宅配ポストは、取出用や集荷用などそれぞれ別のパスワードを登録できるポストです。加えて、ユーザーの操作時は自動で施錠するため安心して利用できるでしょう。

上記のセット価格にプラスして、LEDサインライトを付ける場合、セット価格は364,400円です。

前項の機能門柱FSのセット価格と比較すると、機能門柱FS+宅配ポストの価格は10万円程度の差があることが分かります。

1つのオプション追加によって価格に大きな差があるため、慎重に備え付ける機能を検討することが大切です。

必要な機能を見定めて便利な機能門柱を設置しよう

本記事では、機能門柱の選び方や目安の費用について解説しました。

機能門柱には表札やポスト、宅配ボックス、照明などさまざまな機能を備え付けられます。

例えば、防犯対策を特化させたい場合、スマホと連携している宅配ボックスや広範囲を照らせる照明を選択するとよいでしょう。

しかし、全ての機能を備え付けてしまうと、価格が高額になってしまうため注意が必要です。

機能門柱を選ぶ場合、生活するイメージを浮かべ、本当に必要な機能なのかを見定めることが大切です。

機能門柱はLIXILにご相談ください

機能門柱に備え付けられる機能はさまざまで商品によって性能も大きく異なるため、一度プロに相談したいという方もいるのではないでしょうか。

LIXILの無料オンラインショールームでは機能門柱についての相談も受け付けています。オンラインで完結できるため、自宅にいながら相談できる点が魅力です。

また、設置したい商品や施工日など詳細は決まっていないが、話を聞いてみたいという場合でも気軽に問い合わせできるため安心して利用できるでしょう。

機能門柱の設置でお悩みの方は、ぜひLIXILの無料オンラインショールームをご利用ください。

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