空間の気配をつなぐ新しい関係
光・影・音・風を通すことで、
“空間の響き”が感じられる暮らし。
折り重なるいくつもの線が
木漏れ日のようなゆらぎを生み、
その美しい陰影が空間に広がりを感じさせます。
日本の伝統的な竹垣などから着想を得て
誕生した、『Concept F』。
これまでにない新しいコンセプトと、
炭素繊維を使用した製造方法により、
ひとつとして同じカタチが無い
パーティションです。
光・影・音・風を通し、
周りとの心地よい関係をつくる
Inspiration
日本では古来より、竹垣や障子などを通して家の内と外をつなぎ、気配や陰影が心地よく感じられる暮らしが根付いています。現代の機能的な仕切りではなく、こうした空間における“響き”を改めてデザインし直し、新たな価値として提案できないか。『Concept F』の開発はここからスタートしました。
Expression
日本人は、空間を遮断するのではなく、つながりや広がりの余地が残る空間づくりを大切にしてきました。『Concept F』は、そうした空間の“響き”が感じられるよう、空気を含んだ奥行きのある造形と、よりランダムな線を織りなすことで自然との調和を生み出し、そこに住まう人の感性をより豊かにするような暮らしをご提案します。
Material
光や風などを通し、外の気配を感じられるような素材を求めてたどり着いたのが、炭素繊維でした。細くても強度を持つ炭素繊維は、アルミなどより軽く、自在性も高い素材です。LIXIL独自の技術『FORCE CARBON』を駆使し、炭素繊維を巻き付ける製法によって、フレームのない構造、まるでオブジェのような唯一無二のデザインを実現すると同時に、一般的な住宅フェンスと同等の軽さと強さを合わせ持つパーティションに仕上げました。
カーボンの新たな可能性が
パーティションのあり方を変えていく
『Concept F』
