断水時にも配慮したパブリック向け便器。避難所となる建物におすすめです。
平常時5L /断水時1L 洗浄の
水洗トイレ
平常時は洗浄水量5Lの水洗トイレとして使用でき、シャワートイレも設置可能です。断水時には洗浄水量を5Lから1L ※ に切り替えて使います。使い慣れたトイレを断水時も使用するため安心です。
災害でライフラインが途絶えた際、便器鉢内にバケツいっぱいの水を勢いよく流す必要があります。
避難所においては複数の人が利用するため、水を運ぶ頻度も多く、身体状況によっては負担になります。
水洗トイレに強制開閉弁を採用。洗浄ハンドルの操作で開閉弁を強制的に開閉します。平常時は水洗トイレとして使用でき、断水時には1Lの洗浄水で汚物を配管に排出します ※ 。開閉弁と溜水の二重防臭構造で嫌なニオイを防ぎます。
洗浄水量5Lの水洗トイレとして使用します。
洗浄水量1Lで使用します。使い方は平常時と同じです。
洗浄方法は2通りから選べます。
清掃性・利便性に配慮
フチレス形状など、お掃除のしやすさに配慮した機能を搭載。
便器のフチを丸ごとなくし、サッとひと拭き、お掃除ラクラクです。
凹凸のない形状とサイドカバーでツルッとひと拭きできます。お手入れ簡単です。
フタをタンクに固定することで、フタをあけてのイタズラ防止や地震の際のフタの落下を防止できます。
断水時の1L洗浄では汚物が排水横主管内に滞留し、下水道まで搬送できません。
そのため、手動給水方式、または汚水循環方式での搬送が必要です。
詳細な配管設計条件などをまとめた配管設計手引きを用意しています。
ご採用前に必ずご確認ください。
配管設計条件を満たさない場合、レジリエンストイレをご採用できない場合があります。
手動給水方式
最上流側の便器・掃除流しなどからバケツなどを使って、1時間ごとにバケツ3杯程度(27L) ※ の洗浄水を流すことで排水横主管内に滞留した汚物を下水道まで搬送する方式です。
洗浄水を投入する際の目安
排水横主管1系統あたりの
トイレの使用回数 |
洗浄水 | |
---|---|---|
投入量 | 投入間隔 | |
36名 | バケツ3杯(約27L) | 1回/1時間 |
48名 | バケツ3杯(約27L) | 1回/45分 |
60名 | バケツ3杯(約27L) | 1回/36分 |
12名 | バケツ1杯(約9L) | 1回/1時間 |
汚水循環方式
汚水循環により排水横主管内に滞留した汚物を下水道まで流す方式です。
汚水が排水横主管内を循環し、汚物をフラッシング。オーバーフロー分は下水道に搬送されます。
配管構造
レジリエンストイレのご採用には、専用の配管設計が必要です。
強制開閉弁式
大型便器
洗浄水量
平常時:5L
断水時:1L
「みんなの幸せ」のためにトイレができること
各種カタログをご用意しております。