お客さまの声ー私たちが理想に思うトイレ空間:宮城県 Mさま邸

お客さまの声

宮城県 Mさま邸

宮城県 Mさま邸

設計・施工:株式会社タカヤさま
仙台の南に位置する大河原町は、東北本線で仙台駅から半時間ほど、地の利も良い、緑豊かな町。なによりここは、日本のさくら名所百選の「一目千本桜」で名高い地として知られています。大正〜昭和初期に植えられた千本あまりの桜が、雪の蔵王連山を背景に白石川沿いに咲き誇る春は、まさに風光明媚。夢のような光景が広がります。

Mさまのお住まいは、その桜並木沿いに建つ邸宅。
リビングルームから穏やかな川の流れと桜が見渡せ、四季折々の風情を間近に感じられるお住まいです。
大都市・仙台のベッドタウンでありながら、自然豊かな町の、とりわけ魅力的な立地で暮らすMさまご夫妻に、居住空間への想い、家のリフォームの経緯を聞きました。

暮らしのコンセプトは、リビングに家族が集うこと

広々とした玄関ホールからリビングルームに入ると、まず目を奪われるのが、赤い色が印象的な外国製の薪ストーブのある一角でした(写真1)。薪ストーブは輻射熱でとても暖かく、冬には大活躍します。近隣には樹木も豊富で、伐採された桜の古木もあり、薪の入手に苦労しない環境の家庭には、最適な暖房でした。

リビングには家族5人で座れる大きなソファがあり、冬には燃える薪ストーブの前にみなが集い、ごろごろして寛ぐ、それが家族の絆となり、暮らしの喜びでもあるといいます(写真2)。
2階へ上がる階段もリビング内にあり、子供さんはみな居間を通って上階の自室へ。居間が家族の接点になっています。

暮らしのコンセプトは、リビングに家族が集うこと

ライフスタイルの変化に合わせてリフォームを

Mさまご夫妻が現在のお住まいに越されたのは、20年ほど前。建ってから4〜5年の、中古住宅といっても築浅の物件であったこの家に、近隣から引っ越されました。敷地も家屋もゆったりとし、設計も内装も個性的な造りの家に、そのまま改装することなくお住まいでした。赤い薪ストーブも、当初からこの家に設置されていたものでした。
やがて子供さんも大学生、高校生と大きくなり、家族のライフスタイルの変化に合わせ、リフォームを検討されるようになりました。

キッチンからリビングへの流れをスムーズに

リフォーム実施の直接のきっかけは、キッチンに元からあった食洗器が故障したことでした。古いため修理の見込みがなく、それを機にキッチン全体をフルリフォーム。L字カウンターを取り払い、キッチンとダイニング、リビングがスムーズにつながる動線を作りました。
「以前はカウンターが張り出していて、料理をキッチンからダイニングテーブルに運ぶのも大変でしたが、今はとても楽になりました」、と奥さま。

新設したキッチンユニットの壁面は、紺碧の海のようなニュアンスのある深い青。インパクトのあるこの青色の印象を和らげるために、キッチン壁面の収納棚には自然で優しいイメージのパイン材のユニットを選び、調和を図っています。このコーディネートは奥様によるもの(写真3)。
ご主人は、「インテリアに関しては、すべて妻と娘にまかせています」といいます。

キッチンをはじめ邸宅内の各所は、奥さまの手による美しい布で飾られています。ソーイングがご趣味の奥さまの専用の「物づくりの部屋」がリビングの隣にあり、家族がくつろぐ様子に接しながら、家を飾って楽しむ布類がここで創作されています(写真4)。

キッチンからリビングへの流れをスムーズに

入る度に感動するトイレ空間へ

入る度に感動するトイレ空間へ

キッチンのリフォームに際し、各地のショールームを巡っている時に出会ったのが、リクシルのフロート トイレでした。
「仙台のショールームでフロート トイレを見て、一目ぼれしました。デザインも良く、なにより床から浮いているという造形が斬新でした」とご主人。

即決したものの、フロート トイレの設置にあたり、もともとのトイレ空間が広い、という問題がありました。
そのため、背面側の壁両脇に化粧壁を増設し、横幅をフロート トイレの背面パネルのサイズに合わせて施工する、という方法で、「広さの問題」を解決しました。
顧客の要望に応えて可能な限り実現に努める、長いお付き合いのあったリフォーム業者さんのアドバイスと工夫によるものでした(写真5)。

入る度に感動するトイレ空間へ

また、化粧壁と背面パネルの面に段差をつけることで、フロート トイレのデザインの一環である、背面からの間接照明の光がきれいに広がる工夫もしています。

ご主人は、「この照明はとてもきれいですね。トイレの鉢内の青い照明も、どこか幻想的で、日常にいながら別次元へと想いを馳せられる心地がします」といいます(写真6)。

窓のある背面壁をラベンダー色のアクセントウォールにすることで、空間全体が引き締まり、端正な印象に。
手洗器のキャビネットは白のシンプルなものを選び、ミラーや一輪の花を引き立てています。

奥さまは、「リフォーム後はお掃除が本当に楽になりました。トイレが床から浮いているので、モップでさっと拭けば床全体がきれいになり、苦労しません。とても画期的ですね」といいます(写真7)。

床も照明も、トータルで好みの空間に

床も照明も、トータルで好みの空間に

フロート トイレのある空間をより魅力的にしているのは、ヘリンボーン柄の床と、天井に取り付けたマリンライトの柔らかな光。ここは家の中では唯一LED電球にせず、レトロな電球の明かりの色を楽しんでいます。

奥さまは、「キッチンの改装と同時期にリビングの床も張り替えました。その時、ヘリンボーンのフローリングにしたかったのですが、広い面積だと手間がかかるということで断念していました。面積の小さなトイレの床で実現して、嬉しいですね」。(写真8)

ご主人は、「トイレの扉を開ける瞬間、毎回、おおっ!と感動します」と、ご夫妻ともこのリフォームに深く満足なご様子でした。

リフォームがもたらす、暮らしへの愛着

この邸宅はどこも広々としていますが、特にバスルームは、桜並木が見渡せ、大きな窓からゆったりお花見ができるほど広大です(写真9)。隣接する洗面所も広く、次は、この広さを有効に使ってのバスルーム回りのリフォームを考えています。

ご主人は、「リフォームをすると、家が快適で使い心地がよくなるだけでなく、生活そのものに愛着が湧きますね。家族の暮らし方や嗜好を理解し、親身になってくれるリフォーム業者さんとの出会いも大切だと感じています」。年齢や生活の変化に合わせてカスタマイズできる、リフォームの価値を実感されていました。

お仕事で多忙なご主人ですが、趣味の釣りにも熱心で、山形県酒田の海まで行って、鱚(キス)を釣ってくることも。それを奥さまが上手にさばいて料理をします。新鮮な鱚は身が厚く、ふっくらしていて味が濃く、それはもう絶品だといいます。
リビングには、ご主人が知人からもらい受け、大きく育った宮城県の天然記念物「鉄魚」が泳ぐ水槽があり、目を楽しませています。
美麗な柱時計をはじめ、奥さまが好きなビートルズのレコード(写真10)、推しのサッカーチームのグッズ、カラフルなクッションなども飾られ、居間にはご家族それぞれの感性と、暮らしのゆとりが表現されていました。

約8qにわたって川沿いに続く、大河原町の桜並木。満開期には多くの人で賑わい、遊覧船も浮かびますが、普段はいたって落ち着いた、静かな場所。
花の季節が終われば、桜の大木に青葉が茂って緑陰をつくり、白石川が涼風を運びます。
その美しい風景と一体になった、愛するもので満たされている邸宅でした。

リフォームがもたらす、暮らしへの愛着

機能のお気に入りポイント

  • 浮かせて、ウキウキ浮かせて、ウキウキ
    便器が浮いているので、大変だった床のお掃除もサッと一拭き。
    便器の前側が丸みを帯びているので、お掃除モップが奥まで届いて、お掃除がしやすくなっています。
  • 鉢内除菌鉢内除菌
    プラズマクラスターイオンが水のかからない便座裏や便器内のすみずみまで行き渡り、浮遊カビ菌や付着菌を除菌します。また、においの元となる「におい原因菌」を除菌することでにおいの発生をおさえます。

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