「心地の良いお庭のある暮らし」の座談会(後編)

エクシオール座談会

あなたらしい理想のお庭とは?
参考事例で見るお庭の活用術。

お庭まわりのお悩み解消!座談会(前編)

「心地の良いお庭の
ある暮らし」の座談会(後編)

参加者 Profile

※上部写真の左から紹介

Kさん(主婦)30代

海からほど近い、築5年の戸建てに夫と3人の子どもと暮らす。庭のウッドデッキをBBQなどで活用。

Aさん(主婦)30代

築5年の戸建てに夫と8歳と5歳の子どもと暮らす。旗竿地に建ち、同時期に竣工した家と庭部分を共用している。

Mさん(自営業)30代

夫と2歳8ヶ月の子どもと暮らす。現在はマンションに住み、戸建てを検討中。

集まっていただいた3人の共通点は小さなお子様がいらっしゃるという点。
「子育て」x「お庭」のリアル意見が次々に…。
悩みもあれば理想もある。お庭を活用した子育て術がきっと見つかるはず。

家事と気になるお庭のアレコレ

家事と気になるお庭のアレコレ

K:うちは洗濯物を2階のベランダで干しているんです。洗濯機は1階なのにわざわざ2階に干しているのには、理由があって…庭が道路に面していて人目が気になるというのと、生活感をできるだけ出したくないというのがあって。

M:それはありますよね。洗濯物ってどうしても生活感が出てしまって。基本的に洗濯物は外に干したいのですが、虫が苦手なのでなんとか入ってこないようにできないかなって思っています。屋根もあり、開け放つこともできるガーデンルームを持つのが私の理想です。「もうひとつの部屋を足す」という考え方も素敵ですし、他にもいろいろな可能性広がりそう。

K:私は虫は平気なんですが、海が近いので塩害や松ヤニが気になっています。自転車がサビつかないようにサイクルポートを付けたり、広めの土間を設けて、いざとなれば自転車を入れられるように対策はしているんですが、サンルームが便利だとご近所さんから伺って、真剣に購入を考えているところです。

A:サイクルポートもそうですが、やっぱり駐車場に屋根があると助かりますよね。荷物の出し入れや子どもを抱っこして運ぶときも楽ですし、時短にもなります。

K:そうですよね。あるとないとではだいぶ違います。うちでは実用面でも助かっていて。家で焼肉をすると、においがこもって数日とれないことってありますよね? だから天気が良いときは頻繁に外でBBQをしています(笑)。

A:楽しくご飯を食べられて、においもこもらない…まさに一石二鳥ですね! 家をきれいに保てるのは、主婦としてはうれしいです。

家事と気になるお庭のアレコレの事例紹介

将来手に入れたいのはこんなお庭

将来手に入れたいのはこんなお庭

M:通りかかった時にいつもご挨拶するお庭の広いお宅があって「今度これ植えたの…見てね!」って言われたりするんです。そういうのってすごくいいなと思っていて。前までは、家の中央に四角い中庭があって、扉を全部開けると広い空間になるというのに憧れていました。でも最近は、センスの良いお花屋さんみたいな黒いガーデンルームのような空間に仕事ができるスペースを作って、誰でも気軽に入って来れるような感じがいいなと思っています。仕事の打ち合わせや近所の人も関係なく出入りできるような。

A:面白いですね。リビングまで迎え入れると、お互い遠慮したりしますしね。

M:「今日いるかな?」ってのぞいてくれるような家が理想です。そして屋根の下でお茶ができるような庭があれば完璧。そういう場所を作っておけば、子どもが巣立った後でも寂しくないかなと思いますね(笑)。そういったお付き合いをしていきたいんです。高い塀で囲っていたら誰も入らないけど、オープンなガーデンルームのような場所があれば、近所の子どもも普通に入ってくると思うんですよね。家にいながら「うちの子、誰かと遊んでるな」くらいの感じがいいなと思います。

A:昔の縁側のようなイメージですよね。うちは庭から子ども部屋に直接入れるように設計したんです。リビングを通らないので、将来どうなるかなという不安がありますけど、不安要素が出てきたときに考えればいいことかな…と。庭もずっと同じである必要はなくて、都度ライフステージなどによって変えていければ。

K:私もそう思います。実際、家を建ててから数年でうちもどんどん変わっていっています(笑)。

M:うちの夫は仕事から帰ってきたら、ときどき一人になりたいらしいんです。女性はストレスがあったら話したいけど、男性は一人の空間が欲しいらしく。今日も朝、見当たらないなと思ったらベランダで日光浴をしてました(笑)。そういった場所もあるといいんでしょうね。

K:日光浴をしたくなる気持ち…なんとなくわかります(笑)。天気の良い日にウッドデッキでのんびりしたくなるのと同じ気分ですよ。きっと。

M:ライフスタイルに合わせて変更ができて、子どもはアクティブに、大人はリラックススペースやコミュニティスペースとして、庭をうまく活用できたらいいですよね。

将来手に入れたいのはこんなお庭の事例紹介