素敵なインテリアで暮らすゲストに“ 私らしいスタイル ”をコーディネートしてもらう「スタイル手帖」。今回登場するのはLIXILインテリア事業部の藤澤玲子さんです。
プライベートでは3児の母である藤澤さん。LIXILの選べる室内ドアから「ラシッサD ヴィンティア」中心に、子どもたちと楽しく暮らす空間のスタイルレシピを考えていただきました。
\ インテリアレシピとは? /
組み合わせて楽しめるLIXILの建材と人気家具店とのコラボレーションで彩る “ 私らしい ”コーディネートレシピ集です。
※コーディネートはゲストのご自宅のインテリアではありません
※この空間に登場するアイテムリストは、ページ下部「
無骨すぎない“柔らかヴィンテージ”な空間
LIXILインテリア事業部のメンバーとして活躍する藤澤さんは、インテリアコーディネーター、住まい方アドバイサーの資格を持つ“住まい”のプロフェッショナル。「ラシッサD ヴィンティア」のプロモーションを担当しています。
藤澤さん:「『ラシッサD ヴィンティア』は、ヴィンテージのかっこよさを保ちつつ、手入れのしやすさ、傷が目立ちにくいというメリットもあります。濃いめで個性的なカラーリング、レトロな雰囲気を演出する握り玉仕様のハンドルがこだわりです」
藤澤さん:「ヴィンテージ感を出しつつ、柔らかい雰囲気にしたかったので、床は『ラシッサ Dフロア』から明るめの『チェスナットF』を選びました。『ラシッサD ヴィンティア』のドアはネイビーブルーが人気なのですが、今回は家具とのコーディネートを意識してガラス入りのチャコールブラックに。柔らかい空間の引き締めカラーになります」
子どもも大人もハッピー! 機能性抜群の家具選び
藤澤さん:「子どもが小さい間は、リビングで広々遊ばせたいので、センターテーブルはあえて置きません。その代わり、飲みものや本をちょっと置いておく用のサイドテーブルをソファの横におきました」
サイドテーブルのブラックは、ドアの色とリンクさせているそう。個性的なデザインがインテリアのアクセントになります。センターテーブルをなくすことで空間がすっきりと広くなりました。
また、ソファの素材も子育て世代にオススメのアイテムなのだとか。
藤澤さん:「見た目や質感まで革の風合いを再現した“スーパーレザーテックス”のソファは重厚感もあり、ヴィンテージスタイルにぴったり。水を弾いてくれる素材なので、子どもが飲み物をこぼしてもサッと拭くだけでお手入れが簡単なんです」※こちらのソファは現在販売していません。
「ラシッサD ヴィンティア」も、スーパーレザーテックスのソファも、ヴィジュアルのかっこよさと機能性を両立している優れものです。
高いデザイン性&ひと工夫ある家具で、すっきりおしゃれ空間に
藤澤さんが選んだダイニングテーブルは「CRASH GATE」のダイニングテーブル。ブラックの脚と、木製板の組み合わせがクールです。
藤澤さん:「子どもがいると、とにかくモノが増えがち! ダイニングテーブルはちょっとした物置になっちゃいますよね。そこで、オススメなのが棚付きのダイニングテーブル。子どもの絵本や読みかけの雑誌、おもちゃはカゴに入れておけば、インテリアの一部になります」
テーブルに合わせたのは、スチール製でインダストリアルなデザインのチェア。ブラック・グレー・グリーンと色をあえて揃えないことで遊び心を演出しています。子どもたちに色で座る場所を伝えてみても楽しそうですね。
リビングやダイニングの壁面にもすっきり空間を叶えるちょっとしたアイテムを発見。左/すっきり棚は木製棚板(チーク)と棚柱(アイアンブラック)の組み合わせ。右/磁石がくっつくアクセントボード(ブラック)(ともにLIXIL製品)
藤澤さん:「壁面に設置したすっきり棚は様々な色の組み合わせができるのですが、今回はダイニングテーブルと合わせて、棚柱をブラックにしました。また、真っ黒な壁、これは実は磁石がくっつくアクセントボードという商品です。ちょっとしたアートや写真を貼ったり、季節によって飾るものを変えて楽しめます。壁面に穴を開けたくない!という方にもおススメです。」
カラーがマットなブラックなので、飾るモノに関係なく何だかオシャレに見えますね。
藤澤さん:「飾るモノを簡単に変えられるので、子供が学校で作った作品などを、一定期間飾る家族の展覧会スペースにするのもいいですね。」
パイン古材を使用したアンティスシリーズのテレビボード(※現在販売しておりません)は、アンティーク感があり落ち着いた雰囲気。ウッド×ブラックの組み合わせで、ダイニングテーブルとさりげなくリンクさせているのはさすがのテクニックです。
心地よい空間=統一感のあるインテリア
藤澤さんのコーディネートレシピ、いかがでしたか?全体的に抑えめのトーンで落ち着いた雰囲気ながら、子どもがすくすくと成長できる工夫が散りばめられています。
藤澤さんは“全体的な統一感”を意識してコーディネートしてくれました。
色や素材のポイントを合わせることで、空間に統一感が生まれるんだそう。そのテクニックはすぐにでも取り入れたいですね。
・Photo by:神出暁
・Writing by:小野喜子