新素材アクアセラミック

新たなトイレの姿を生み出していく、
それが、SATISのデザイン。21世紀の幕開けとともに誕生以来、トイレそのもののありかたを見つめてきたSATIS。そこには、これまでのトイレを超え、トイレという姿そのものを変えていこうというDNAが脈々と受け継がれています。

2001年の誕生以来、SATISは、「グッドデザイン金賞」はじめ、
たくさんの賞を受賞してきました。

2001年

グッドデザイン金賞

2016年

レッドドット・デザイン賞
プロダクトデザイン2016

2001年
JIDAデザインミュージアムセレクションVol.4(認定)
日経優秀製品・サービス賞優秀賞
2003年
環境・設備デザイン賞 設備器具デザイン部門 最優秀賞
2004年
グッドデザイン賞※MCのデザイン変更で新規受賞、現行サティスSタイプに継続中。
MONO2004 スーパーグッズオブザイヤー 生活家電部門 銀賞
MONO2004 スーパーグッズオブザイヤー 審査員特別賞 技術賞
2006年
第5回サライ大賞・環境に優しい部門
2013年
グッドデザイン賞※サティスGタイプ
2016年
グッドデザイン賞※サティスGタイプ(モデルチェンジして新規受賞)
開発者インタビュー
研ぎ澄ます、創り出す。 すべては、トイレ空間に、 新しい可能性をもたらすために。
デザイン部
トイレ・洗面デザインチーム
松本大輔
デザイン部
トイレ・洗面デザインチーム
チーフデザイナー
都築秀昭

SATISデザインのコンセプトやイメージを構築した都築、
そして実際の造形・デザインワークを担当した松本が、そこに込められた思いを語ります。

シンプル、コンパクトを極めていく、その最新の成果がSタイプ。

都築:Sタイプのデザインは、初代SATISからのコンセプトを受け継ぎながら、いかに進化させ、研ぎ澄ませていくかを考えました。Sタイプのコンセプトで、重要となるキーワードはシンプル、コンパクトです。
それらはトイレ空間に新しい価値を作り出し、広くユーザーに受け入れられてきました。だから今回も、よりシンプルで、コンパクトなトイレを目指し、SATISの理想の姿を実現していくことを目標としました。今回のモデルは、歴代のSATISの中で、最もその価値が極められている、現時点での最高の成果であると思います。

松本:私は理想の実現に向け、細部の造形処理まで徹底的にこだわり、作業を行いました。シンプルの追求を例にとれば、サイドの便フタラインや、便器と機能部の合わせなどです。ライン一本一本を整理し、ミリ単位での精度の積み重ねを行うことで、デザイン上のノイズを極限まで排除していきました。また外側のフォルムはもちろん、便フタを開けた時の見え方まで、配慮しています。シンプルを追求することは、見た目の美しさだけでなく、そのまま清掃性の良さにもつながっています。Sタイプのデザインを研ぎ澄ませていくことは、新しいユーザー価値を創出することにもつながるのです。

都築:ユーザー価値の創出という点でいえば、コンパクトというキーワードも、単に日本の狭い住宅にも収まりやすいという物理的な価値にとどまらないわけです。Sタイプはコンパクトな上に、シンプルで無駄のないデザインなので、どんな空間にもマッチし今までの概念にとらわれない自由なトイレ空間の提案ができる。清潔性や、においの除去といった技術が前提とはなりますが、例えばリビングトイレみたいな提案もあるかもしれない。そこから見えてくるのは、住宅空間や生活シーンの新しい可能性なのだと思うのです。

レッド・ドット・デザイン賞を受賞、
人の心に寄りそうGタイプ。

都築:Sタイプに対し、一方でGタイプではシンプルや先進的といったSATISの根幹コンセプトはそのままに、よりくつろぎやゆとりの時間を創出するというテーマを掲げました。そのためにSタイプにはない、優雅でおおらかな、やさしい造形を追求していくことにしました。

松本:Gタイプは、Sタイプが直線基調なのに対し、丸みを帯びた、柔らかなフォルムにしています。分かりやすく言えば、Sタイプは建築との調和を図るような「壁に近づく形」、かたやGタイプは「人に近づく形」という、全く新しい造形イメージで作業を進めました。私は、自分のデザインの仕事には、あるひとつの理想の形に向け、研ぎ澄ませていくという面と、まったく新たな価値を創り出していくという面があると思います。Gタイプは特に後者のスタンスでデザインをしました。

都築:Gタイプは、Sタイプにはない、つまりこれまでのSATISにはなかった価値を追求したものといえるわけです。その意味で今回、ドイツの国際的なプロダクトデザイン賞である『レッド・ドット・デザイン賞』においてGタイプが受賞できたのは、まさにその新しい価値が評価されたのだと思います。

今までのトイレの概念を超えていく。

松本:今後のデザインの方向性について、いまLIXILの水回り製品では、目指すべき3つのデザインバリューを掲げています。『本質(ESSENCE)』『洗練(SOPHISTICATED)』『気配り・おもてなし(THOUGHFUL)』の3つになります。それらを常に意識して、理想を形や新しい価値の実現に向け、さらに前進していきたいです。

都築:今までのトイレの概念を超えた、新しい住空間やライフスタイルを生み出していく。そのためにはSATISのデザインには、全く新しいアプローチにチャレンジしていく必要があると考えています。気が早い話ですが、まだ見ぬ次のSATISに向け、すでに準備も着々と進行しています。これからも新しいSATISに期待していただきたいですね。