いつまでもご愛用いただくために、普段のお手入れは次のことに注意してください。
自動センサー、タッチレスセンサーの表面は汚れ、洗剤、水滴などが付着すると誤作動（勝手に水が出るなど）の原因となります。特に注意して日常のお手入れを行ってください。
日常のお手入れ
布などを使用したお手入れ
•汚れは、乾いた柔らかい布で拭き取ってください。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取り、その後水拭きし、から拭きしてください。
•水栓の裏側や狭い隙間などは、30cm程度の薄い布の両端を持ち左右に動かしながら拭き取ってください。
•お手入れ後は、水滴や汚れ、洗剤を残さないように、から拭きしてください。
重要
商品の表面を傷めるおそれのある以下のものは使用しないでください。
•クレンザー、磨き粉などの粒子を含んだ洗剤
•酸性洗剤、塩素系漂白剤、アルカリ性洗剤、カビ取り剤
•研磨粒子入スポンジ、ナイロンたわし、ブラシなど
•シンナー、ベンジンなどの溶剤
※ヒビ割れや変形、変色、故障、性能劣化の原因となります。
【センサー部】
•センサーに直接水または洗剤をかけないでください。
※誤作動や破損、故障の原因となります。
•ナイロンたわし、ステンレスたわし、メラミンフォーム、ブラシなどは使用しないでください。
※センサーにキズがつくと、正常に作動しなくなるおそれがあります。
【センサー部以外の部分】
•メラミンフォームをご使用の際は、こすりすぎるとキズがつくことがありますのでご注意ください。
•着色されたうがい薬などが商品に付いた場合は、商品表面の変色の原因となりますので、すぐに水拭きし、から拭きしてください。
変色やキズがついてしまった場合は、取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへお問い合わせください。
ハンドル部の掃除
湯水表示部に汚れがたまった場合は、水で濡らした布や、綿棒などで拭き取ったあと、最後にから拭きしてください。
先のとがったもので引っかいたり、強くこすったりしないでください。
※湯水表示部に傷がついたり、はがれたりする場合があります。
※図やイラストは、品番や出荷時期によって現品と形状が一部異なる場合があります。
定期的なお手入れ
長くご使用いただくために定期的なお手入れをおすすめします。
吐水口の掃除
吐水口内部のゴミ詰まりは機能を低下させます。ときどき次の要領で掃除をしてください。
1.レバーハンドルを閉じる。
2.ハンドシャワーを引き出す。
3.ハンドシャワーの裏側にある切替ユニットストッパーの溝部にマイナスドライバーなどを掛けて引き抜く。
4.切替ユニットを外して、ストレーナーについたゴミを歯ブラシなどで洗剤を使わずにこすり落とす。
ハンドシャワー内部にゴミが付着している場合は取り除いてください。ハンドシャワー内に磁石が入っているため、金属製のゴミなどが付着することがあります。
5.位置合わせの向きを合わせ、切替ユニットを差し込む。
6.切替ユニットストッパーの溝が吐水口側になるようにはめる。
取付後に、切替ユニットが抜けてこないことを確認してください。
吐水口部の操作性（月1回以上）
ときどき吐水口部をまわしてください。
吐水口部を長期間まわさずに使用すると、回転部に水アカなどが付着し、まわりにくくなります。無理にまわそうとすると、配管に負荷がかかり、漏水の原因となります。
水まわりの漏水（年2回以上）
洗面台やキッチンキャビネット内の水まわりの漏水がないか点検してください。
見えない部分は特に注意が必要です。
劣化・摩耗などで部品が破損し、ケガをしたり、漏水して家財などを濡らす財産損害発生のおそれがあります。
水栓本体のガタツキ（年2回以上）
水栓本体のガタツキがないかを確認してください。
水栓本体にガタツキがあるままご使用になると、配管に負担がかかり、漏水の原因となります。
散水板の掃除
日頃から散水板の表面を水拭きしてください。散水板が汚れていると、水の流れが乱れたり、水切れが悪くなります。年に１回程度、散水板の穴を安全ピンなどで刺して、目詰まりを取ってください。
散水板に湯アカやゴミがたまると、水の量が少なくなります。
•つまようじで取らないでください。
※詰まるおそれがあります。
•安全ピンの取扱いに注意してください。
※ケガをするおそれがあります。
•強い力で刺さないでください。
※散水板の穴が変形したり、内部が破損するおそれがあります。
自動センサーON/OFFスイッチの掃除
スイッチのまわりを歯ブラシなどで軽くこすって汚れを取り除いてください。
汚れがたまるとスイッチ操作が重くなる場合があります。
電源プラグの掃除（月1回以上）
電源プラグに付いたホコリを取り除いてください。
電源プラグにホコリなどがたまると、湿気などで絶縁不良となり、火災の原因になります。電源プラグを抜き、乾いた布で拭いてください。
定期的な部品交換のお願い
安全･快適にご使用いただくため定期的な部品交換が必要です。取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへ修理をご依頼ください。有料となります。
※部品交換の際は、商品状況により摩耗箇所以外の部品交換も必要な場合があります。
摩耗劣化する部品の交換
•部品が摩耗･劣化すると漏水などの原因となるため交換が必要です。
※保証期間外の各部品交換は、有料になります。
•摩耗劣化する部品の例（水栓の種類によって異なります）
例）逆止弁、ハンドル、ハンドシャワー、シャワーホース、ソケット部、バルブ部（シングルレバーカートリッジ、バルブカートリッジなど）、電装品（電磁弁、センサーなど）、パッキンなど
<定期的な点検・部品交換のめやす>
逆止弁は3～5年を目安に交換してください。
逆止弁が正常に機能しなくなると、水が逆流するおそれがあります。また漏水など予期しない不具合の原因となります。
※取付店（または販売店）またはLIXIL修理受付センターへ修理をご依頼ください。有料になります。
湯側止水栓1ヵ所、水側止水栓1ヵ所
※ノーマルタイプの水側止水栓は、湯側止水栓と同じ形です。
