都市型住宅と外構のヒント

どんなに狭いスペースであっても、工夫次第で魅力的な門まわりを演出できます。エクステリアは「飽きたから」といって、簡単に取り替えることはできません。建物の設計段階からしっかりと計画しておくことが満足への第一歩です。

1.狭小地だからとエクステリアをあきらめていませんか?

ひときわ目をひくシンボルツリーのあるゆったりとした構えの門を入ると、その先には玄関へと続くゆるやかなカーブを描いたアプローチが見えてくる。エントランスの両側には季節感のある草花や、頭上を包み込むような落葉樹のトンネルが、お客さまを優しくお迎えする・・・・・そんなシーンは誰もがあこがれる、理想的なエクステリアのイメージではないでしょうか。
しかし残念ながら、現実はそううまくいかないことの方が多いのです。それはなぜでしょうか。

1.狭小地だからとエクステリアをあきらめていませんか?

一般的に敷地の南側に道路がある場合、日本では建物を敷地の北側に寄せて建てることになります。その結果として、建物と道路の間には庭のスペースが十分にとれます。そこに門構えやアプローチを含めた前庭、そして主庭をつくるというのが今までのエクステリアの考え方でした。
ところが昨今では敷地の狭小地化が進み、特に都市部においては、先にあげたような理想的なエクステリアを実現するのが難しくなってきているのです。

狭小地の場合には、南側に道路があるいわゆる南入りの敷地であっても、道路ギリギリまで建物が建つこととなり、道路と玄関の距離も非常に短くなってしまいます。もはや北入りや東西入りの敷地との違いがなくなりますが、これが現実と多くの人があきらめてしまいます。

だからといって、床を全てコンクリートで固めてしまうだけでは、無味乾燥なエクステリアとなってしまいます。一度コンクリートで固めてしまった玄関先は、後々のリフォーム時にも解体費用が上乗せされて無駄な費用がかかります。

「土地が狭くてわが家は無理!」とあきらめる前に、そして妥協したエクステリアをつくって後悔しないためにも、いくつかのとっておきのアイデアをご紹介しましょう。

門まわり・塀・フェンスの選び方のポイント

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