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競技者からのメッセージ

Message
女子日本代表 山口 真理恵 選手

山口 真理恵 選手

山口選手がラグビーを始めたきっかけについて教えてください。

小学生の頃、日本代表の鈴木陽子選手や元日本代表の鈴木彩香選手の家が近くにあり、小中学校は一緒だったので、タグラグビーとラグビーを一緒にやっていました。
きっかけとしては、近くの公園で遊んでいた時、鈴木陽子選手のお父さんが声をかけてくれて、鬼ごっこをしていたのですが、実はその鬼ごっこがタグラグビーでした。

オーストラリアに留学をされていたようですが、留学のきっかけは何だったのですか?

高校2年生の時にユース遠征でニュージーランドに行った時に、現地のマナワツの女子の選手と試合をしたり、ニュージーランドのコーチからコーチング受けたり、マオリのハカ、マオリの料理を食べたり、ニュージーランドの文化を体験したりしました。その時の経験がすごく刺激になって、留学しようと決めました。
オーストラリアでは、たくさん試合ができる環境と海外選手の考え方や価値観を知ることができて、とても良い経験になりました。ラグビー以外でも海外の文化にも触れることができ、自分にとっても良い勉強になりました。

山口選手にとってのラグビーの魅力を教えてください。

そこがなくなったら辞めなきゃいけないとさえ思っているくらいなので。
私にとってのラグビーの魅力は、飽きないところですね。
ルールが毎年少しずつ変わったり、一緒にプレーする選手も入れ替わったりするので、 チームとしても個人としても追及することがたくさんあります。ラグビーはパスだけではなくキックもできるし、さらにはタックルという格闘技的な要素もある幅が広いスポーツなので、いろいろなことを考えながら自分自身を向上させることができて楽しいです。

今年の意気込みを教えてください。

6月にフランス遠征があります。そこでトップ4であるフランスに勝つことで、チームとしても個人としても今後に向けて自信をつけたいと思います。
そのためにも、プレッシャーとフィジカルの強いチームに日本がどう勝っていくかを考え、これなら勝てるという自信をつけることがフランス遠征の課題だと思っています。
また、アジアにおいては、日本は中国に100%勝てるレベルではないと思っています。中国も国際試合で経験をつけていると思うので、五分五分のゲームになってしまうという危機感があります。だからこそ、日本もいろいろな知恵を絞り、工夫をしながら練習をして100%勝てるように頑張らないといけない。
目標は大きく持ちたいですが、口で言っているだけではダメなので、今後行われる主要国際大会への出場枠を獲得していくことが目の前の最大の目標です。出場枠を獲得しないと次の試合はないので、まずはそこを成し遂げたいと思っています。

山口 真理恵 選手

ファンの方へ、メッセージをお願いします。

今のサクラセブンズは早い球出しや、ボールをなるべく繋ぎ相手にタックルさせる隙を与えない敏捷性、DFでは大きい相手に粘り強く低いタックルをするというのが、私たちのラグビーだと思います。私たちも結果をしっかり残せるように頑張っていきたいと思いますので、私たちのラグビーの実際の試合を、ぜひ観に来ていただけたら、すごくうれしいです。