門扉の効果と設置のポイント1

新築時に外構を一緒にと考えている方、外構リフォームを検討されている方にぜひ知っていただきたい、門扉の効果と、玄関まわりのスペースを生かした具体的な設置のポイントについてご紹介します。

1.玄関先のスペースをコンパクトに囲う

どんなに狭い敷地であっても玄関ドアの前にはポーチと呼ばれるタイル張りなどの床があるはずです。このスペースを囲って空間を作ることで生まれる安心感は意外と大きいものがあります。高級マンションでも採用されている玄関ドアを共用廊下から後退させ、その前にスペースを確保するアルコーブと同じ考え方です。

1.玄関先のスペースをコンパクトに囲う

通常、長方形の玄関ポーチは最低でも1面は建物の外壁と接しています。場合によっては2面、3面が外壁に囲まれているケースもあります。残った面のみ塞げば良いので比較的ローコストで設置できるのも大きな魅力と言えるでしょう。

悪いレイアウト例

悪いレイアウト例

正面入りの例

正面入りの例

良いレイアウト例

良いレイアウト例

側面入りの例

側面入りの例

プランニングのポイントとしては、一般的に玄関ドアが外開きで門扉が内開きとなるので、扉同士がぶつからないようにしておけば安心です。また、人が通るライン(人の動線)を考えて門から玄関までスムーズに通れるよう扉の開く向きも考慮しておきましょう。

また、玄関の横にスペースがあれば動線を正面からではなく、側面に移すことで玄関の正面に植栽スペースが確保でき、より落ち着いた玄関まわりを演出することが可能です。
いずれのプランもすでに出来上がってしまっている玄関ポーチに後から設置することもできる後付け施工が可能なので、リフォームを検討されている方にもおすすめです。

BEFORE AFTER

正面入りの例

扉同士がぶつからないようにしておけば安心

BEFORE AFTER

側面入りの例

玄関の正面に植栽スペースが確保できる側面入り

お子様やペットの飛び出しの防止にもおすすめ。新築はもちろん、リフォームにも対応可能な「アーキキャストポーチ取付仕様」