SCROLL DOWN SCROLL

story03 音楽Canor 窪川勝哉はカノールで聴く。

KATSUYAKUBOKAWA

キッチンにターンテーブルがある、
そんな暮らしが素敵だなって思ったんです。
キッチンにターンテーブルがある、
そんな暮らしが素敵だなって思ったんです。

窪川勝哉プロフィール画像

Stylist Profile 窪川 勝哉

20年以上もの間インテリアスタイリングの第一線で活躍。
インテリア&プロップスタイリストとして、ショップディスプレイから雑誌関係、家具メーカーのカタログなど幅広く手掛けている。現在は東洋大学ライフデザイン学部で講師としても活躍中。

スタイリング
コンセプト

「このスピーカーを置く前提なら、
扉カラーはやっぱりクラシックブルー

自宅で使っているいくつかのスピーカーのうちのひとつが、
この定番といえるJBLの4312シリーズなんです。
このシリーズはブルーバッフルとウォルナットの組み合わせがとても美しい。
このお気に入りのスピーカーをキッチンに置き、好きな音楽を聴きながら、忙しいキッチン時間を心地よく楽しめたらなと思いました。

スピーカーの画像
スタイリングの様子

素材感
について

「ファッションの世界のセオリーをインテリアに取り入れてみました」

扉カラーを選ぶ際、このJBLのスピーカーのブルーに合うクラシックブルーをメインに考えつつ、一方、スピーカーの色(マテリアル)の組み合わせとも合うよう、吊り戸のほうにウッド系の扉カラーをセレクトしてみました。

扉カラーを合わせる際には通常1色でまとめるのがセオリーかもですが、スピーカーの色の組み合わせから全体を考えた結果、この配色になっています。

また、ファッションの世界でのカラーの組み合わせのひとつとして、「アズーロ・エ・マローネ」という、青と茶を組み合わせるイタリアオヤジ的着こなしがあるのですが、その色合わせをインテリアにも取り入れてみたという感じでしょうか。

スタイリングの様子

音楽というテーマから、ブルー×ウォルナットの重厚感とカジュアルさが共存したJBL4312シリーズを選んだ。

スタイリングの様子
スタイリングの様子

まず最初に自分がもっとも見せたいインテリアは何かを考え、そこからベストな配色と棚板の高さを決めていく窪川氏。

「すごく頑丈なフレームですね。
さすがキッチンメーカーの製品だと思います」

インダストリアル系インテリアが流行りだした頃から、空間を引き締めてくれるアイアンのフレームが流行りだしましたが、近年は細いフレームがトレンドになっています。
このカノールのフレームはスリムだけど、荷重をしっかりと支えてくれる安心感がありますね。ここはさすがキッチンも作っているメーカーの製品という感じですね。高さや幅のバリエーションも豊富で、好みのサイズで好みの形状に組むことができました。

カノールの商品情報を詳しく見る

スタイリングの様子

使用感
について

「スタイリストにとって、情報のすみ分けがしっかりできるのはいい収納。カノールは組み合わせの自由度もポイント高いです」

“見せる収納”をキッチン付近で使う場合、見せて飾るだけだと細々した調味料やカトラリー類など、すべてが目に入ってしまってちょっと煩雑になってしまう。
カノールは「見せたくないモノの情報は少なく」、逆に「見せたいモノの情報は多く」と、うまく情報量のすみ分けができるので、とても素敵に、しかも使い勝手も良くスタイリングすることができました。

また何といっても家電のスライド収納があるのが、通常のシェルフとは大きく異なる点でしょう。
通常のシェルフでこの配置をしたら、炊飯器とかが使いにくくてしょうがない。
蓋を開けるためにわざわざ相当なクリアランスをとらなくてはならないですから、この美しい配置バランスは崩れちゃいますよね。

スタイリングの様子

組み合わせの自由度もポイントですね。通常のシェルフだと幅、高さ、奥行きで収納の形状が決まりますが、カノールなら下部のユニットと上部のユニットを分けて組めば、収納でありつつ、キッチンカウンターのように使うことができます。
僕はスタイリングの際、下部のユニットと上部のユニットの幅を変えてみたので、その余白に額装したレコードを飾り、動きのあるコーナーを作ることができました。

カノールの特長を見る

スタイリングの様子
スタイリングの様子
スタイリングの様子

インプレッション

Q.カノールは今までに出会った収納とどう違いましたか?

「フレームと扉の安心感と安定感が違いましたね」

キッチンを手がけているメーカーが作っている商品だけあって、フレームと扉が丈夫だと感じました。
また僕は左下段にボトルをスタイリングしましたが、正面からだけではなく、サイドからもモノにアクセスできる点も素敵だなと思いました。サイドが補強だらけの収納も多いので。

スタイリングの様子
スタイリングの様子
スタイリングの様子
スタイリングの様子

Q.キッチン以外ではどんな空間に使ってみたいですか?

「リビングはもちろん、頑丈さを生かして“見せるガレージ”なんかがいい」

今回スタイリングしてみて、レコードを並べるのにもピッタリだなと気づいたのですが、雑誌類などを飾るのにもちょうどよい高さで棚のピッチが組めます。だから下段のほうに本のストックを並べつつ、上の方には装丁の美しい本を並べてリビングの書棚にしてみるとか。もしくはしっかりした安定感を生かして、ガレージなどに一面組んで使ってみたいです。お気に入りのパーツを飾ったりしながら。

スタイリングの様子

窪川勝哉スタイル

窪川勝哉スタイルのキッチン

カノール プラン目安価格 64万円

※価格には家電や小物、施工費用は含まれません。

カラー

棚板/カウンター

ラスティックブラウンの素材画像

ラスティックブラウン

フレーム

ブラックの素材画像

ブラック

エイジドオークの素材画像

エイジドオーク

クラシックブルーの素材画像

クラシックブルー

キッチンの寸法
カノールの商品情報を詳しく見る
色やパーツを詳しく見る
ショールームで詳しく見る

“見せる収納”のかしこい使い方

棚置きのスピーカーで音にもこだわる

専用のスピーカースタンドでなくても、家具の素材や色をあわせて、スピーカーを棚にディスプレイすることで、音楽のある素敵な空間を演出できます。でも、音にこだわるならスピーカーの設置場所はとても重要。ここではスピーカー設置の基本となる3つのポイントをご紹介します。

スピーカーの距離 イメージイラスト

①スピーカーの距離

2つのスピーカーで視聴する場合、視聴位置と左右のスピーカーを直線で結んだときに、正三角形か二等辺三角形となる距離感が理想です。また左右のスピーカーの間隔は1m以上あけるのが良いでしょう。さらにスピーカーとその背面や左右の壁の距離が近すぎると、音が壁に反射してしまうので、少なくとも30cm以上あけることも大切です。

スピーカーの高さ イメージイラスト

②スピーカーの高さ

スピーカーの高さはおおよそ耳の位置が良いとされています。
ウーファーとツイーターの2ウェイ構成のスピーカーなどは、上部にあるツイーターの位置が耳の高さに来るように設置するのがおすすめです。

スピーカーの角度 イメージイラスト

③スピーカーの角度

スピーカーの角度は、より良い音響を実現する上で、とても重要な要素です。基本は両肩を目安に、やや内側に向けるのが良いとされています。ただし角度による音の聞こえ方は、部屋の広さや、家具の配置、壁の材質、さらにはスピーカーの種類などによって影響を受けるので、実は決まったセオリーというのはありません。ぜひ実際の視聴環境でベストな角度に調整してみてください。

こだわるほど細かい調整をしたくなるのがスピーカーの配置。色と形の組み合わせや高さの調整などをDIY感覚で楽しめるカノールで、お気に入りのCDや、オーディオ機器と一緒に、こだわりの配置を追求してみてはいかがでしょうか。

カノールの商品情報を詳しく見る

ファッションブランドの店舗ディスプレイに倣う イメージイラスト

ファッションブランドの店舗ディスプレイに倣う

ファッションブランドの店舗ディスプレイはとてもよく考えられています。基本は「置きすぎない」ということ。美術館や博物館で例えるまでもなく、重要なアイテムの周囲に十分な空間を作るという行為は、より尊重している印象を与えるわけです。
リビングルームはとくにインテリア性が求められる空間なので、お気に入りのアイテムをいくつか選んだら、そのまわりにあえて何も置かない場所をつくってみてはどうでしょう。
簡単そうでいて実はなかなかできなかったりしますが、カノールなら型にはめず、自由な感性で、“見せる収納”が楽しめるのでぜひ試してみてください。自分の中の価値観が大きく変わるきっかけになるかもしれません。

またダイニングでも通年同じアイテムをディスプレイ収納するのではなく、アパレルショップに倣い、季節感を意識してみるのも面白いと思います。植栽だけでなく器の柄、色などを組み合わせ、トータルに世界観を表現すると、“眺めのいい収納”ができます。カノールだからこそできるテクニックと言えるでしょう。

お気に入りの食器は見せる収納で使い勝手との両立を イメージイラスト

お気に入りの食器は見せる収納で使い勝手との両立を

お気に入りの食器は、食器棚の中に大切にしまっておくのも良いですが、<見せる収納>で上手に飾ることで、インテリアの一部にもなります。お店やカフェで棚に美しくディスプレイされた食器は、目で見ても楽しめ、憧れる方も多いのではないでしょうか。
ですが、そもそも食器は形も大きさもバラバラで、収納に困ることが多い面もあります。
奥のものが取り出しづらく、いつも手前の同じ食器を使っていたり、大きい食器を取り出す時に他の食器とぶつかって欠けてしまうなんてことも。食器は毎日使うものだからこそ、キッチン収納の使い勝手には気を配りましょう。

他のスタイリストを見る