2022年4月に発売のラシッサDの新レーベル 「KINARI MODERN(キナリモダン)」。
このコラムでは「【KINARI MODERN 02】私の時間、ふたりの時間に、心地よいくつろぎ空間」のコーディネートに合わせた家具や小物に注目してご紹介します。
建具や床、格子など建材とのコーディネートはスタイル手帖をご覧ください。
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【KINARI MODERN 02】私の時間、ふたりの時間に、心地よいくつろぎ空間
おもてなし上手な家具で揃えたダイニングで過ごす友人との時間
コーディネート「KINARI MODERN 02」
「KINARI MODERN 02」のコーディネートは、木の持つ自然な濃淡をイメージした床材や、縦を基調としたシンプルなデザインの建具や格子をベースにした空間。
なじみよい単色アイテムを取り入れたモダン要素もあるスタイルです。
ダイニングセットは「HIDA」のもの。
日本を代表する家具の産地 岐阜県飛騨で、使う人を想うものづくりを行うブランドです。
そんな「HIDA」の家具は、色々な“心地”が満たされるものばかり。
つい長居してしまいそうなほど、居“心地”のよいダイニングスペースです。
ダイニングテーブルとオープンシェルフは「AWASE」シリーズ(どちらもHIDA)
ダイニングテーブルは、天板の形が少し不思議な形をしています。
片側は直線、もう片側は円形。直線側には「オープンシェルフ」をくっつけて、テーブルを広くして使うことも可能。
広さを自由に変えられるダイニングテーブルがあれば、休日に友人を招いて過ごすのも楽しみになりますね。
壁沿いに置いてもよし、テーブルにくっつけても使える「オープンシェルフ」。
シンプルな木目と丸みのあるフォルムは、お部屋の雰囲気をまろやかに。
ほんのり赤みがかったビーチ材の色合いは空間にあたたかみをもたらしてくれます。
「AWASE」シリーズは直線の面を壁にピッタリと合わせて配置することもできるので、色んなシーンにフィットする、使い“心地”抜群の家具シリーズです。
左/「SEOTOチェア」、右/「cobrinaチェア」、(どちらもHIDA)
「HIDA」の家具はチェアの座り“心地”も自慢です。
「SEOTOチェア」は木を削り出してつくられており、そのディテールからは極められた職人の技術を感じます。曲木の背もたれは広く、座ってみると背中をしっかりと包んでくれます。
「cobrinaチェア」は名前のとおり“小ぶりな”デザイン。
高さが抑えられているおかげで空間が広く見え、軽やかな印象です。「HIDA」の中では珍しい塗装の単色カラーが、室内ドアの色味ともマッチしています。
仕事もプライベートも快適に。リラックスできる家具たち
自宅で仕事をすることが増えた新しい生活スタイル。
「KINARI MODERN 02」では、リビングとワークスペースを格子でゆるやかに仕切り、気分が切り替えやすくなるようなコーディネートをご提案しています。
オフの時間にはゆったりと気持ちが落ち着けられるよう、リビング空間の家具にもこだわりました。
低めの座面のソファは、同様に丸みのある木脚がついたセンターテーブルと組み合わせてコーディネート。ソフトな雰囲気で仕事の疲れも和らぎます。
ソファの背面は格子状になっており、縦のラインを基調としたこの空間にピッタリ。
ソファは「温雅 ソファ」(HIDA)、センターテーブルは「KUUROセンターテーブル」(NOWHERE LIKE HOME)(※現在販売していません)
ソファはひじ掛けがなく奥行きがしっかりとあるデザイン。ごろんと寝転ぶと背中をぐーっと伸ばせます。一瞬でオフの自分に戻れるスイッチのような場所になりそうです。
センターテーブルは上品で落ち着いた木目が特徴の、樹齢30年以上のチーク材を使ったもの。使ううちに少しずつ褐色になり深みがでてくる経年変化もチーク材ならでは。時間と共に愛着が深まります。
ラタン仕上げの小さいサブテーブルは回転する仕様のため、メインテーブルの下にすっぽりと納めるとお部屋を広く使うこともできます。
ラウンジチェアは「シードル ラウンジチェア」、スツールは「シードル スツール」(どちらも関家具)(※どちらも現在販売していません)
格子の前に置いたラウンジチェアにゆったりと座って読書もおすすめ。
シーンに応じたくつろぎスペースを作っておくと、家族それぞれが思い思いに過ごせて充実した時間を送ることができます。
ポイント使いで空間がモダンにまとまる。アクセントになるアイテムたち
単色を散りばめた今回のコーディネート。
それだけでも雰囲気は出てきますが、ポイントで配置することでよりモダンなまとまりが出せるアイテムをご紹介します。
壁に取り付けたランプは「Barcelona-wall lamp」(ARTWORKSTUDIO)
まずはこちらの照明。真鍮素材のものをチョイスしました。
素材は金属なのでハードですが、華奢なフォルムでナチュラルな空間にもなじんでくれます。
枕元の小さな明かりは寝る前の読書やまどろみタイムに嬉しい存在です。
ペンダントライトは「Salt&Sugar-pendant」シリーズのもの。(ARTWORKSTUDIO)。ポスター左「Composition 03」、右「Simple FormⅢ」※現在販売しておりません(どちらもPAPER COLLECTIVE)
ダイニングの照明は小ぶりで愛らしいフォルムのものを選びました。
形と色が異なる3種類をランダムな高さで配置して空間に動きを出しています。このような単色でシンプルな形状のアイテムはモダンな印象を高めてくれます。
壁のポスター、室内ドアやチェアの単色との相性もばっちりですね。
ワークチェアは、左「エッグオフィスチェア」、右「MEET OFFICE CHAIR」(どちらもCRASH GATE)
ワークチェアの色味は全体の雰囲気に合わせてやわらかい色で統一しましたが、足の部分は黒いものを選んでアクセントとしています。
自分の感性を大切にした暮らしをおくる人へ
椀は「切立碗 黒 焼締め」、湯冷しは「切立湯冷し 白 焼締め」急須は「大きな急須 白焼締め」(すべてPINT)
作り手のこだわりが詰まった家具たちとモダンな要素の組み合わせ、いかがでしたか?
受け継がれてきた文化や価値観を感じるアイテムも、
モダンな空間の一部としてコーディネートすると身近なものに感じてきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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