「室内ドア」、どうやって選べばいいの?
お部屋の中で意外と存在感を放つ「室内ドア」。
先月のコラムでは、「好きなドアが見つかったら、ドアを中心に周りのインテリアを考えていくことで部屋全体に統一感が出ておすすめですよ」とお話しさせていただきました。
すると「じゃあ、どうやって好きな室内ドアを見つけるの?」というご意見をいただいたので、今回は「室内ドア」の選び方についてお話しできればと思います。
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インテリアに馴染む「室内ドア」を選ぶパターン
室内ドアを選ぶとき、わたしたちがおすすめしている方法として、大きく分けて2つのパターンがあります。1つ目は、“ インテリアに馴染む室内ドアを選ぶ ”方法です。
ユニークな壁紙が印象的なこちらのお部屋。インスタグラムで見つけてひと目惚れした壁紙を部屋の主役になるようにと取り入れたお宅です。このお部屋の場合、主役は壁紙。この世界観を崩さないよう、室内ドアは壁紙に馴染むものをセレクトしています。
▶︎ 室内引戸: 「ラシッサD パレット」 ホワイトオーク
施主様からは「まさにイメージ通り!壁紙にぴったりとマッチして嬉しい」というお言葉をいただきました。室内ドアは毎日開け閉めするため、前にモノを置けないので意外と目立つ部分。テーブルやソファと同じくらい、存在感が大きいんですよね。
次のお部屋も “ インテリアに馴染む室内ドアを選ぶ ”方法を実践されています。
カフェ巡りが好きな奥さまが、「木材や漆喰が使われた空間に、ステンレスの厨房機器があるような佇まいに」とイメージして作った空間。キッチンの壁や床、ダイニングテーブルの色味に合わせて、ナチュラルオークの室内ドアを選んでいただいています。
▶︎ 室内ドア: 「ラシッサD パレット」 ナチュラルオーク
部屋のアクセントになる「室内ドア」選ぶパターン
2つ目は “部屋のアクセントになる室内ドアを選ぶ” 方法です。つまりは室内ドアが部屋の主役とも言える、先ほどと逆パターンですね。
こちらのお宅では、「カッコいい空間にしたい!」ということで、ネイビーブルーの室内ドアをセレクトいただいています。ナチュラルな雰囲気の中に濃色のドアがアクセントにもなり空間の引き締め役になっています。
▶︎ 室内ドア: 「ラシッサD ヴィンティア」 ネイビーブル―
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そういえば、知り合いのお宅では、来客時にトイレの場所を案内しやすいように、トイレのドアだけ、「ラシッサD ヴィンティア」のボトルグリーンしています。
「トイレどこ?」「緑のドアだよ!」
トイレの場所が一発でわかるので便利ですし、こんな会話も意外と楽しいですよね。
「室内ドア」をインテリアに馴染ませるか、それともアクセントにするのか。それだけでも部屋の雰囲気はずいぶんと変わってきます。壁紙や床、家具とのバランスを考えてドアを選ぶと、より自分好みの空間が作れるようになりますよ。
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LIXILの「室内ドア」について。メディア「北欧、暮らしの道具店」にも紹介記事がアップされているので少しだけご紹介させてください。
「Living Deli」アンバサダーでもある、ジュエリーデザイナーの小林有里さんに、ご自宅での室内ドアの選び方について、インタビューをさせていただいています。
●「北欧、暮らしの道具店」 BRAND NOTE 「LIXIL」編
【ご機嫌になれる家づくり】住まいのプロに聞く。心地よい家を作るうえで見落としがちな3つのこと
(02_インテリアに合わせた室内ドアを。見るたびに嬉しくなります)
●小林有里さんの「Living Deli」記事はこちら
こちらもぜひご覧になって参考にしてみてください。
これからも、室内ドアについて掘り下げてご紹介していきますね。次回もお楽しみに。